黒椿姫 雷鳥の暗殺者と公爵令息

黒椿姫 雷鳥の暗殺者と公爵令息』(くろつばきひめ らいちょうのあんさつしゃとこうしゃくれいそく)は、魚住ユキコ作のティーンズラブ小説。

あらすじ 編集

グロンヴァール王国の王女にして現国王唯一の子供、そしてそこの第一王位継承者であるエルダ。自分の命を取りに来たはずの男・レイフェンを、なぜか従者として雇っている。そんな彼女の前に、ヒースコートという青年貴族が現れ、結婚を迫った。そんな折、エルダの恩人だったイサークの追悼式典で、テロ事件が発生してしまう・・・・・・。

物語の背景 編集

シュバ族

グロンヴァール王国北方の山岳地帯で生活する民族。戦闘能力およびそれに付帯するサバイバル能力や身体能力が高い。エルダの祖父・ゲイリー一世の頃に発生した内乱で、体制派と反体制派に分裂してしまった。

雷鳥(ギリウス)

シュバ族の反体制派によって結成されたテロリスト集団。グロンヴァールの王室はもちろんのこと、体制派(王室側)についたシュバ族も目の敵として狙っている。レイフェンももともとはこの組織の一員だった。

書誌情報 編集