1878年ウィンブルドン選手権
1878年7月8日から17日にかけて行われた、第2回 ウィンブルドン選手権 (だい2かいウィンブルドンせんしゅけん)に関する記事。イギリス・ロンドン郊外にある「オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ」にて開催。
大会の流れ
編集- 第2回大会から「チャレンジ・ラウンド」(Challenge Round, 挑戦者決定戦)と「オールカマーズ・ファイナル」(All-Comers Final)で優勝を決定する方式になった。大会前年度優勝者を除く選手は「チャレンジ・ラウンド」に出場し、前年度優勝者への挑戦権を争う。前年度優勝者は、無条件で「オールカマーズ・ファイナル」に出場できる。チャレンジ・ラウンドの勝者と前年度優勝者による「オールカマーズ・ファイナル」で、当年度の選手権優勝者を決定した。
- 実施部門は男子シングルスのみ。チャレンジ・ラウンドにエントリーした選手は34名だった。文献に掲載されている記録は、準々決勝以後になる。
大会前年度優勝者
編集チャレンジラウンド
編集準々決勝
編集- ロバート・アースキン vs. C・G・ハミルトン 6-4, 3-6, 6-1, 6-5
- ハーバート・ローフォード 試合なし → 準決勝へ
- フランク・ハドー vs. アーサー・マイヤーズ 6-0, 6-4, 6-3
準決勝
編集- ロバート・アースキン vs. ハーバート・ローフォード 6-3, 6-1, 6-3
- フランク・ハドー 試合なし → 決勝へ
決勝
編集- フランク・ハドー vs. ロバート・アースキン 6-4, 6-4, 6-4
オールカマーズ決勝
編集外部リンク
編集- 抽選表 (提供:Grand Slam Tennis Archive)
参考文献
編集- Lance Tingay, “100 Years of Wimbledon” (ウィンブルドンの100年史) Guinness Superlatives Ltd., London (1977) ISBN 0-900424-71-0 大会の様子については21ページ、試合結果は133ページを参照した。
- Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3 フルネームの分かる一部選手について、本書から補足した。
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