05式水陸両用歩兵戦闘車

05式水陸両用歩兵戦闘車中国語: 05式两栖步兵战车)もしくはZBD-05は、中華人民共和国水陸両用歩兵戦闘車

05式水陸両用歩兵戦闘車
ZBD-05 amphibious IFV in Beijing.jpg
2009年9月6日、建国60周年記念パレードの訓練で北京を行進する05式水陸両用歩兵戦闘車
基礎データ
全長 9.5m
全幅 3.36m
全高 3.04m
重量 26t
乗員数 3名
装甲・武装
主武装 30mm機関砲
副武装 紅箭73C対戦車ミサイル発射機2基
7.62mm同軸機銃
機動力
速度 地上:65km/h
水上:30 - 40km/h
エンジン
1103kW
行動距離 500km
データの出典 [1][2]
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開発編集

中華人民共和国は、63式水陸両用戦車77式水陸両用装甲兵員輸送車等を更新するため、ZBD2000(後にZBD-05)として知られる水陸両用車ファミリーの開発を行っていた[3]。この計画は、4種類の水陸両用装甲車ファミリーとして結実し、中国人民解放軍海軍陸戦隊装甲突撃車(水陸両用戦車、ZTD-05)、歩兵戦闘車、指揮車回収車が配備されることとなった[4]

構造編集

05式水陸両用歩兵戦闘車は、105mm砲を搭載した火力支援型(ZTD-05)に続く2番目の型として開発された。

砲塔は04式歩兵戦闘車の砲塔を小型化したものを搭載している。主武装はBMP-3に搭載された2A72を原型とした30mm機関砲に変更し、砲塔上の12.7mm機関銃は省かれている[3][5]スモークグレネード発射機は、砲塔の左右に4連装2基装備されている。発射機の配置は、火力支援型の水平4基を並べた配置から、砲塔が小型化したことにより縦横2列の配置に変更されている。

乗員は車長、操縦手、砲手の3名。操縦手は車両前方左側、車長と砲手は砲塔部に搭乗する。これに加えて兵員8人前後が搭乗する[6]。兵員は、車体後部のドアまたは上部の4つのハッチ(操縦手後方に2、砲塔後方に2)より乗降する。

エンジンは車体前方右側に配されている。行動に際し、地上では履帯を用い、水上では2基のウォータージェットにより推進力を得る[2]

比較編集

性能類似車両との比較
 AAV7  BMP-3F  ZBD-05  EFV  BvS10英語版
画像          
全長 8.16m 7.14m 9.5m 9.27m 7.6m
全幅 3.26m 3.23m 3.36m 3.63m 2.34m
全高 3.31m 2.30m 3.04m 3.31m 2.2m(前方車両)
2.1m(後方車両)
重量 25.6t 23.0t 26.0t 28.7t 5.0t(前)
3.5t(後)
最高速度 72km/h 70km/h 65km/h 72km/h 65km/h
水上最高速度 13km/h 10km/h 20-30km/h 46km/h 5km/h
乗員数 3+25名 3+7-9名 3+8名 3+17名 1+4名(前)
8名(後)
武装 40mm自動擲弾銃Mk.19×1
12.7mm重機関銃M2×1
7.62mm機関銃PKT×3
30mm機関砲2A72×1
100mm低圧砲2A70×1
9M117ATM(砲発射式)
30mm機関砲×1
紅箭73CATM発射機×2
7.62mm機関銃×1
30mm機関砲Mk.44×1
7.62mm機関銃M240×1
12.7mm重機関銃M2×1
備考 海軍歩兵仕様 突撃砲自走榴弾砲などの
派生型が存在
2011年開発中止 Bv.206海兵隊仕様
2両連結式

出典編集

  1. ^ 第6方队:ZBD-05式两栖突击车” (2009年9月29日). 2013年2月7日閲覧。
  2. ^ a b Mike Perry (2009年10月15日). “China's Wonderful Water Taxi”. 2013年2月7日閲覧。
  3. ^ a b ZBD2000 Amphibious Fighting Vehicle”. SinoDefence.com. 2013年2月7日閲覧。
  4. ^ 登岛攻敌首选05式两栖战车” (2012年5月16日). 2013年2月7日閲覧。
  5. ^ 车辆第06方队:ZBD-05 两栖步战车(海军陆战队)” (2009年9月27日). 2013年2月7日閲覧。
  6. ^ ソースにより5 - 10人と幅がある

外部リンク編集