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来歴編集

鳥取県出身。幼少時代より魔術を志し魔術団体に参入し黄金の夜明け団魔術を学び、実践した。[1][2]

黒野忍の魔術を学ぶ動機とは、昭和女子大学付属昭和小学校に通う中、月謝滞納により教師から壮絶な体罰を受けている中、母親を助ける為に悪魔を呼んでお金持ちになるという事に起因している。[3]

1990年、黒野忍は魔術結社SSSSから換骨堕胎したBPWを創立し、日本で初めて混沌魔術の修行と実践そして研究に従事し数々の同人誌を発行している。確認出来る資料に基づけば、黒野忍が日本の混沌魔術の原点となる。BPWは都内に2つのロッジがあり、サファイアロッジが発行したNEMESISにおいて某魔女サークルと魔術戦を行い降参させた次第が書かれている。[4] 1996年 ミッドナイト・コールにて死者と戦う魔術師のモデルが黒野忍であり謝辞にて名前が掲載されている。[5]

1997年著述家としてデビューしセックスドラッグ混沌魔術を絡み合わせて発表[6]

1998年黒野忍は3冊のドラッグ本を著述しているが混沌魔術精神世界には触れていない。[7]

2000年宝島社smart3/6にて東京ドラッグ戦争を執筆。この時点から黒野忍は薬物に警鐘を鳴らしている。 日本人初となるThe Illuminates of Thanaterosに入団[8]

脱法ドラッグ全盛期の中で書かれた書籍ドラッグソウル2002年発行において黒野忍はドラッグについて詳細解説しているがドラッグで死んではいけないというスタンスで書かれドラッグについて警鐘を鳴らしている。またドラッグソウルでは混沌魔術が強調されアヤワスカを飲み鏡を凝視し魔術的行為として鏡を破壊している。[9]

2003年黒野忍はIOT英語版を破門される。その原因はドラッグソウルでIOT英語版元メンバーであったティモシー・リアリーの名前公開である。[10] またIOT英語版で行われた世界集会に2度参加しており黒野忍はIOT英語版に3年間在籍していたことが明らかになっている。[11]

2006年、混沌の騎士団の創始者の為に混沌魔術の教科書を執筆し混沌の騎士団に所属。混沌の騎士団長黒野忍説を強く否定[12]

2012年、黒野忍は日本人初の混沌魔術の書籍となる黒の書を発行。内容は洋書の邦訳本や洋書の受け売りではなく黒野忍の混沌魔術哲学を強調している。混沌魔術の原点であるピーター・J・キャロル英語版の書籍、無の書に関して黒野忍はバッサリと否定している箇所が多々ある。[13]

2018年 Graap Gohuが発行。

2018年 難病である限極性強皮症かつ左手が親指以外動かず、また核間性眼筋麻痺であることを告白。[14]

2018年 21世紀の性魔術の実践が発行されたが第1版は僅かな期間しか販売されなかった。

2019年 21世紀の性魔術の実践第2版が発行。

2019年 ピーター・J・キャロル英語版にインタビューを行う。

2019年 左手が親指以外動かないスワンネック変形している事が、肘部管症候群と診断され手術での回復が無理ならば手術しないと述べ

リハビリをすると公式会見した。核間性眼筋麻痺は完治したと公表。また新刊を執筆していることを公表しているが業務に差し支えが出て

いると述べ原稿が書けない事を説明している[14]

黒野忍の魔術観編集

著作「黒の書」において述べられている黒野忍の魔術観は、伝統的な黄金の夜明け団魔術の書籍が、書店においては神秘宗教の棚にあるという事を魔術の定義としての反証として用いながら記されている。”宗教の棚に本書が陳列される事を考えると、僕もぞっとする”、”サブカルチャーだ。魔術は、超能力とも、宗教とも無縁だ”と、伝統的な黄金の夜明け団魔術とは一線を画している。

