高鍋インターチェンジ

日本の宮崎県児湯郡高鍋町にある東九州自動車道のインターチェンジ

高鍋インターチェンジ(たかなべインターチェンジ)は、宮崎県児湯郡高鍋町にある東九州自動車道インターチェンジである。高鍋市街から小丸川をはさんで北側、川南町木城町の境に近い場所に位置し、宮崎県道308号高鍋インター線(後述)を経由して宮崎県道19号石河内高城高鍋線に接続する。

高鍋インターチェンジ
料金所(2010年7月18日)
所属路線 E10 東九州自動車道
IC番号 27
料金所番号 02-927
本線標識の表記 高鍋
起点からの距離 274.8 km(北九州JCT起点)
川南PA (5.9 km)
(12.1 km) 西都IC
接続する一般道
宮崎県道308号標識
宮崎県道308号高鍋インター線
供用開始日 2010年7月17日
通行台数 x台/日
所在地 884-0006
宮崎県児湯郡高鍋町大字上江
北緯32度09分17.06秒 東経131度29分35.79秒 / 北緯32.1547389度 東経131.4932750度 / 32.1547389; 131.4932750座標: 北緯32度09分17.06秒 東経131度29分35.79秒 / 北緯32.1547389度 東経131.4932750度 / 32.1547389; 131.4932750
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歴史 編集

  • 2000年(平成12年)5月高鍋IC - 西都IC間着工開始[1]
  • 2005年(平成17年)10月18日:東九州自動車道新設工事(高鍋IC - 西都IC間)ならびにこれに伴う町道および農業用道路付替工事について国土交通大臣より土地収用法に基づく事業認定が公示される[2]
  • 2007年(平成19年)4月26日:東九州自動車道新設工事(都農IC - 高鍋IC間)ならびにこれに伴う町道および農業用道路付替工事について国土交通大臣より土地収用法に基づく事業認定が公示される[3]
  • 2010年(平成22年)
    • 6月15日:NEXCO西日本が開通日を同年7月17日と発表。同時に高速道路無料化社会実験の対象区間に追加[4]
    • 7月17日高鍋IC - 西都IC間開通に伴い、供用開始した[4][5]。総事業費は約331億円。高鍋町周辺が口蹄疫の発生区域[6]であったため、開通式典は実施されなかった[7]
    • 8月28日:口蹄疫からの復興を祈願した「がんばろう宮崎!復興イベント」内で高鍋ICの開通式典を実施[8]
  • 2012年(平成24年)12月22日都農IC - 高鍋IC間開通[5][9]

周辺 編集

一般に耳川の戦いとして知られる一連の戦の主戦場。高城川とは現在の小丸川のこと。

接続する道路 編集

 
県道高鍋インター線(県道石河内高城高鍋線から高鍋IC方向)
  • 直接接続
    高鍋ICと一体化した構造であり、信号交差点にて宮崎県道19号石河内高城高鍋線と接続。なお、交差点では県道19号が折れる形になっている。
  • 間接接続
    • 宮崎県道19号石河内高城高鍋線
      高鍋ICというIC名でありながら高鍋町中心部へのアクセスには小丸川を渡る橋が同IC近くにない為、県道19号を道なりに南東へ大回りする必要がある。多くの地図上でICのすぐ東に描かれている竹鳩(だけく)橋は沈下橋で、2t制限、離合不可なので注意が必要である。反面、隣の木城町の中心部はICのすぐ西側に位置しておりアクセス良好である。

料金所 編集

  • ブース数:4

入口 編集

出口 編集

  • ブース数:2
    • ETC専用:1
    • 一般:1

県道高鍋インター線 編集

宮崎県道308号高鍋インター線(みやざきけんどう308ごう たかなべインターせん)は、高鍋ICの料金所と宮崎県道19号石河内高城高鍋線を結ぶ、総延長 507mの一般県道である。2000年4月13日に路線認定され[10]、2010年7月1日の区域決定を経て、高鍋ICの開通日である同年7月17日に供用開始された[11]。道路地図によっては高鍋ICの一部として書かれることがある[12]

起点・終点 編集

  • 起点:宮崎県児湯郡高鍋町大字上江字竹鳩4459番2地先
  • 終点:宮崎県児湯郡高鍋町大字上江字五郎丸河原4764番2地先

ギャラリー 編集

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E10 東九州自動車道
(26) 都農IC - 川南PA - (27)高鍋IC - 新富SIC(事業中) - (28)西都IC

脚注 編集

  1. ^ 「高鍋-西都きょう開通 高速道路新時代へまた一歩」 夕刊デイリー新聞 2010年7月17日1面
  2. ^ 国土交通省告示第千二百二十四号 (PDF) - 国土交通省 平成十八年十月十八日
  3. ^ 国土交通省告示第五百二十一号 (PDF) - 国土交通省 平成十九年四月二十六日
  4. ^ a b 東九州自動車道(高鍋IC〜西都IC)が平成22年7月17日に開通します”. 西日本高速道路 (2010年6月15日). 2017年4月17日閲覧。
  5. ^ a b 九州支社の歴史(あゆみ)”. 西日本高速道路. 2017年4月17日閲覧。
  6. ^ 2010年日本における口蹄疫の流行も参照。高鍋町周辺の家畜の移動制限は翌18日に解除。
  7. ^ 開通式典は延期 東九州道高鍋-西都間宮崎日日新聞 2010年7月18日
  8. ^ 東九州道開通を祝う 高鍋、口蹄疫復興も祈念」 宮崎日日新聞 2010年8月29日
  9. ^ 東九州自動車道(都農(つの)IC〜高鍋(たかなべ)IC)が平成24年12月22日に開通しますNEXCO西日本 2012年10月31日閲覧
  10. ^ 県道路線認定(平成12年4月13日告示第379号) 宮崎県法規集
  11. ^ 宮崎県公報 (PDF) 』第2196号、2010年7月1日。平成22年7月1日告示第423号および第433号による。
  12. ^ 例として『Mapple全日本版(復刻版マップル全日本道路地図)』(昭文社、2010年 ISBN 9784398301017

参考文献 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集