麻尋えりか
麻尋 えりか(まひろ えりか、1984年10月1日 - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団星組の男役。
まひろ えりか 麻尋 えりか | |
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別名義 | 旧芸名:麻尋 しゅん(デビュー時) |
生年月日 | 1984年10月1日(36歳) |
出生地 |
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身長 | 167 cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優 |
ジャンル | 宝塚歌劇、舞台 |
活動期間 | 2002年 - |
活動内容 |
2002年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2004年:TAKARAZUKA SKY STAGEの第3期スカイフェアリーズに就任 2009年:宝塚歌劇団退団、同時に現在の芸名に改名して芸能活動を開始。 |
配偶者 | 一般人男性 |
著名な家族 |
夢羽美友(妹) 夢花らん(妹) |
事務所 | スタッフ・アップ |
公式サイト | 麻尋えりか公式ホームページ |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
富山県出身。身長167cm。血液型B型。愛称は「えり」、「しゅん」。宝塚歌劇団時代の芸名は「麻尋 しゅん(まひろ・しゅん)」。スタッフ・アップ所属
来歴編集
小学2年からモダンバレエを始める。中学時代に、同級生が貸してくれた宝塚のビデオと雑誌『歌劇』を見て宝塚を知る。その後、全国ツアーの『シトラスの風』を観劇して受験を決意し、中卒時に一発合格。
2000年、宝塚音楽学校入学。88期生。同期には桜乃彩音(元花組トップ娘役)などがいる。入学時の身長は、163cmだった。娘役志望だったが、167cmまで身長が伸び、劇団教師からのアドバイスもあり、男役になる[1]。
2002年、宝塚歌劇団入団。星組「プラハの春」で初舞台。入団時の成績は48人中31番[2]。同年5月21日[2]、星組に配属される。
2003年、バウホール公演「恋天狗」に出演。同年7月、「王家に捧ぐ歌」新人公演では娘役アイーダを演じた。
2004年、同期の妃咲せあらとともにTAKARAZUKA SKY STAGEの第3期スカイフェアリーズとして1年間活動。
2006年、「ベルサイユのばら」新人公演ではオスカル役に抜擢。
2007年、「シークレット・ハンター」新人公演において初主演を果たした。
2008年、「ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)」にてバウ公演初主演。同年、北日本新聞芸術選奨を受賞。
2009年、「新しい世界に挑戦したい」という気持ちから「My dear New Orleans/ア ビヤント」東京公演千秋楽(4月26日[2])で退団。同年7月からブルーミングエージェンシーに所属(のちに退社)。同時に現在の芸名で活動しはじめる。
2016年9月に入籍し、11月27日に挙式を行う[3]。
人物編集
宝塚歌劇団時代の芸名「麻尋しゅん」には、「麻は1本では弱く見えるけれど、束ねることによって何にも負けない力を持つ」という意味が込められている。「見た目が男役らしくないので、力強いガッツリとした理想の男役の芸名に自分を近づけたいと、恩師や家族などにつけていただきました」とのこと[4]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演編集
- 2003年1月、「恋天狗」小天狗
- 2003年7月、「王家に捧ぐ歌」新人公演:アイーダ(本役:安蘭けい)
- 2004年9月、「花舞う長安/ロマンチカ・タカラヅカ」李亀年/新人公演:皇甫惟明(本役:真飛聖)
- 2005年5月、「長崎しぐれ坂/ソウル・オブ・ジバ」新人公演/卯之助(本役:湖月わたる)
- 2006年1月、「ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-」小公子/新人公演:オスカル
- 2006年6月、「フェット・アンペリアル-帝国の祝祭-」アーサー・ワルシンガム
- 2006年8月、「愛するには短すぎる/ネオ・ダンディズム!」ベル/新人公演:フランク・ペンドルトン(本役:柚希礼音)
- 2006年12月、「ヘイズ・コード」ウィル・ガーフィールド
- 2007年3月、「さくら/シークレット・ハンター」アルバート/新人公演:ダゴベール(本役:安蘭けい)*新人公演初主演
