1967年の映画
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出来事
編集世界
編集→「1967年 § できごと」も参照
- 7月17日 - ワーナー・ブラザースとセヴン・アーツ・プロダクションズが合併[1][2]。ワーナー・セヴン・アーツに名称変更[2]。
- 7月20日 - 第5回モスクワ国際映画祭で山本薩夫監督『白い巨塔』が銀賞受賞[3]。
- 8月13日 - 米国、『俺たちに明日はない』(アーサー・ペン監督)公開[3][4]。アメリカン・ニューシネマ(従来のハリウッド映画とは異なる、反体制的な人間が主役の作品)始まる[3][4]。
- 9月8日 - 小林正樹監督『上意討ち 拝領妻始末』、第28回ヴェネツィア国際映画祭、国際(映画)批評家連盟賞受賞[3][5]。予備審査で落選し映画祭には不参加となるが、国際批評家連盟が異例の独自判断を行い、同賞を受賞[3]。
- 10月 - クリス・マルケル製作、ジャン=リュック・ゴダール監督らによるドキュメンタリー映画『ベトナムから遠く離れて』、米仏で公開[4][6]。
日本
編集→「1967年の日本 § できごと」も参照
- 1月
- 2月
- 3月
- 3月15日 - 大映、ガメラシリーズ第3作『大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス』(湯浅憲明監督)公開[11]、日本映画輸出振興協会から融資(1億5300万円)[12]。ガメラシリーズは、1971年7月公開の『ガメラ対深海怪獣ジグラ』までの5作品が、日本映画輸出振興協会から融資を受けている[13][注 1]。
- 3月19日 - 東映動画創立10周年記念動画『少年ジャックと魔法使い』 / 『サイボーグ009 怪獣戦争』封切[15]。
- 3月25日 - 松竹初の怪獣映画『宇宙大怪獣ギララ』(二本松嘉瑞監督)公開[16]、日本映画輸出振興協会から融資(1億2000万円)[17][注 2]。
- 3月30日 - 日活は業績不振の責任を取って、製作担当重役の6人が退陣することに[2][3][注 3]。
- 4月
- 6月
- 7月
- 8月
- 8月3日 - 東宝8.15シリーズの第1作、岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』を東京・有楽座でロードショー公開し(一般公開は8月12日)、大ヒット[1]。以後、東宝8.15シリーズは6作続く[1]。
- 9月
- 11月
- 12月
- 戦時中の劇映画『残菊物語』を含む1,385本が返還される[2]。
- テレビ受信契約数2,000万突破[25]。普及率83.1パーセント[25]。
- 12月15日
- 東京・有楽町スバル座、東宝と経営提携し、ロードショー劇場になる[1]。
- 全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)、警視庁の指摘による深夜興行の未成年者入場問題で各劇場に通達[26]。
- 12月23日 - 『網走番外地 吹雪の斗争』(石井輝男監督) / 『兄弟仁義 関東兄貴分』(中島貞夫監督)[27] 封切、ヒット[7]。
- 12月31日 - 初詣客をターゲットにした、東宝直営館初のオールナイト興行を渋谷東宝劇場で実施[3][1]。上映作品は『日本一の男の中の男』と『ゴー!ゴー!若大将』[1]。先行実施の大映、東映系上映館に対抗[3]。
周年
編集- 創立35周年
- 東宝 - 創立35周年記念作品として、『キングコングの逆襲』&『長篇怪獣映画ウルトラマン』を公開した[要出典]。
日本の映画興行
編集配給会社 | 年間配給収入
(単位:百万円) |
前年対比 |
---|---|---|
松竹 | 2,345 | 99.4% |
東宝 | 4,816 | 106.9% |
大映 | 3,171 | 90.2% |
東映 | 5,051 | 91.4% |
日活 | 3,159 | 74.4% |
- 出典: 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月、48頁。
各国ランキング
編集日本配給収入ランキング
編集順位 | 題名 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|
1 | 黒部の太陽 | 日活 | 7億9516万円 |
2 | 日本のいちばん長い日 | 東宝 | 4億4195万円 |
3 | クレージー黄金作戦 | 東宝 | 3億2427万円 |
4 | クレージーの怪盗ジバコ | 東宝 | 2億4066万円 |
5 | ゴー!ゴー!若大将 | 東宝 | 2億2047万円 |
6 | 日本一の男の中の男 | 東宝 | 2億1828万円 |
