1945年フランクリン・ルーズベルト大統領就任式

第32代アメリカ合衆国大統領フランクリン・D・ルーズベルトの4回目の就任式は、1945年1月20日土曜日に行われた。これは40回目となる大統領就任式であり、大統領のフランクリン・D・ルーズベルトの最終期となる4期目と副大統領ハリー・S・トルーマンの唯一の任期の始まりとなった。1951年にアメリカ合衆国憲法修正第22条が批准されて大統領選出は2回までとなったために4期目の大統領就任はこの1度きりである。ルーズベルトはこの任期の82日目に死去し、トルーマンが大統領に昇任した。

フランクリン・D・ルーズベルトの4回目の就任式
日付1945年1月20日 (79年前) (1945-01-20)
場所ワシントンD.C.
ホワイトハウス
主催者アメリカ合衆国議会就任式典合同委員会英語版
関係者フランクリン・D・ルーズベルト
第32代アメリカ合衆国大統領
— 就任者

ハーラン・F・ストーン
アメリカ合衆国最高裁判所長官
— 宣誓挙行者

ハリー・S・トルーマン
第34代アメリカ合衆国副大統領
— 就任者

ヘンリー・A・ウォレス
第33代アメリカ合衆国副大統領
— 宣誓挙行者

第二次世界大戦中の緊縮財政のために就任式は従来のような議会議事堂ではなくホワイトハウスのサウスポルティコで行われ、パレードなどの祝賀行事も中止された[1]宣誓挙行者は最高裁判所長官ハーラン・F・ストーンが務め、その後の就任演説は史上最も短いものの1つとなった。また副大統領宣誓を前任者が執り行うのは今回が最後である。

参考文献 編集

  1. ^ The 40th Presidential Inauguration: Franklin D. Roosevelt, January 20, 1945”. United States Senate. 2021年7月5日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集