その上で、魔術恋愛の価値観に準えて一般人に分かりやすく記している。”人は、科学と常識を好きな時に脇に置いて行動している。魔術というのは、まさにそれ”と、魔術書らしくないフランクな文体で記されている。 また、冒頭部分で目をひく”天使悪魔と交信して導かれるほど落ちぶれたくない。ましてやそういう宗教の存在に人生どうこうされたくない。”という一文は、フランクな文体と相成って痛快な皮肉となっているが、このような部分も自由奔放とした混沌魔術師の黒野忍の価値観であると言える。

但し、黒野忍は決して黄金の夜明け団やその関係者たちをバカにしているわけではなく、黒の書の序章はアレイスター・クロウリーの言葉から始まり、国書刊行会黄金の夜明け団の書籍の執筆者たちに同調しながら、魔術師のあり方を問うている。尤も、同調したからと言って方向性は完全には一致していない。そこは、優劣ではなく”パソコンが10年たったらただの箱になるのと同じで、魔術体系でも新しい、古いはある。21世紀には21世紀の事情があり…”という、時間の経過と、現役の魔術師としての生きた魔術体系が感じられる。 また、黒の書の中で人格を構成する中心機能はエゴであり、これが人生の選択と決断を行っているが、エゴの他に意志認識を言う独立した機能があり、エゴはそれらをある程度利用して平面な二重性のリアルを歩いている。これらの機能を「魔術師」(マジシャンスソウル)と呼んでいる。マジシャンズソウルはエゴ意志認識を使用して、生きている限りのすべての経験を行おうとする。そのため、これらに縛られてしまうこともあったり、エゴを肥大化させてしまうこともある。 このマジシャンズソウルをエゴで肥大化させないためにも、人間性を無くし、マジシャンズソウルを柔軟にしようとする努力が必要になると記している。 そのためにはエゴによって決定された好み、習慣慣習思想、対人関係などを捨て去ることを自分のエゴによって(自分自身の手で)行うべきである。またそれを「他人に命令されて行う」「捨てたものを寄付する」ということではないとし、宗教による洗脳や金儲けセミナーとは一線を画しているということを表しているところが伺える。さらに、黒野忍は混沌魔術の1つの思想として人間は2つのリアリティーを持っていると説明し、が作りだすリアリティー合理的でありもう1つのリアリティーは非合理性で空想的なリアリティーだと説明している。黒の書において頭の信じる事と心が信じたい事は一致せず混沌魔術においてリアリティーを否定している。また意識の段階が5つあると論考する。ケイオスマジックのモットー「何も真実ではない、すべては許されている」を否定している。 以上のようなスタイルを、彼は「サイコアウトロー」と呼び、魔術師はサイコアウトローという生き方をすることを提唱している。[15]

またPress Kaos Vol 2において黒野忍は「僕の魔術儀式は大凡が混沌魔術のどちらでもない/どちらでもないの原理を示す。大型巻き割り斧を魔術道具として聖別することから初め、次がコストがかかるので却下されている。スマフォ333、タブレット333、パソコン333、薄いTV333、全て電源を入れて起動していく中ひたすら叩き壊していくという儀式だ。ロキを罵倒しヘルメスを罵り、文殊悪魔の知恵だといいながらひたすら汚情を奉じていく儀式であり多分僕が無二に祈るのは現代を構築した統一の為に多様化し混乱させているコロンゾンを撃退する為の勝鬨だけだろう。当然危険な儀式になるだろう(ショートサーキットを起こす)それを僕は神々の王の小さな落雷として考え挑んでいくだろう。そして全てが破壊されたら『本当に破壊は再生の2重性』なのか?ばらばらになった部品を組み立てなおしてみたい。勿論これは『死は生の2重性なのか?』を垣間見れるだろう人工知能が破壊される中僕だけが生きていると実感できるのだろう。大型斧を振り回したので手は振るえ疲れ、息は荒々しく生きるということがどれ位の苦痛を伴うか本当に理解出来るだろう。」とオースティン・オースマン・スペアの哲学思想や神々を罵倒しながら現代テクノロジーを破壊する黒ミサを紹介している。[16]