7 | あゝ同期の桜 | 東映 | 2億0322万円 |
8 | 座頭市血煙り街道 | 大映 | 1億9232万円 |
9 | 人間魚雷 あゝ回天特別攻撃隊 | 東映 | 1億7984万円 |
10 | 網走番外地 悪への挑戦 | 東映 | 1億6651万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、240頁。ISBN 978-4873767550。
順位 | 題名 | 製作国 | 配給 | 配給収入 |
---|---|---|---|---|
1 | 007は二度死ぬ | ユナイテッド・アーティスツ | 6億7997万円 | |
2 | グラン・プリ | MGM | 5億1751万円 | |
3 | プロフェッショナル | ユナイテッド・アーティスツ | 4億6417万円 | |
4 | 風と共に去りぬ (リバイバル) | MGM | 3億1771万円 | |
5 | 夕陽のガンマン | ユナイテッド・アーティスツ | 3億1517万円 | |
6 | おしゃれ泥棒 | 20世紀フォックス | 3億0029万円 | |
7 | 戦争と平和 完結篇 | ヘラルド | 1億9000万円 | |
8 | 続・荒野の七人 | ユナイテッド・アーティスツ | 1億8772万円 | |
9 | パリは燃えているか | パラマウント映画 | 1億8683万円 | |
10 | 続・黄金の七人 レインボー作戦 | 東和 | 1億8000万円 |
- 出典:『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』キネマ旬報社〈キネマ旬報ムック〉、2012年5月、241頁。ISBN 978-4873767550。
北米興行収入ランキング
編集順位 | 題名 | スタジオ | 興行収入 | 出典 |
---|---|---|---|---|
1. | 卒業 | エンバシー・ピクチャーズ ユナイテッド・アーティスツ |
$104,901,839 | [32] |
2. | ジャングル・ブック | ウォルト・ディズニー | $73,741,048 | [33] |
3. | 招かれざる客 | コロンビア ピクチャーズ | $56,666,667 | [34] |
4. | 俺たちに明日はない | ワーナー・ブラザース=セヴン・アーツ | $50,700,000 | [35] |
5. | 特攻大作戦 | MGM | $45,300,000 | [36] |
6. | 哀愁の花びら | 20世紀フォックス | $44,432,255 | [37] |
7. | 007は二度死ぬ | ユナイテッド・アーティスツ | $43,084,787 | [38] |
8. | いつも心に太陽を | コロンビア映画 | $42,432,803 | [39] |
9. | 地獄の天使 | AIP | $36,000,000 | [40] |
10. | モダン・ミリー | ユニバーサル映画 | $34,335,025 | [41] |
日本公開映画
編集1967年の日本公開映画を参照。
受賞
編集- 第25回ゴールデングローブ賞
- 作品賞 (ドラマ部門) - 『夜の大捜査線』
- 主演女優賞 (ドラマ部門) - イーディス・エヴァンス(『The Whisperers』)
- 主演男優賞 (ドラマ部門) - ロッド・スタイガー(『夜の大捜査線』)
- 作品賞 (ミュージカル・コメディ部門) -『卒業』
- 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - アン・バンクロフト(『卒業』)
- 主演男優賞 (ミュージカル・コメディ部門) - リチャード・ハリス(『キャメロット』)
- 監督賞 - マイク・ニコルズ(『卒業』)
- 第33回ニューヨーク映画批評家協会賞 - 『夜の大捜査線』
- 第20回カンヌ国際映画祭
- グランプリ - 『欲望』 (ミケランジェロ・アントニオーニ)
- 監督賞 - フィレンツ・コーシャ(『TIZEZER NAP』)
- 男優賞 - オデド・コトラー(『TROIS JOURS POUR UN ENFANT』)
- 女優賞 - ピア・デゲルマルク(『みじかくも美しく燃え』)
- 第28回ヴェネツィア国際映画祭
- 第17回ベルリン国際映画祭
- 金熊賞 - 『出発』 (イエジー・スコリモフスキー)
- 第41回キネマ旬報ベスト・テン
- 外国映画第1位 - 『アルジェの戦い』
- 日本映画第1位 - 『上意討ち 拝領妻始末』
- 第22回毎日映画コンクール
- 日本映画大賞 - 『上意討ち 拝領妻始末』
誕生
編集- 1月3日 - 若村麻由美、日本の女優
- 1月14日 - エミリー・ワトソン、イギリスの女優
- 1月21日 - 宮崎吾朗、日本のアニメーション監督
