高松シンボルタワー

香川県高松市に所在する超高層ビル

高松シンボルタワー(たかまつシンボルタワー)は、香川県高松市サンポートに所在する超高層ビル。四国地方で最も高い建築物である。

高松シンボルタワー
高松シンボルタワー 地図
高松シンボルタワーの位置(日本内)
高松シンボルタワー
高松シンボルタワー
高松シンボルタワーの位置(香川県内)
高松シンボルタワー
高松シンボルタワー
高松シンボルタワーの位置(高松市中心部内)
高松シンボルタワー
高松シンボルタワー
施設情報
所在地 香川県高松市サンポート2番1号
座標 北緯34度21分9秒 東経134度2分48秒 / 北緯34.35250度 東経134.04667度 / 34.35250; 134.04667座標: 北緯34度21分9秒 東経134度2分48秒 / 北緯34.35250度 東経134.04667度 / 34.35250; 134.04667
状態 完成
着工 2001年(平成13年)8月31日
建設期間 2年6ヶ月
開業 2004年(平成16年)3月30日
用途 複合施設
地上高
最頂部 151.3m
各種諸元
階数 30階
敷地面積 13,051.18
建築面積 10,649.55
延床面積 103,264.16
エレベーター数 33基
関連企業
設計 松田平田設計
NTTファシリティーズ
A&T建築研究所
大成建設設計共同企業体
施工 大成・戸田建設工事共同企業体
所有者 シンボルタワー開発株式会社
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高松シンボルタワー入口

概要 編集

サンポート高松の中核を担う再開発ビルとして2004年平成16年)に完成した。オフィス、商業施設、イベントホールなどを擁する複合商業施設であり、シンボルタワー開発株式会社が所有している。香川県や高松市のイベント会場としても使用される。タワー棟の9階から28階までは賃貸オフィスになっており、四国地方における経済拠点の一つにもなっている。

最高高さは約151.3mであり、2012年(平成24年)現在、四国地方の超高層ビルとしては最高層となっている。当初の計画では140m台の高さとなる予定であったが、当時中四国一の高さであったNTTクレド基町ビル広島市・150m)を超えるために計画を変更し、現在の高さとなった。しかし、2003年(平成15年)12月にアーバンビューグランドタワー(広島市・166m)が竣工したため、「中四国一」の称号は得られなかった。なお、高松シンボルタワーが竣工するまでの四国最高層の高層ビルは同じ高松市にある香川県庁舎(約113.2m、2000年竣工)であり、こちらは現在第2位となっている。

また、延べ床面積はイオンモール高松(10万7138m2)やゆめタウン高松(11万7000m2)などに匹敵する10万3264.16m2であり、これはショッピングセンターを除く建造物としては四国最大規模となっている。

このビルの開業によって新たに膨大な床面積が供給されることになり、高松市中心部のオフィススペースは約1割増加した。当初はそれまで高松市に拠点を持っていない県外企業の入居を当て込んでいたが、実際はほとんどがそれまで中央通りに拠点を置いていた企業が移転して入居しており、新規進出企業は皆無であった。これは四国経済の拠点的オフィス街である中央通りに大きな打撃を与え、事業所の郊外移転や支店の統廃合といった環境の変化も相まって深刻な空室率の増加をもたらした[1]

施設内の商業施設は、決済サービスのQUICPayに加盟している。

主な施設 編集

ホール棟 編集

タワー棟 編集

タワー棟には多くの企業の支社・支店が置かれ、四国地方における経済的拠点の一つとなっている。 オフィスに入居する主な企業・団体

展望ロビー(高層棟最上階:30階)

  • 南向き、約46m2。かつては約106m2の広さがあったが、2009年(平成21年)2月に一時閉鎖され、同年3月一部がレストランスペースとなり再開放された。

交通 編集

脚注 編集

注釈・出典 編集

  1. ^ “にぎわい元年 光と影 サンポート3”. 四国新聞. (2004年4月3日). https://www.shikoku-np.co.jp/feature/nigiwai/sunport/3/ 2015年3月11日閲覧。 
  2. ^ 高松サンポート合同庁舎で同支局に割り当てられたのは1フロアのみでそこだけでは不足するため、シンボルタワーにも分散している。

関連項目 編集

外部リンク 編集