鳥居駅

愛知県新城市有海にある東海旅客鉄道の駅

鳥居駅(とりいえき)は、愛知県新城市有海島にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

鳥居駅
ホーム(2007年2月)
とりい
Torii
大海 (1.4 km)
(1.5 km) 長篠城
地図
所在地 愛知県新城市有海島17
北緯34度55分14.32秒 東経137度33分6.27秒 / 北緯34.9206444度 東経137.5517417度 / 34.9206444; 137.5517417座標: 北緯34度55分14.32秒 東経137度33分6.27秒 / 北緯34.9206444度 東経137.5517417度 / 34.9206444; 137.5517417
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 CD 飯田線
キロ程 29.3 km(豊橋起点)
電報略号 リイ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度-
35人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1923年大正12年)2月1日
備考 無人駅
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概要 編集

鳥居駅は、豊橋駅(愛知県)と辰野駅長野県)を結ぶJR飯田線の途中駅(中間駅)の一つである。新城市新城地区の北部地区(旧・南設楽郡東郷村域)に位置する。駅名は、駅周囲が「長篠の戦い」の際の逸話で知られる鳥居強右衛門(とりい すねえもん)の最期の地であることから、彼にちなんで命名された。

開設は1923年大正12年)で、鳳来寺鉄道と言う私鉄によって開設された。その後国有化を経て、1987年昭和62年)からJR東海に移管されている。

歴史 編集

当駅を開設した鳳来寺鉄道は、現在のJR飯田線中南部に当たる大海 - 三河川合間を運営していた私鉄である。当駅は1923年2月に、この区間開通に伴って新設された。1943年(昭和18年)8月、鳳来寺鉄道は買収・国有化されて国鉄飯田線が成立、それに伴って当駅も国鉄の駅となった。1971年(昭和46年)に開設時から行っていた貨物取扱を終了し、旅客駅となって1987年4月の国鉄分割民営化を迎えてJR東海に移管された。

年表 編集

駅構造 編集

単式ホーム1面1線を有する地上駅である[6]。上下列車双方共このホームを使用する。

ホームに待合室が設置されている[7]。1997年までは木造駅舎が使用されていた[7]。1971年以降無人駅(駅員無配置駅)であり、管理駅駅長配置駅)である豊川駅の管理下に置かれている[8]

停車列車 編集

当駅には、豊橋方面(上り)・飯田方面(下り)の双方共1時間当たり概ね1本(ラッシュ時は最大2本)の普通列車が停車する。特急伊那路」と上りに設定されている快速列車は通過する。

駅周辺 編集

隣の駅 編集

東海旅客鉄道(JR東海)
CD 飯田線
快速
通過
普通
大海駅 - 鳥居駅 - 長篠城駅

脚注 編集

  1. ^ a b c d e f 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB、1998年、99頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 桜ヶ丘ミュージアム 編『飯田線展』桜ヶ丘ミュージアム、2003年、100頁。 
  3. ^ 『飯田線展』、101頁
  4. ^ 東海旅客鉄道飯田支店(監修)『飯田線百年ものがたり』新葉社、2005年、144頁。 
  5. ^ 【社長会見】TOICA利用エリアの拡大について』(プレスリリース)東海旅客鉄道、2023年12月21日。 オリジナルの2023年12月21日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20231221130449/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043119.pdf2023年12月21日閲覧 
  6. ^ 川島令三『中部ライン全線・全駅・全配線』 第4巻 塩尻駅-名古屋東部、講談社、2010年、34(配線図),75頁。ISBN 978-4-06-270064-1 方角は配線図と実際の地図との対照から補記。
  7. ^ a b 笠原香・塚本雅啓『タイムスリップ飯田線』大正出版、2007年、96頁。ISBN 978-4-8117-0657-3 
  8. ^ 東海旅客鉄道(編)『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年、732,733頁。 

関連項目 編集