髙橋晃大
日本のオセロ選手
髙橋 晃大 （たかはし あきひろ、2005年9月5日 -）は、日本オセロ連盟認定九段。大阪府堺市出身。名字の「髙」の字は「はしご高」であり、著書では髙の字を使用しているが、常用漢字体の「高」の字が使われることもある。
たかはし あきひろ 髙橋 晃大 | |
|---|---|
| 生誕 |
2005年9月5日 (17歳) 日本・大阪府堺市 |
| 活動期間 | 2015年- |
| 著名な実績 | 世界オセロ選手権優勝 (2019) |
| 肩書き | 日本オセロ連盟認定九段 |
経歴 編集
2017年の「オセロ小学生グランプリ」で優勝し[2]、同年の第41回世界オセロ選手権ではユースの部で優勝。同大会の無差別の部では高梨悠介九段に敗れ準優勝だった[3]。
2019年の名人戦・王座戦でそれぞれ優勝し、名人戦ではメジャー大会最年少優勝を達成[4][5]。そして同年の第43回世界オセロ選手権で初優勝を果たした[6]。前々回（第41回、2017年）の決勝でも対決した高梨九段との対決となり、優勝を勝ち取った。
2022年に行われた第15期オセロ王座戦で優勝したことにより、最年少九段昇段の記録を塗り替えた[7]。
人物 編集
堺市立原山台東小学校、堺市立原山台中学校出身[8]、大阪府立三国丘高校在学中[9]。小学校の卒業式では「オセロの世界チャンピオンになって普及活動をする」と宣言したという[1]。
序盤から隙のないオセロを打ち、終盤の読み切りの速さで相手のミスを誘って逆転する棋風[1]。
オセロをプレイする際には、オレンジジュースを飲む[10]。これが話題を呼び、オセロ小学生グランプリ2021の決勝大会では、オレンジジュースを製造するキリンビバレッジが大会の協賛企業となった[11]。
座右の銘は、「最後まであきらめない」[1]。
メディアへの出演 編集
- 天才キッズ全員集合〜君ならデキる!!〜 (テレビ朝日系、2017年10月16日、12月4日他)
- VOICE (毎日放送、2017年12月21日)
- JNNニュース (JNN系、2018年1月12日)
- やさしいニュース (テレビ大阪、2018年10月23日)
- 朝生ワイド す・またん! (読売テレビ)
著書 編集
- 髙橋晃大のオセロ必勝手筋100（2019年10月31日、マイナビ出版）ISBN 978-4-8399-6936-3
出典 編集
- ^ a b c d “『高橋晃大のオセロ必勝手筋100』特設ページ | マイナビブックス”. book.mynavi.jp. 株式会社マイナビ. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “オセロ小学生グランプリ２０１７：オセロ小学生王者に大阪・高橋さん 接戦制しベルギーでの世界大会へ”. 毎日新聞. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “チームJAPAN完全制覇！「第41回世界オセロ選手権（ベルギー）」終了”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1｜PR TIMES. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “第40期オセロ名人戦は髙橋晃大七段がメジャー大会最年少優勝！ | 一般社団法人 日本オセロ連盟”. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “第14期オセロ王座戦は、髙橋晃大七段が王座に輝きました。 | 一般社団法人 日本オセロ連盟”. 2023年4月29日閲覧。
- ^ INC, SANKEI DIGITAL (2019年10月11日). “世界オセロ選手権で日本勢上位独占”. 産経ニュース. 2023年4月29日閲覧。
- ^ “第15期王座に髙橋晃大九段が輝きました！ | 一般社団法人 日本オセロ連盟”. 2023年4月29日閲覧。
- ^ a b “２０２１年度 合格者の声 ホームページアップ！ | 立志館ゼミナール小中学部”. 立志館ゼミナール小中学部 | 立志館ゼミナールは、大阪府堺市に拠点をおく学習塾です。高い指導力をもつ講師陣のもと、きめの細かい指導を行っています。 (2021年5月30日). 2024年1月17日閲覧。
- ^ “校長ブログ: 2022年アーカイブ”. www.osaka-c.ed.jp. 2023年9月26日閲覧。
- ^ “世界大会準優勝の小6オセロ達人 京大生もイチコロ!?”. JAPAN NEWS NETWORK (2018年1月23日). 2018年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年4月29日閲覧。
- ^ “オセロ小学生グランプリ2021決勝大会 | 一般社団法人 日本オセロ連盟”. 2023年4月29日閲覧。
外部リンク 編集
- 髙橋晃大 (@spa_othello) - X（旧Twitter）
- あっくんのオセロドリル - YouTubeチャンネル