黒玉(くろだま)は、日本に伝わる黒色の球形の塊のような妖怪

夏の夜など、人が蚊帳を吊って寝ていると、蚊帳をすり抜けて中へ入り込み、寝ている人の足にとまり、その人の体を伝って移動し、胸を押さえつけて苦しめ、さらには顔の上まで移動して呼吸困難に至らしめる。寝ている人が苦しさのあまり目を覚ませば、すぐに逃げ去ってしまう。

厳密には妖怪ではなく、亡霊が姿を成すまでの前段階の姿という説もある。

関連項目 編集

参考文献 編集