1995年の全日本GT選手権
前年: 1994 翌年: 1996

1995年の全日本GT選手権(JGTC)は、1995年(平成7年)4月2日・3日に鈴鹿サーキットで開幕し、9月30日・10月1日にMINEサーキットで閉幕した全6戦のシリーズである。 GT1は影山正彦がタイトルを獲得、GT2は石橋義三星野薫が獲得した。

エントリーリスト

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車番 車両 ドライバー チーム タイヤ
1 カルソニックスカイライン  星野一義(Rd.3-6)
 影山正彦
ホシノレーシング B
2 ZEXEL ワイズ スカイライン   都平健二
  河合博之
TEAM ZEXEL Y
3 ユニシアジェックス スカイライン   長谷見昌弘 ハセミ・モータースポーツ B
4 中春 スカイライン GT-R(Rd.4,5)   福山英朗
 水野文則
Racing Team 中春 B
5 マツダコレクション出光ポルシェ(Rd.1-5)   柏原浩一
 羽根幸浩(Rd.1,2)
  田中実(Rd.4,5)
RUNK UP TOMEI SPORTS Y
8 TOYOTA SUPRA(Rd.1)
FET SPORTS SUPRA(Rd.2-6)
  長坂尚樹
  見崎清志(Rd.1)
FET RACING TEAM B
10 ジョンソン スカイライン(Rd.3-6)   飯田章
  鈴木利男(Rd.3)
NISMO B
15 プローバ ポルシェ ターボ   古谷直広
  玉本秀幸(Rd.4)
  和田久(Rd.5)
  スコット・マクスウェル(Rd.6)
プローバモータースポーツ B
19 JUN スカイラインGT-R   小林且雄 TEAM-JUN Y
20 トヨタ・MR-2 (Rd.4)[1]   ダン・フジサワ
  藤川元造
不明
22 橋本車体INTECスカイライン(Rd.5)   水沼克夫
  秋元光男
ダンデライオンレーシングチーム Y
25 FEDEX 300ZX-LM(Rd.1,2,4-6)  影山正美 Team Le Mans Y
30 綜合警備 PORSCHE   山田洋二(Rd.1,2,4-6)
  田嶋栄一
TEAM TAKE ONE B
33 タイサン ポルシェGT-2(Rd.2-4)   松田秀士(Rd.2,3)
  飯田薫(Rd.2,4)
  鈴木恵一(Rd.3,4)
TEAM TAISAN Y
34 タイサン スターカード F40(Rd.1,2)
→STP タイサンポルシェGT-2(Rd.4-6)
 アンソニー・レイド(Rd.1,2)
 近藤真彦(Rd.2)
  松田秀士(Rd.4-6)
  土屋武士(Rd.4)
 オスカー・ララウリ(Rd.5)
  鈴木恵一(Rd.6)
TEAM TAISAN Y

(Rd.1,2)
B (Rd.4-6)

