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1990年のオールスターゲーム (日本プロ野球)

試合概要編集

前年、日本一達成した読売ジャイアンツ藤田元司監督が全セ(オール・セントラル・リーグ)を率い、パ・リーグを制した近鉄バファローズ仰木彬監督が全パ(オール・パシフィック・リーグ)を率いた1990年のオールスターゲーム。新人・野茂英雄(近鉄)が独特のトルネード投法共々大きな話題となり、ファン投票1位でオールスターに出場した。

第1戦、7対0と全パが大量リードした9回に野茂が登板。原辰徳(巨人)、落合博満中日)と対戦した。続く第2戦が本登板となり全パの先発として登場。対する全セも中日のルーキー与田剛をたて、球宴初の新人先発対決となった。新人対決も見ものだったが、それ以上に活躍したのは全パ史上最年少で打順4番で出場の清原和博で3打数3安打(うち本塁打2本)4打点の大暴れ、MVPを獲得した。

選出選手編集

セントラル・リーグ[1] パシフィック・リーグ[1]
監督 藤田元司 巨人 監督 仰木彬 近鉄
コーチ 山本浩二 広島 コーチ 上田利治 オリックス
星野仙一 中日 森祇晶 西武
投手 与田剛 中日 投手 野茂英雄 近鉄
斎藤雅樹 巨人 2 阿波野秀幸 近鉄 4
木田優夫 巨人 山沖之彦 オリックス 2
佐々岡真司 広島 石井丈裕 西武
川口和久 広島 6 郭泰源 西武 2
西本聖 中日 8 渡辺智男 西武
内藤尚行 ヤクルト 2 渡辺久信 西武 5
野田浩司 阪神 吉田豊彦 ダイエー
野村弘樹 大洋 武田一浩 日本ハム
遠藤一彦 大洋 5 西崎幸広 日本ハム 3
川崎憲次郎 ヤクルト 白武佳久 ロッテ
中田良弘 阪神
捕手 山倉和博 巨人 9 捕手 伊東勤 西武 7
中村武志 中日 3 中嶋聡 オリックス 2
古田敦也 ヤクルト 田村藤夫 日本ハム 5
一塁手 駒田徳広 巨人 一塁手 清原和博 西武 5
二塁手 岡田彰布 阪神 8 二塁手 大石第二朗 近鉄 8
三塁手 岡崎郁 巨人 2 三塁手 石毛宏典 西武 10
遊撃手 川相昌弘 巨人 遊撃手 安達俊也 近鉄
内野手 正田耕三 広島 4 内野手 金村義明 近鉄
野村謙二郎 広島 松永浩美 オリックス 7
落合博満 中日 10 辻発彦 西武 4
池山隆寛 ヤクルト 3 田中幸雄 日本ハム 3
パリッシュ 阪神 2
高木豊 大洋 6
外野手 クロマティ 巨人 3 外野手 秋山幸二 西武 6
原辰徳 巨人 10 ブライアント 近鉄
彦野利勝 中日 2 門田博光 オリックス 13
広沢克己 ヤクルト 4 鈴木貴久 近鉄
山崎賢一 大洋 2 石嶺和彦 オリックス 3
山本和範 ダイエー 3
西村徳文 ロッテ 4
  • 太字はファン投票で選ばれた選手。▲は出場辞退選手発生による補充選手。

試合結果編集

試合 試合日 球場 開始時刻 勝利 スコア 敗戦 MVP 入場者数
第1戦 7月24日(火) 横浜 18時41分 パシフィック 7 - 0 セントラル R.ブライアント 27431人
第2戦 7月25日(水) 平和台 18時36分 パシフィック 12 - 7 セントラル 清原和博 23541人

第1戦編集

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全パ 0 0 0 5 2 0 0 0 0 7 8 0
全セ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0
  1. パ : ○阿波野()、渡辺久西)、(西)、山沖)、野茂(近)、白武)-伊東(西)、田村
  2. セ : 野村弘)、●斎藤雅()、木田(巨)、佐々岡)、遠藤(洋)-山倉(巨)、中村)、古田
  3. : 阿波野(1勝)  : 斎藤雅(1敗)  
  4. :  パ – ブライアント(近)1号(2ラン・斎藤雅)、清原(西)1号(2ラン・木田)
  5. 審判:球審…渡田(セ)、塁審…(パ)・平光(セ)・高木(パ)、外審…友寄(セ)・𨂊池(パ)
  6. 試合時間:2時間28分

オーダー編集

パシフィック
打順守備選手
1[中]秋山幸二
2[二]大石大二郎
3[右]ブライアント
4[一]清原和博
5[左]石嶺和彦
6[三]金村義明
7[遊]田中幸雄
8[中]伊東勤
9[投]阿波野秀幸
セントラル
打順守備選手
1[遊]池山隆寛
2[中]彦野利勝
3[左]原辰徳
4[三]落合博満
5[一]パリッシュ
6[右]広沢克己
7[二]岡田彰布
8[捕]山倉和博
9[投]野村弘樹


第2戦編集

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
全セ 0 0 2 0 0 1 0 0 4 7 9 0
全パ 0 1 0 3 0 1 2 5 X 12 15 0
  1. セ : 与田(中)、●川崎(ヤ)、川口(広)、西本(中)、中田)-古田、中村、山倉
  2. パ : 野茂、○西崎(日)、渡辺(西)、石井丈(西)、武田(日)-中嶋(オ)、伊東、田村
  3. : 西崎(1勝)  : 川崎(1敗)  
  4. :  セ – 落合(中)1号(2ラン・野茂)・2号(3ラン・武田)  パ – 清原2号(ソロ・与田)・3号(ソロ・川口)、石嶺(オ)1号(2ラン・川崎)、大石(近)1号(3ラン・中田)、鈴木(近)1号(ソロ・中田)
  5. 審判:球審…永見(パ)、塁審…鷲谷(セ)・𨂊池(パ)・友寄(セ)、外審…高木(パ)・渡田(セ)
  6. 試合時間:3時間2分

オーダー編集

セントラル
打順守備選手
1[中]クロマティ
2[遊]野村謙二郎
3[左]原辰徳
4[指]落合博満
5[右]広沢克己
6[三]岡崎郁
7[一]駒田徳広
8[二]川相昌弘
9[捕]古田敦也
[投]与田剛
パシフィック
打順守備選手
1[中]西村徳文
2[指]山本和範
3[右]ブライアント
4[一]清原和博
5[左]石嶺和彦
6[三]松永浩美
7[遊]田中幸雄
8[捕]中嶋聡
9[二]辻発彦
[投]野茂英雄


この試合が平和台球場で13年ぶりにして最後のオールスターゲームとなった。

テレビ・ラジオ中継編集

テレビ中継編集

ラジオ中継編集

エピソード編集

  • この年からパ・リーグ主催球場に限り、指名打者制度が敷かれた。

脚注編集

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  1. ^ a b 『オールスターゲームの軌跡 DREAM GAMES HISTORY since 1951』(2001年、ベースボール・マガジン社)、P.202

関連項目編集

外部リンク編集