高田 慎一郎(たかだ しんいちろう、1月5日[1] - )は、日本の漫画家イラストレーター福岡県北九州市出身[2]代々木アニメーション学院マンガ・イラストコース卒業[3]男性

たかだ しんいちろう
高田 慎一郎
生誕 ????1月5日
日本福岡県北九州市
職業 漫画家
活動期間 1994年 -
ジャンル ファンタジー漫画アクション漫画
公式サイト http://takada.anicomi-works.com/
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作品に『神さまのつくりかた。』や『ククルカン 史上最大の作戦』『少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ』『放課後アサルト×ガールズ』など。2022年1月29日からウェブコミック誌がうがうモンスター』(双葉社)で『追放されたので、暗殺一家直伝の影魔法で王女の護衛はじめました! 〜でも、暗殺者なのに人は殺したくありません〜』を連載中。

経歴 編集

1994年に開催されたエニックス主催の第7回ビッグルーキー大賞にて、「ROUGH STONE」で佳作・ビッグステップ賞を受賞しデビュー。その後は主にエニックススクウェア・エニックス)の雑誌で執筆することとなるが、特に『月刊Gファンタジー』(スクウェア・エニックス)誌上ではデビュー翌年の1995年より連載を開始した『神さまのつくりかた。』以降約12年に渡り漫画作品を発表していた。近年は漫画雑誌ではなく、ウェブコミック誌にて作品を発表する機会が多い。作風としては、少女を主人公としたファンタジー漫画を多く執筆している。

商業活動の傍ら同人活動も行なっており、シューティングゲーム制作サークル『風鈴屋』にてシナリオやキャラクターデザインなどを担当。この『風鈴屋』では、高田の商業連載漫画である『ACLLA 〜太陽の巫女と空の神兵〜』を元とした同名ゲームやサウンドトラックなどをコミックマーケットにて頒布している[注 1][4]。この他、クロスオーバー企画『ヒーロークロスライン』に執筆していた関係で、同企画参加作家による合同誌にも寄稿している。

作品一覧 編集

連載 編集

読み切り 編集

書籍 編集

各巻の詳細は該当項目を参照。

  • 神さまのつくりかた。』、エニックスGファンタジーコミックス〉 1996年 - 2002年、全14巻 - 第1巻が初単行本。
  • ROUGH STONE 高田慎一郎短編集』、エニックス 〈Gファンタジーコミックス〉 1999年、短編集
  • シリウスの痕』、角川書店角川コミックス・エース〉 2000年 - 2002年、全4巻
  • 天然濃縮!!オレンジ戦機』、角川書店 〈角川コミックス・エース〉 2001年、全1巻
  • E.T.O.』、スクウェア・エニックス 〈Gファンタジーコミックス〉 2003年 - 2004年、全4巻
  • ククルカン 史上最大の作戦』、スクウェア・エニックス 〈Gファンタジーコミックス〉 2005年 - 2007年、全7巻
  • 青の橘花』、講談社マガジンZKC ヒーロークロスラインシリーズ〉 2008年 - 2009年、全2巻
  • 『ACLLA 〜太陽の巫女と空の神兵〜』、Bbmfマガジン 〈YA!COMICS〉 2009年 - 2011年、全5巻
    1. 2009年11月24日初版発行(11月16日発売)、ISBN 978-4-76-633478-4
    2. 2010年7月17日初版発行(7月16日発売)、ISBN 978-4-76-633513-2
    3. 2011年2月19日初版発行(2月16日発売)、ISBN 978-4-76-633532-3
    4. 2011年6月20日初版発行(6月16日発売)、ISBN 978-4-76-633542-2
    5. 2011年12月19日初版発行(12月16日発売)、ISBN 978-4-76-633562-0
  • 少女政府 ベルガモット・ドミニオンズ』、発行:フレックスコミックス / 発売:ほるぷ出版メテオCOMICS〉 2013年 - 2014年、全4巻
  • 放課後アサルト×ガールズ』、発行:フレックスコミックス / 発売:ほるぷ出版 〈メテオCOMICS〉 2016年 - 2019年、全8巻
  • 『二の打ち要らずの神滅聖女 〜五千年後に目覚めた聖女は、最強の続きをすることにした〜』、双葉社モンスターコミックス〉、2020年 - 2021年、全3巻
    1. 2020年6月30日発売、ISBN 978-4-57-541130-0
    2. 2020年12月28日発売、ISBN 978-4-57-541191-1
    3. 2021年6月30日発売、ISBN 978-4-57-541261-1
  • 『追放されたので、暗殺一家直伝の影魔法で王女の護衛はじめました! 〜でも、暗殺者なのに人は殺したくありません〜』双葉社〈モンスターコミックス〉、2022年 - 2023年、全4巻
    1. 2022年5月13日発売、ISBN 978-4-57-541419-6
    2. 2022年11年15日発売、ISBN 978-4-57-541528-5
    3. 2023年5年15日発売、ISBN 978-4-57-541646-6
    4. 2023年11月15日発売、ISBN 978-4-57-541767-8

小説挿絵 編集

主な非商業漫画 編集

その他 編集

など。

関連人物 編集

  • 矢幡和俊 - 漫画家。矢幡に連れられて当時会ってみたかった元航空自衛隊のパイロットに会いに行く[6]
  • 金田一蓮十郎 - 漫画家。「E.T.O.」第3話にて原稿を手伝っており、キャラクターを1人描き下ろしている[7]

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ なおゲーム版は漫画版の連載開始よりも前に体験版として何度かコミックマーケットにて頒布されているため、漫画版は「ゲームのシナリオを漫画で詳細に表現した」という形に近い。ただし漫画版は後述のヒーロークロスラインにおける一部設定を採用しているなど独自要素が強い。
  2. ^ 電子書籍としては発売されている[1]
  3. ^ a b c d ROUGH STONE 高田慎一郎短編集』に収録。
  4. ^ 問題小説』(徳間書店)2011年2月号 - 9月号連載。
  5. ^ 青の橘花」は全11話であるため、本作では話数表記通り最終話後の展開が描かれている。

出典 編集

  1. ^ 高田慎一郎『青の橘花』 第1巻(第1刷)、講談社マガジンZKC ヒーロークロスラインシリーズ〉、2008年9月22日、表紙折り返し頁。ISBN 978-4-06-349386-3 
  2. ^ 北九州市漫画ミュージアムがついにオープン!”. 時と風の博物館. 北九州市 時と風の博物館 事務局 (2012年8月3日). 2013年10月30日閲覧。
  3. ^ 卒業生実績”. 声優・アニメ専門の学校代々木アニメーション学院. 代々木アニメーション学院. 2016年4月30日閲覧。
  4. ^ 高田慎一郎 (2009年3月9日). “Aclla”. 休日のベイルアウト『男の美学』. 2013年10月30日閲覧。
  5. ^ “終末世界が近付く近未来で少女刑事がある組織と出会い…新連載「終末の魔女と人形」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2023年9月22日). https://natalie.mu/comic/news/542096 2023年9月22日閲覧。 
  6. ^ 高田慎一郎『神さまのつくりかた。』 第8巻(初版)、エニックスGファンタジーコミックス〉、1999年6月27日、192頁。ISBN 4-7575-0032-7 
  7. ^ 高田慎一郎『E.T.O.』 第1巻(初版)、スクウェア・エニックスGファンタジーコミックス〉、2003年6月27日、118頁。ISBN 4-7575-0948-0 

外部リンク 編集