髙山凌

福岡県出身のプロ野球選手

髙山 凌(たかやま りょう、1997年5月20日 - )は、福岡県出身の元プロ野球選手内野手)。

髙山 凌
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 福岡県
生年月日 (1997-05-20) 1997年5月20日(26歳)
身長
体重
173 cm
78 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 内野手
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

来歴 編集

プロ入り前 編集

小学校6年生時にNPB12球団ジュニアトーナメントにホークスジュニア(投手)として出場し、4連投して胴上げ投手となった。ホークスジュニアが優勝したのはこの年だけであり、2023年時点で唯一の胴上げ投手となっている。

海星高等学校では遊撃手を務め[1]、2年時に夏の甲子園に出場し、2安打を記録した。1学年上に吉田嵩がいた[2]

日本体育大学に進学し、2年時に明治神宮野球大会に出場し優勝した。同期は吉田大喜柴田大地[3]

大学を卒業した後は2020年社会人野球熊本ゴールデンラークスに入団した。

KAL・熊本時代 編集

2021年からは熊本ゴールデンラークスを母体として結成された九州アジアリーグ火の国サラマンダーズに所属する。43試合の出場で打率.322、10打点、29盗塁を記録し、リーグの初代首位打者、最多盗塁選手となった。

2022年からは主将を務める[4]。シーズン成績は昨年より落としたが、グランドチャンピオンシップでは2試合に7番打者として先発出場し、打率.667を記録し、初の日本一に貢献した[5]

2023年も前年に引き続き主将を務め、グランドチャンピオンシップ2連覇に貢献した[6]。シーズン終了後の10月24日に、任意引退による退団が発表された[7]

選手としての特徴・人物 編集

中学時代に片岡治大盗塁技術を雑誌で参考にし、スタートとスライディングを意識して実践している[8]選球眼も優れており、出塁率得点数も高い[8]。守備面では堅実なフィールディングを武器に[9]、高校時代は遊撃手を務めた[1][9]

詳細情報 編集

九州アジアリーグでの年度別打撃成績 編集

















































O
P
S
2021 熊本 43 196 143 43 46 3 2 0 53 10 29 7 10 0 42 - 1 32 1 .322 .478 .371 .849
2022 62 191 154 24 37 1 1 0 40 13 20 5 4 1 29 - 3 40 1 .240 .369 .260 .629
2023 69 196 146 27 39 5 2 0 48 20 17 10 9 5 34 - 2 40 4 .267 .401 .329 .730
通算:3年 174 583 443 94 122 9 5 0 141 43 66 22 23 6 105 - 6 112 6 .275 .416 .318 .734
  • 2023年度シーズン終了時
  • 各年度の赤太字はリーグ歴代最高、太字はリーグ最高

背番号 編集

  • 0 (2021年 - 2023年)

脚注 編集

  1. ^ a b 高山 凌 (海星)”. 高校野球ドットコム. 2022年5月21日閲覧。
  2. ^ 中学時代シニア日本代表4番、長崎海星で甲子園、専修大で主将 エリート街道を歩んだ... スラッガーが社会人退団 三菱重工west・平湯 蒼藍”. 高校野球ドットコム (2024年1月10日). 2024年1月25日閲覧。
  3. ^ 卒業後実績”. 日本体育大学野球部. 2024年1月25日閲覧。
  4. ^ 火の国サラマンダーズ、2連覇へ決意 加藤神社で必勝祈願熊本日日新聞社 2022年3月16日掲載
  5. ^ 髙山 凌(火の国サラマンダーズ)-選手プロフィール”. 一球速報.com. OmyuTech. 2022年10月8日閲覧。
  6. ^ 宮﨑達也「野球・独立リーグ日本一決定戦 熊本のサラマンダーズ2連覇 埼玉に6―1」『熊本日日新聞』熊本日日新聞社、2023年10月1日。2023年10月19日閲覧。
  7. ^ 選手契約(10月24日)- 九州アジアプロ野球機構(2023年10月24日)2023年10月24日閲覧。
  8. ^ a b ホークスJr.唯一の「胴上げ投手」は今、火の国サラマンダーズで断トツ首位打者&盗塁王!Yahoo!ニュース 2021年7月22日掲載
  9. ^ a b 【第97回長崎大会展望】創成館、長崎海星の2強に続く 長崎日大、清峰、長崎商の伝統校たち”. 高校野球ドットコム (2015年6月25日). 2022年5月21日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集