35 タイサン スターカードGT-2   鈴木恵一(Rd.1,2)
  松田秀士(Rd.1)
  土屋武士(Rd.2)
 アンソニー・レイド(Rd.3-6)
 近藤真彦(Rd.3-6)
TEAM TAISAN Y
36 トヨタ カストロール スープラ   関谷正徳
  ミハエル・クルム
Castrol TOYOTA TEAM TOM'S B
38 トヨタ スープラ   エリック・コマス TOYOTA TEAM CERUMO B
39 サードスープラGT   ジェフ・クロスノフ トヨタチームサード D
40 タイサン スターカード F40(Rd.1,2,4,6)   太田哲也
 オスカー・ララウリ(Rd.1,4.6)
TEAM TAISAN Y
41 アイワ&ナガタ シルビア(Rd.1)
→京都近鉄 ARP シルビア(Rd.2,4-6)
  伊達邦夫
  石川朗
AIWA レーシング プロジェクト Y
55 JOMO R33(Rd.1,2,4-6)   鈴木利男
  飯田章(Rd.1,2)
NISMO B
66 RAZO・TRAMPIO GTR(Rd.2)   原貴彦
  和田久
SHIFT T
81 エンドレスアドバン GTR(Rd.4)   木下みつひろ
  菊池靖
エンドレススポーツ Y
87 TCRCコムテック Elf GT2(Rd.4)   山田英二 チーム コムテック レーシングクラブ Y
88 レインX タムラディアブロ(Rd.1,3-6)  和田孝夫
 池沢さとし(Rd.1,3-5)
 金海辰彦(Rd.6)
KEN WOLF with TERAI ENG Y
99 PORSCHE RSR(Rd.2)[2]
→KANEKO PORSCHE(Rd.4-6)
 長島正興(Rd.2)
 道上龍(Rd.4-6)
チーム国光 Y
100 BPオイル ポルシェターボ  高橋国光
 土屋圭市
チーム国光 Y
車番 車両 ドライバー チーム タイヤ
6 シュロスポルシェ (Rd.1)   日置恒文
  八代俊二
シュロスモータースポーツ D
7 RE雨宮 SuperG RX-7(Rd.2-6)   松本晴彦
  竹内浩典
RE雨宮 D
11 デサントムラウチスカイライン(Rd.1)[3]
→ムラウチ石森石油 GTS-R (Rd.2-5)
  石森浩元 エムファクトリーレーシングクラブ B
12 エイメイオートミラージュ(Rd.4)   永井明 エイメイオート D
13 サバンナRX-7(Rd.2)[4]
→マイクロロンRX-7(Rd.5)[5]
  早川篤
  吉田信宏
アムゼレーシング D
17 東京科学芸術専門学校RX-7(Rd.2-5)   野上敏彦
  輿水敏明
Kageisen Racing Team Y
18 ATS-BM ERC RX-7(Rd.2-5)   福嶌稔大
  川崎哲哉(Rd.2-3,5)
Elite Racing Corporation Y
21 Team AB ひろ矯正歯科M3(Rd.5)   伊藤昌一
  一ツ山陽介
ヒトツヤマレーシング Y
22 スカイライン(Rd.4)[6]   水沼克夫
  秋元光男
ダンデライオンレーシングチーム Y
23 TKC鈴木会計ポルシェ(Rd.3-5)   鈴木隆司
  杉田直人
B.H Studio Racing Y
26 タイサンBMW・M3   関根基司(Rd.1-3)
  武藤文雄(Rd.1-3)
  長島正興(Rd.4-6)
  山梨順一(Rd.4-6)
Team Taisan Y
27 ナックウエストスカイライン(Rd.2,4)   林道明
  金森敏一(Rd.2)
  鈴木守(Rd.4)
ナックウエスト D
28 タイサンBMW・M3   関根基司(Rd.4-6)
  武藤文雄(Rd.4-6)
Team Taisan Y
31 コブラポルシェRS(Rd.2-3)
→ナインテンポルシェ(Rd.4)
→ナインテンゲータレードポルシェ(Rd.5-6)
  池谷勝則(Rd.2-5)
  石原将光(Rd.2-3)
  袖山誠一(Rd.5-6)
コブラレーシング Y
32 ランテックスカイライン(Rd.1-2)   大山茂
  岡野谷純
Ohyama Racing Y
50 ランクアップポルシェ(Rd.5)[7]   桂伸一
  中田雅久
東名スポーツ Y
54 ゲータレードポルシェ(Rd.2-3)   中田雅久
  袖山誠一
S2 ブレイン Y
70 欧州車販売の外国屋スカイライン(Rd.1)
→欧州車販売の外国屋アドバン(Rd.2-3)
→外車の外国屋アドバンHR31(Rd.4-6)
  石橋義三
  星野薫
石橋義三 B
71 IPF WAKO'S M3(Rd.2)
→Sound Stream M3(Rd.3-6)
  山岸豪
  黒須俊文(Rd.2-5)
  小泉和寛(Rd.6)
牧口エンジニアリング Y
72 WAKO'S BMW・M3   牧口規雄
  福山英朗(Rd.1)
  堀米徹(Rd.2)
  木下隆之(Rd.3-6)
牧口エンジニアリング Y