- 1月26日 - 森川智之、日本の声優
- 2月10日 - ローラ・ダーン、アメリカの女優
- 2月15日 - 堀ちえみ、日本の歌手・女優
- 2月19日 - ベニチオ・デル・トロ、プエルトリコの俳優
- 2月21日 - 伊藤つかさ、日本の女優
- 3月23日 - 七瀬なつみ、日本の女優
- 3月30日 - 林原めぐみ、日本の声優
- 3月31日 - サンドリーヌ・ボネール、フランスの女優
- 4月1日 - 鷲尾いさ子、日本の女優
- 5月4日 - 矢島晶子、日本の声優
- 5月12日 - 坂元裕二、日本の脚本家
- 6月1日 - 坂上忍、日本の俳優
- 6月20日 - ニコール・キッドマン、オーストラリアの女優
- 6月23日 - 南野陽子、日本の歌手・女優
- 7月1日 - パメラ・アンダーソン、カナダのモデル、女優
- 7月6日 - とよた真帆、日本の女優
- 7月10日 - 沢村一樹、日本の俳優
- 7月16日 - ウィル・フェレル、アメリカの俳優
- 7月18日 - ヴィン・ディーゼル、アメリカの俳優
- 8月8日 - 天海祐希、日本の女優
- 9月11日 - ハリー・コニック・Jr、日本の俳優
- 9月12日 - 田中美奈子、日本の女優
- 9月19日 - 細田守、日本のアニメーション監督
- 9月22日 - 緒形直人、日本の俳優
- 10月4日 - リーヴ・シュレイバー、アメリカの俳優
- 10月5日 - ガイ・ピアース、オーストラリアの俳優
- 10月16日 - 松野太紀、日本の声優
- 10月28日 - ジュリア・ロバーツ、アメリカの女優
- 11月2日 - 石田彰、日本の声優
- 11月25日 - 中井和哉、日本の声優
- 11月28日 - 原田知世、日本の女優・歌手
- 12月8日 - 三石琴乃、日本の声優
- 12月10日 - 有森也実、日本の女優
- 12月11日 - 保阪尚希、日本の俳優
- 12月13日 - 織田裕二、日本の俳優
- 12月31日 - 江口洋介、日本の俳優
死去
編集日付 | 名前 | 国籍 | 年齢 | 職業 | |
1月 | 8日 | ズビグニェフ・ツィブルスキ | 39 | 俳優 | |
21日 | アン・シェリダン | 51 | 女優 | ||
2月 | 6日 | マルティーヌ・キャロル | 46 | 女優 | |
15日 | アントニオ・モレノ | 79 | 俳優・映画監督 | ||
24日 | フランツ・ワックスマン | 60 | 作曲家 | ||
3月 | 6日 | ネルソン・エディ | 65 | 歌手・俳優 | |
11日 | ジェラルディン・ファーラー | 85 | 歌手・女優 | ||
4月 | 3日 | 横山運平 | 86 | 俳優 | |
5月 | 11日 | 轟夕起子 | 49 | 女優 | |
29日 | ゲオルク・ヴィルヘルム・パープスト | 81 | 映画監督 | ||
30日 | クロード・レインズ | 77 | 俳優 | ||
6月 | 10日 | スペンサー・トレイシー | 67 | 俳優 | |
26日 | フランソワーズ・ドルレアック | 25 | 女優 | ||
29日 | ジェーン・マンスフィールド | 34 | 女優 | ||
7月 | 8日 | ヴィヴィアン・リー | 53 | 女優 | |
21日 | ベイジル・ラスボーン | 75 | 俳優 | ||
8月 | 13日 | ジェーン・ダーウェル | 87 | 女優 | |
25日 | ポール・ムニ | 71 | 俳優 | ||
10月 | 30日 | ジュリアン・デュヴィヴィエ | 71 | 映画監督 | |
11月 | 9日 | チャールズ・ビックフォード | 76 | 俳優 | |
12月 | 29日 | 小川虎之助 | 70 | 俳優 |
脚注
編集注釈
編集- ^ 『戦後映画の産業空間 : 資本・娯楽・興行』「日本映画輸出振興協会と輸出向けコンテンツ」によれば、大映はこの融資制度を活用して会社の存続を模索していたが、1971年12月23日に破産宣告[14]。
- ^ 松竹は、特撮映画『昆虫大戦争』、山田洋次監督『男はつらいよ』(1969年公開)・『家族』(1970年公開)なども日本映画輸出振興協会からの融資を受けている[18]。
- ^ 『東宝75年のあゆみ』では、「経営陣の若返りを打ち出し」となっている。
- ^ 脚本家の山崎巌によれば、予算(日活の通常映画の10倍の金額〔ママ〕)を日本政府が払ってくれたが、日活はその大部分を会社の借金の返済に充てた[22]。
出典
編集- ^ a b c d e f g h i j k 東宝 1982b, p. 106.
- ^ a b c d e f g 谷川 1993, p. 150.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 東宝 2010b, p. 219.
