魔獣狩り 淫楽編』(まじゅうがり いんらくへん)は、夢枕獏の長編伝奇小説アクション小説サイコダイバー・シリーズ第1作。

概要 編集

ベストセラー「魔獣狩り三部作」の第1部で、物語は『魔獣狩り 暗黒編』『魔獣狩り 鬼哭編』へと続く。 夢枕はシリーズのあとがきにて「この本は絶対に面白い」と自信のほどを熱く述べている。

本作・シリーズは、夢枕にとって初めてのアクション小説であり、密教エロスセックス)、バイオレンスグロデスク要素も取り込んでいる。同時代の伝奇小説家に菊地秀行がおり、夢枕は菊池とともにエンターテインメント小説界において「オカルト・バイオレンス・SEX現象」を起こした人物となった。

作者の実生活のパロディ小説『空気枕ぶく先生太平記』ではこの作品(本文中では「魔狩り 淫楽編」とされている)の印税で建った自宅兼仕事場の豪邸が「淫楽御殿」と呼ばれている。

書誌 編集

あらすじ 編集

登場人物 編集

登場人物はサイコダイバー・シリーズの魔獣狩りシリーズ登場人物を参照。

関連項目 編集