- 2007年11月、「エル・アルコン-鷹- / レビュー・オルキス-蘭の星-」スコット/新人公演:ルミナス・レッド・ベネディクト(本役:柚希礼音)
- 2008年4月、バウ・ワークショップ「ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)」アレクセイ・ヴィロンスキー伯爵(アリョーシャ) *バウWS主演
- 2008年6月、「THE SCARLET PIMPERNEL」ファーレイ/新人公演:ショーヴラン(本役:柚希礼音)
- 2008年11月、全国ツアー「外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-/ネオ・ダンディズム!III -男の美学-」 近衛隊士/下士官
- 2009年2月、「My dear New Orleans / ア ビヤント」 マーティン *退団公演
宝塚歌劇団退団後の主な活動編集
舞台編集
- 「ディートリッヒ」(2010年3月 - 4月、青山劇場・梅田芸術劇場) - マリア(マレーネ・ディートリヒの娘)役
- 「ベイビーベイビー」(2011年2月、赤坂RED/THEATER)
- 「スミレ刑事の花咲く事件簿」(2011年5月、新国立劇場 中劇場・森ノ宮ピロティホール・中京大学文化市民会館 プルニエホール) - 芹沢静香 役
- 「眠れぬ雪獅子」(2011年10月、世田谷パブリックシアター)
- 「魔法のオルゴール」(2012年9月、CBGKシブゲキ!!)
- 「マリオネット」(2012年11月、全労済ホールスペース・ゼロ)
- 新作歌舞伎「義経守護岩 雨晴物語」(2013年2月、富山県教育文化会館、富山県高岡文化会館) - 美鈴姫 役
- 東京アンテナコンテナ10周年記念公演(2014年5月、池袋あうるすぽっと)
- 「美少女戦士セーラームーン -Petite Étrangère-」(2014年8月21日〜31日、AiiA Theater Tokyo 2014年9月5日〜7日、梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ) - プリンス・デマンド 役
- 「ニンギョヒメ」(2014年11月、相鉄本多劇場)
- 「アタックNo.1」(2018年12月、全労済ホールスペース・ゼロ) - 清水晴子 役
- 「A CIVIL WAR CHRISTMAS」(2019年12月22-28日、すみだパークスタジオ倉、リーディングワークショップ公演 音楽劇 TipTap)
映画編集
- 歌うヒットマン!(2011年)
CM編集
- 花王 めぐりズム 蒸気でホットアイマスク、蒸気温熱シート(2010年9月 - )
- オリエンタル京都 朱雀邸(2012年10月 - )
テレビドラマ編集
- おひとりさま(2009年10月 - 12月、TBSテレビ)
- 土曜ワイド劇場「100の資格を持つ女4 特命潜入!ウエディングプランナー連続殺人事件!!」(2010年8月28日、朝日放送) - 三上未緒 役
- 水曜ミステリー9「密会の宿10 禁じられた愛 北鎌倉悲恋殺人」(2013年8月7日、テレビ東京) - 蔵田ゆかり 役
その他編集
脚注編集
- ^ 麻尋えりか、“女”としての芝居(Timeout東京、2011年2月10日)
- ^ a b c 監修:小林公一、阪急コミュニケーションズ出版、「宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)」、2014年4月1日、114ページに掲載。ISBN 9784484146010
- ^ “2016.11.27”. まひろネタ 麻尋えりか オフィシャルブログ. (2016年11月28日) 2016年11月29日閲覧。
- ^ 産経ENAK「The name of タカラジェンヌ」2008年4月21日号より[要ページ番号]
- ^ “宝塚で卒業式 タカラジェンヌが誕生”. スポニチ Sponichi Annex. (2008年3月1日) 2017年2月25日閲覧。
外部リンク編集
- 麻尋えりか公式ホームページ
- 麻尋えりか|スタッフ・アップ グループ オフィシャル ウェブサイト
- 麻尋えりかオフィシャルブログ「まひろネタ」 - Ameba Blog
- 麻尋えりか (@mahiro_erika) - Twitter
- 麻尋えりか (mahiroerika) - Instagram
- 産経ENAK「The name of タカラジェンヌII」
- ウィズたからづか|星組 麻尋 しゅん
- 北日本新聞
- デイリースポーツ|the 宝塚WORLD別館 インタビュー