スケジュールおよび結果

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ラウンド 大会名 サーキット 開催日 GT1優勝チーム GT2優勝チーム
GT1優勝ドライバー GT2優勝ドライバー
1 Suzuka GT 300 鈴鹿サーキット 4月2日 #1 カルソニック Hoshino Racing GT-R #70 Team Gaikokuya 日産・スカイライン
  影山正彦   石橋義三
  星野薫
2 All Japan Fuji GT Race 富士スピードウェイ 5月4日 #33 Team Taisan ポルシェ・911 GT2 #70 Team Gaikokuya 日産・スカイライン
  松田秀士
  飯田薫
  石橋義三
  星野薫
3 HiLand GT&F3 Race 仙台ハイランド 6月25日 #36 カストロール TOM'S トヨタ・スープラ #7 RE雨宮レーシング マツダ・RX-7
  関谷正徳
  ミハエル・クルム
  竹内浩典
  松本晴彦
4 Japan Special GT-Cup 富士スピードウェイ 8月13日 #3 ハセミモータースポーツ GT-R #72 牧口エンジニアリング BMW M3
  長谷見昌弘   牧口規雄
  木下隆之
5 SUGO GT Championship スポーツランドSUGO 9月10日 #35 Team Taisan ポルシェ・911 GT2 #31 コブラレーシング ポルシェ・993
  アンソニー・リード
  近藤真彦
  袖山誠一
  池谷勝則
6 Sanyo Shinpan Cup Grand Touring Car Endurance Race MINEサーキット 10月1日 #34 Team Taisan ポルシェ・911 GT2 #7 RE雨宮レーシング マツダ・RX-7
  松田秀士
  鈴木恵一
  竹内浩典
  松本晴彦

ランキング

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決勝順位 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位
ポイント 20 15 12 10 8 6 4 3 2 1
  • 同一チームの複数の車両が入賞した場合は上位車のみを加算する。
  • チームが車両を変更しても同クラスの公認車両であれば、ポイントは継続する。
  • レースが所定の周回数で行われなかった場合は、規定により得点を変更する。

ドライバーズタイトル

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順位 ドライバー R1 R2 R3 R4 R5 R6 ポイント
1 影山正彦 20 1 15 4 15 12 67
2 長谷見昌弘 10 15 20 10 6 61
3 鈴木利男 15 10 6 15 8 4 58
4 松田秀士 Ret 20 3 8 6 20 57
5 ミハエル・クルム 6 6 20 Ret 4 10 46
6 関谷正徳 6 6 20 Ret * 10 42
7 アンソニー・レイド Ret 12 2 20 2 36
8 ジェフ・クロスノフ 12 8 12 32
9 飯田章 * 10 6 12 2 Ret 30
10 高橋国光
12 10 3 3 Ret 28
10 土屋圭市
12 10 3 3 Ret 28
12 長坂尚樹 3 8 1 10 Ret Ret 22
13 田嶋栄一 1 Ret 4 1 Ret 15 21
14 星野一義 15 4 * * 19
15 近藤真彦 12 2 * 2 16
16 都平健二 2 Ret Ret 8 10
16 河合博之 2 Ret Ret 8 10
16 柏原浩一 4 3 2 1 10
19 エリック・コマス 8 Ret DQ 8
20 鈴木恵一 Ret 4 3 Ret * 7
20 羽根幸浩 4 3 7
22 福山英朗 6 Ret 6
22 水野文則 6 Ret 6
24 土屋武士 4 * 4
25 見崎清志 3 3
25 道上龍 3 3
27 太田哲也 Ret 2 2
27 山田洋二 1 Ret 1 Ret * 2
29 小林且雄 Ret Ret 1 1
29 田中実 1 1
順位 ドライバー R1 R2 R3 R4 R5 R6 ポイント
1 石橋義三 20 20 15 12 12 Ret 79
1 星野薫 20 20 15 12 12 Ret 79
3 竹内浩典 2 20 15 Ret 20 57
3 松本晴彦 2 20 15 Ret 20 57
5 山岸豪 8 12 10 15 8 53
6 牧口規雄 Ret 15 Ret 20 Ret 15 50
6 池谷勝則 10 8 Ret 20 12 50
8 黒須俊文 8 12 10 15 45
9 関根基司 10
6 Ret 10 10 36
9 武藤文雄 10
6 Ret 10 10 36
11 木下隆之 Ret 20 Ret 15 35
12 石森浩元 12 10 Ret 3 25
13 大山茂[要曖昧さ回避] 15 4 19
13 岡野谷純 15 4 19
15 山梨順一 8 8 Ret 16
15 長嶋正興 8 8 Ret 16
17 堀米徹 15 15
17 袖山誠一 Ret 3 * 12 15
19 野上敏彦 3 Ret 6 4 13
19 輿水敏明 3 Ret 6 4 13
21 日置恒文 12 12
21 八代俊二 12 12
23 石原将光 * 8 Ret 8
23 鈴木隆司 4 4 Ret 8
23 杉田直人 4 4 Ret 8
26 林道明 6 Ret 6
26 金森敏一 6 6
26 伊藤昌一 6 6
26 一ツ山陽介 6 6
30 中田雅久 Ret 3 3
30 永井明 3 3
32 早川篤 1 Ret 1
32 吉田信宏 1 Ret 1

