1982年の韓国シリーズ

1982年の韓国シリーズは韓国におけるプロ野球創設初年度の1982年に行なわれたポストシーズンゲームである。なお大会名は正式には「コリアン・シリーズ」と銘打たれたが、翌年から「韓国シリーズ」と改められ以降この名が定着したことから、記事名もこれに倣うものとする。

概要

ペナントレースは前後期制で行なわれ、前期はOBベアーズが、後期は三星ライオンズが制しこの2チームによる7戦4勝方式にて争われた。

試合結果

第1戦

10月5日・大田ハンバッ運動場野球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	11	12	13	14	15	R	H
三星ライオンズ	0	0	0	0	0	2	0	0	1	0	0	0	0	0	0	3	3
OBベアーズ	2	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	13

第2戦

10月6日・大邱市民運動場野球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H
OBベアーズ	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	-
三星ライオンズ	0	6	0	2	0	0	0	1	0	9	9

第3戦

10月8日・東大門野球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H
三星ライオンズ	0	0	0	1	0	0	0	2	0	3	8
OBベアーズ	0	0	1	0	2	1	1	0	X	5	11

第4戦

10月9日・東大門野球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H
OBベアーズ	0	1	0	1	1	0	5	0	0	7	-
三星ライオンズ	0	0	0	2	2	0	2	0	0	6	-

第5戦

10月10日・東大門野球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H
三星ライオンズ	0	0	0	0	2	0	2	0	0	4	-
OBベアーズ	3	0	1	0	0	0	0	0	1x	5	-

第6戦

10月12日・東大門野球場

	1	2	3	4	5	6	7	8	9	R	H
OBベアーズ	0	1	1	0	1	0	0	0	5	8	-
三星ライオンズ	2	0	1	0	0	0	0	0	0	3	-

• OBベアーズが4勝1敗1分けで韓国シリーズ優勝
• MVP：金裕東（キム・ユドン、OB）第6戦9回表に勝ち越し満塁本塁打

その他

• 第1戦の始球式を務めたのは当時の忠清南道知事の柳興洙であった。