2018年9月に2007年から2010年に書いた28の短編作品Graap Gohuをアマゾンkindleで発表した。作品のタイトルはエノク語である。本書の内容は魔術的用語はコロンゾンラブクラフト神話ティンダロスの猟犬が登場するが混沌魔術の思想ではなく黒野忍が創作した物語である。また最終話において黒野忍を1997年に著述家デビューさせた故青山正明の語録が引用した物語を描く「人生なんてしょせん死ぬまでの暇つぶし」は精神病棟に入院している男性が述べている。また同様に「黒の書」において青山正明の語録を引用し追悼文を「人生なんてしょせん死ぬまでの暇つぶし」とは思えないと述べている。


2018年12月24日に21世紀の性魔術の実践を発表した。21世紀の日本人の為の性魔術実践がコンセプトでありさらに、従来の性魔術の書籍は全て男性視点で書かれていると述べ、さらに性魔術そのもの自体や歴史も否定している、特に文献は出土品がない俗習や伝統と性魔術のこじ付けを否定した。そして現代日本で従来の性魔術が通用するわけがないと述べる。房中術を懐疑的に捉えてLGBTでも房中術性魔術は実践できるという画期的な理論を述べつつ、アレイスター・クロウリーの性魔術、ケネス・グラント性魔術オースティン・オスマン・スパー性魔術も疑問視を投げかけPeter J. Carroll英語版の欲望のアルファベットとオースティン・オスマン・スパーの欲望のアルファベットの違いを指摘し、書籍においてはオースティン・オスマン・スパーの欲望のアルファベットを基準とし製作している。

2019年3月 Press Kaos3にPeter J. Carroll英語版とのインタビュー記事を掲載。また原文の1部はKaosKnightで公開されている[17]

2019年に新刊2冊のリリース、さらにPress Kaos4の編集長を務める事を述べている。[18]


魔法名編集

  • Mephistopheless(BPWおよびIOTの4ディグリー時代)[19]


主な著作編集

同人誌編集

出典編集

  1. ^ 『続危ない薬』データハウスISBN 4-88-718822-6
  2. ^ http://spysee.jp/%E9%BB%92%E9%87%8E%E5%BF%8D/1763893/
  3. ^ https://kuronosinobu.com 黒野忍オフィシャルサイト
  4. ^ 実践魔術講座リフォルアティオ ISBN 4879197130
  5. ^ 『ミッドナイト・コール』角川ルビー文庫ISBN 4-04-435901-6
  6. ^ 『続 危ない薬』ISBN 4-88-718822-6
  7. ^ 『気持ちいいクスリの作り方』ISBN 4796693645『非合法ドラッグ』ISBN 4887184859『危ない28号』ISBN 4887185014
  8. ^ https://kuronosinobu.com 黒野忍オフィシャルサイト
  9. ^ 『ドラッグソウル』ISBN 4-43-402383-7
  10. ^ 『ドラッグソウル』ISBN 4-43-402383-7
  11. ^ https://kuronosinobu.com 黒野忍オフィシャルサイト
  12. ^ https://kuronosinobu.com 黒野忍オフィシャルサイト
  13. ^ 『黒の書』ISBN 4-43-416800-2
  14. ^ a b https://kuronosinobu.com 黒野忍オフィシャルサイト
  15. ^ 『黒の書』ISBN 4-43-416800-2
  16. ^ 『Press Kaos2』混沌の騎士団編集部 ASIN B07GHC2T6S
  17. ^ Interview manuscript #1 from Sinobu Kurono | Facebook”. ja-jp.facebook.com. 2019年6月16日閲覧。
  18. ^ 黒野忍オフィシャルサイト” (日本語). 黒野忍オフィシャルサイト. 2019年6月16日閲覧。
  19. ^ https://kuronosinobu.com 黒野忍オフィシャルサイト

外部リンク編集