チームズタイトル

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順位 チーム R1 R2 R3 R4 R5 R6 ポイント
1 TEAM TAISAN
20 12 8 20 20 80
2 HOSHINO RACING 20 1 15 4 15 12 67
3 ハセミモータースポーツ 10 15 20 10 6 61
4 NISMO 15 10 6 15 8 4 58
5 Castrol TOYOTA TEAM TOM'S 6 6 20 4 10 46
6 トヨタチームサード 12 8 12 32
7 チーム国光
12 10 3 2 3 30
8 TEAM TAKE ONE 1 4 1 15 21
9 FET RACING TEAM 3 1 10 14
10 RUNK UP TOMEI SPORTS 4 3 2 1 10
10 TEAM ZEXEL 2 8 10
12 TOYOTA TEAM CERUMO 8 8
13 Racing Team 中春 6 6
14 TEAM-JUN 1 1
順位 チーム R1 R2 R3 R4 R5 R6 ポイント
1 石橋義三 20 20 15 12 12 79
2 牧口エンジニアリング 15 12 20 15 15 77
3 RE雨宮レーシング 2 20 15 20 57
4 コブラレーシング 10 8 20 12 50
5 TEAM TAISAN 10 6 8 10 10 44
6 エムファクトリーレーシング 12 10 3 25
7 OHYAMA-RACING 15 4 19
8 KAGEISEN RACING TEAM 3 6 4 13
9 シュロスモータースポーツ 12 12
10 B.H.Studio Racing 4 4 8
11 NAC WEST 6 6
11 HITOTSUYAMA RACING 6 6
13 S2 ブレイン 3 3
13 EIMEI AUTO 3 3
15 アムゼレーシング 1 1

テレビ放送

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テレビ東京の放送では、布川敏和吉田由美がメインパーソナリティー、久保田光彦が実況を担当。但し第4戦のみ桑野信義[8]が布川のピンチヒッターを務めていた。また第4戦からは鈴木学がレポーターとして番組出演している。

番組テーマ曲はHIROYAの『HOT BLUE』(東芝EMI)。

番組ゲスト(テレビ東京)

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なお服部は第1戦のゲスト出演の際に、コルベットで今季参戦する事を示唆していた。

スタッフ(テレビ東京)

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  • ナレーター:大森章督
  • 構成:佐々木正樹
  • TD:只野照久[9]、半崎美澄
  • VE:中島武士[10]、萩原謙一、吉田一郎、横島和広、安藤譲一郎、渡辺州美雄
  • AUD:佐野一人、田口豊
  • VTR:二宮守[11]
  • カメラ:中村浩、檜垣正臣、田中豊、重田秀幸、久根崎方昭、加藤剛、久保健太郎、小林岳男、中嶋富弘、額田辰也、六川政佳
  • 車載技術:斎田功
  • スタイリスト:鈴木薫子
  • ヘアメイク:坂元純子
  • 編集:本間貢
  • MA:青木伸次、川原崎智史
  • 選曲:泉博之、真谷昭弘
  • 協力:GTアソシエイション、ギャンビット
  • 制作進行:松本真由美
  • ディレクター:外山裕人、山口伸一[12]、綾部健
  • プロデューサー:草野啓(テレビ東京)、川久保晶(プロワーク)
  • 製作:テレビ東京、プロワーク

脚注

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  1. ^ 未出走。JGTC公式サイトには「トヨタ・MR-2」と記載し、GT2クラスに参戦したことになっている。事前エントリー名はE.S.R with 東京工科世田谷校で、予選記録はNGP東京工科世田谷校MR-2。
  2. ^ 未出走。JGTC公式サイトではGT2クラスのエントリーとなっている。
  3. ^ 未出走。
  4. ^ JGTC公式サイトの記載。テレビ東京のハイライトではマイクロロンRX-7と紹介されている。
  5. ^ 未出走。
  6. ^ JGTC公式サイトの記載。エントリー名は橋本車体INTECスカイライン。
  7. ^ 未出走。
  8. ^ 放送時のエンドロールでは「桑信義」と誤表記されていた。
  9. ^ 第4戦ではSW(スイッチャー)を担当。
  10. ^ 第5戦ではVTRを担当。
  11. ^ 第5戦では本間と共に編集を担当。
  12. ^ 第1戦のみ猪瀬真紀、柳橋勉むと共にAD(アシスタントディレクター)として参加。

外部リンク

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