1934年 全米選手権(1934ねんぜんべいせんしゅけん)に関する記事。

大会の流れ 編集

  • 1881年から1967年まで、全米選手権は各部門が個別の名称を持ち、大会会場も別々のテニスクラブで開かれた。これが他の3つのテニス4大大会と大きく異なる点である。
    • 男子シングルス 名称:全米シングルス選手権(U.S. National Singles Championship)/会場:ニューヨーククイーンズ区フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1924年-1977年
    • 女子シングルス 名称:全米女子シングルス選手権(U.S. Women's National Singles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1977年
    • 男子ダブルス 名称:全米ダブルス選手権(U.S. National Doubles Championship)/会場:ペンシルベニア州フィラデルフィア、ジャーマンタウン・クリケット・クラブ (会場移転、1934年のみ)
    • 女子ダブルス 名称:全米女子ダブルス選手権(U.S. Women's National Doubles Championship)/会場:フィラデルフィア、ジャーマンタウン・クリケット・クラブ (会場移転、1934年のみ)
    • 混合ダブルス 名称:全米混合ダブルス選手権(U.S. Mixed Doubles Championship)/会場:フォレストヒルズ、ウエストサイド・テニスクラブ (1921年-1934年まで)
  • 本年度のシード選手については、男子シングルスは「アメリカ人シード選手」8名と「外国人シード選手」4名を確認できたが、女子シングルスの外部リンクに使用した「テニス・フォーラム」のスレッドにはシード選手の番号が振られていない。

シード選手 編集

男子シングルス 編集

(アメリカ人シード選手:8名)

  1.   フランク・シールズ (ベスト8)
  2.   ウィルマー・アリソン (準優勝)
  3.   シドニー・ウッド (ベスト4)
  4.   バークレー・ベル (4回戦)
  5.   レスター・ストーフェン (ベスト8)
  6.   フランク・パーカー (ベスト8)
  7.   ブライアン・グラント (3回戦)
  8.   ジョージ・ロット (3回戦)

(外国人シード選手:4名)

  1.   フレッド・ペリー (優勝、大会2連覇)
  2.   ロデリク・メンツェル (4回戦)
  3.   バーノン・カービー (ベスト4)
  4.   フランク・ワイルド (3回戦)

女子シングルス 編集

(本年度は、抽選表にシード選手の番号が振られていないため、順番に並べることができない。)

大会経過 編集

男子シングルス 編集

準々決勝

準決勝

女子シングルス 編集

準々決勝

準決勝

決勝戦の結果 編集

外部リンク 編集

  • 全米オープンの歴史 (英語、全米オープンテニス公式サイト内)
  • 抽選表・シード選手:男子女子 (男子はGrand Slam Tennis Archive、女子はTennisForum.com提供スレッドによる)

参考文献 編集

  • Roger M. Williams, “The U.S. Open: Game, Set, Unmatched”(全米オープン-ゲーム・セット・試合は続く) Time-Life Books, New York (1997) ISBN 0-7835-5260-2 各部門ごとの開催地について、本書の189ページを参照した。
  • Bud Collins, “Total Tennis: The Ultimate Tennis Encyclopedia” Sport Classic Books, Toronto (2003 Ed.) ISBN 0-9731443-4-3
先代
1934年ウィンブルドン選手権
テニス4大大会
1934年 - 1935年
次代
1935年オーストラリア選手権 (テニス)
先代
1933年全米選手権 (テニス)
全米オープン
1934年
次代
1935年全米選手権 (テニス)