- ^ a b c 石原良太 1986, p. 111.
- ^ “映画 上意討ち 拝領妻始末 (1967)について”. allcinema. スティングレー. 2024年1月7日閲覧。
- ^ “ベトナムから遠く離れて (1967) - Release info” (英語). IMDb. 2024年1月6日閲覧。
- ^ a b c d 東映 1992, p. 44.
- ^ 東宝 1982b, p. 105.
- ^ a b 松竹 1985, p. 690.
- ^ 東映 1992, pp. 44–45.
- ^ “大怪獣空中戦 ガメラ対ギャオス : 作品情報”. 映画.com. 2024年2月1日閲覧。
- ^ 谷川建司 2016, pp. 57, 62, 83.
- ^ 谷川建司 2016, pp. 71–76, 82–83.
- ^ 谷川建司 2016, pp. 73–74.
- ^ 東映 1992, p. 46.
- ^ “作品データベース:宇宙大怪獣ギララ”. 松竹公式サイト. 松竹. 2024年2月1日閲覧。
- ^ 谷川建司 2016, pp. 58, 69–70, 83.
- ^ 谷川建司 2016, pp. 82–83.
- ^ “テレ朝『日曜洋画劇場』50周年 淀川長治氏がOP映像で復活”. オリコン ニュース (オリコン). (2016年10月28日) 2020年7月5日閲覧. "(前略)翌年4月より日曜日に移動して現在に至る(後略〕"
- ^ “大巨獣ガッパ”. 日活公式サイト. 日活. 2024年2月1日閲覧。
- ^ 谷川建司 2016, pp. 58–62, 83.
- ^ 谷川建司 2016, p. 59.
- ^ “東映クロニクル”. 東映公式サイト. 東映. 2020年4月1日閲覧。
- ^ 日活 2014, pp. 98, 100.
- ^ a b 山川 1987, p. 331.
- ^ 東宝 2010b, p. 220.
- ^ “兄弟仁義 関東兄貴分”. 映画.com. 2023年3月28日閲覧。
- ^ 斉藤 2009, p. 65.
- ^ “小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ “主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
- ^ a b “過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
- ^ “The Graduate, Box Office Information”. Box Office Mojo. March 8, 2012閲覧。
- ^ “The Jungle Book, Box Office Information”. Box Office Mojo. March 8, 2012閲覧。
- ^ “Guess Who's Coming to Dinner, Box Office Information”. Box Office Mojo. March 8, 2012閲覧。
- ^ “Bonnie and Clyde, Box Office Information”. The Numbers. March 8, 2012閲覧。
- ^ “The Dirty Dozen, Box Office Information”. The Numbers. March 8, 2012閲覧。
- ^ “Valley of the Dolls, Box Office Information”. The Numbers. March 8, 2012閲覧。
- ^ “You Only Live Twice, Box Office Information”. Box Office Mojo. March 8, 2012閲覧。
- ^ “To Sir, With Love, Box Office Information”. The Numbers. March 8, 2012閲覧。
- ^ “The Born Losers, Box Office Information”. The Numbers. March 8, 2012閲覧。
- ^ “Thoroughly Modern Millie, Box Office Information”. The Numbers. March 8, 2012閲覧。
- ^ “第28回 ベネチア国際映画祭(1967年)”. 映画.com. 2019年7月20日閲覧。
参考文献
編集- 石原良太 編『映画賞・映画祭日本・外国受賞作品大全集 : 栄光と虚栄・アカデミー賞からヨコハマ映画祭』芳賀書店、1986年6月。ISBN 4-8261-0520-7。
- 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8。
- 松竹『松竹九十年史』松竹、1985年12月。全国書誌番号:87001945。
- 谷川建司「日本映画輸出振興協会と輸出向けコンテンツ」『戦後映画の産業空間 : 資本・娯楽・興行』森話社、2016年7月。ISBN 978-4-86405-098-2。
- 谷川義雄『年表・映画100年史』風濤社、1993年5月。ISBN 4-89219-113-2。
- 東映『クロニクル東映-II 1947-1991』東映、1992年10月。全国書誌番号:93017746。
- 東宝『東宝五十年史』東宝、1982年11月。全国書誌番号:83041631。
- 渋沢社史データベース版(1982年11月刊行本が底本)
- 東宝 編『東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 1932 - 2007』東宝、2010年4月。
- 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月。
- 日活『日活100年史 = Nikkatsu-celebrating 100 years of history』日活、2014年3月。全国書誌番号:22411179。
- 山川浩二『昭和広告60年史』講談社、1987年。ISBN 4-06-202184-6。