2002年の映画

ウィキメディアの一覧記事

2002年の映画では、2002年(平成14年)の映画分野の動向についてまとめる。

2001年の映画 - 2002年の映画 - 2003年の映画

できごと

編集

世界

編集

日本

編集

周年

編集

日本の映画興行

編集
  • 入場料金(大人)
    • 1,800円[15] - 一般入場料金は11年間据え置かれている[16]
    • 1,800円(統計局『小売物価統計調査(動向編) 調査結果』[17] 銘柄符号 9341「映画観覧料」)[18]
  • 入場者数 1億6077万人[19]
  • 興行収入 1967億8000万円[19]
配給会社別年間興行収入
配給会社 番組数 年間興行収入 概要
前年対比
松竹 19 178億1261万円 松竹歴代1位の年間興行収入
192.2%
東宝 23 312億3703万円 東宝歴代4位の年間興行収入
056.9%
東映 14 97億6418万円
77.9%
出典:「2002年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2003年平成15年)2月下旬号、キネマ旬報社、2003年、139 - 140頁。 

各国ランキング

編集

日本興行収入ランキング

編集
2002年日本興行収入トップ10
順位 題名 製作国 配給 興行収入
1 ハリー・ポッターと賢者の石  
 
ワーナー・ブラザース 203.0億円
2 モンスターズ・インク   ブエナ・ビスタ 093.7億円
3 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃   20世紀フォックス 093.5億円
4 ロード・オブ・ザ・リング    ヘラルド/松竹 090.7億円
5 スパイダーマン   ソニー 075.0億円
6 オーシャンズ11   ワーナー・ブラザース 069.0億円
7 猫の恩返し
ギブリーズ episode2
  東宝 064.8億円
8 メン・イン・ブラック2   ソニー 040.0億円
9 アイ・アム・サム   松竹/アスミック 034.6億円
10 名探偵コナン ベイカー街の亡霊   東宝 034.0億円
10 サイン   ブエナ・ビスタ 034.0億円
出典:2002年興行収入10億円以上番組 (PDF) - 日本映画製作者連盟

全世界興行収入ランキング

編集
2002年全世界興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 ニューラインシネマ $925,282,504
2 ハリー・ポッターと秘密の部屋 ワーナー・ブラザース $878,643,482
3 スパイダーマン コロムビア $821,708,551
4 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 20世紀FOX $649,398,328
5 メン・イン・ブラック2 コロムビア $441,818,803
6 007 ダイ・アナザー・デイ MGM $431,971,116
7 サイン タッチストーン $408,247,917
8 アイス・エイジ 20世紀FOX $383,257,136
9 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング IFC Films $368,744,044
10 マイノリティ・リポート ドリームワークス / 20世紀FOX $358,372,926
出典:2002 Worldwide Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月26日閲覧。

北米興行収入ランキング

編集
2002年北米興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1 スパイダーマン コロムビア $403,706,375
2 ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 ニューラインシネマ $339,789,881
3 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 20世紀FOX $302,191,252
4 ハリー・ポッターと秘密の部屋 ワーナー・ブラザース $261,988,482
5 マイ・ビッグ・ファット・ウェディング IFC Films $241,438,208
6 サイン タッチストーン $227,966,634
7 オースティン・パワーズ ゴールドメンバー ニューラインシネマ $213,307,889
8 メン・イン・ブラック2 コロムビア $190,418,803
9 アイス・エイジ 20世紀FOX $176,387,405
10 シカゴ ミラマックス $170,687,518
出典:2002 Domestic Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月12日閲覧。

イギリス興行収入ランキング

編集
  1. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
  2. ハリー・ポッターと秘密の部屋
  3. 007 ダイ・アナザー・デイ
  4. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
  5. スパイダーマン
  6. オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
  7. オーシャンズ11
  8. メン・イン・ブラック2
  9. マイノリティ・リポート
  10. シカゴ
出典:2002 United Kingdom Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月12日閲覧。

オーストラリア興行収入ランキング

編集
  1. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
  2. ハリー・ポッターと秘密の部屋
  3. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
  4. スパイダーマン
  5. マイ・ビッグ・ファット・ウェディング
  6. オーシャンズ11
  7. アイス・エイジ
  8. オースティン・パワーズ ゴールドメンバー
  9. 007 ダイ・アナザー・デイ
  10. ビューティフル・マインド
出典:2002 Australia Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2016年1月12日閲覧。

フランス興行収入ランキング

編集
2002年フランス興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1. ミッション・クレオパトラ Canal+ $74,121,575
2. ハリー・ポッターと秘密の部屋 ワーナー・ブラザース $53,140,768
3. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 ニューラインシネマ $37,527,818
4. スパイダーマン コロムビア $32,938,344
5. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 20世紀FOX $30,664,323
6 オーシャンズ11 ワーナー・ブラザース $24,187,088
7 メン・イン・ブラック2 コロンビア $24,062,423
8 007/ダイ・アナザー・デイ ユナイテッド・アーティスツ $23,239,131
9 8人の女性 $18,991,866
10 マイノリティ・リポート 20世紀FOX $18,777,372
出典:2002 France Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月26日閲覧。

ドイツ興行収入ランキング

編集
2002年ドイツ興行収入トップ10
順位 題名 スタジオ 興行収入
1. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 ニューライン $78,664,632
2. ハリー・ポッターと秘密の部屋 ワーナー・ブラザース $59,731,853
3. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 20世紀FOX $34,683,410
4. アイス・エイジ 20世紀FOX $34,573,796
5. 007 ダイ・アナザー・デイ MGM $33,103,482
6 スパイダーマン コロンビア $30.652,664
7 メン・イン・ブラック2 コロンビア $30,049,215
8 オーシャンズ11 ワーナーブラザーズ $24,075,928
9 マイノリティ・リポート 20世紀FOX $16,996,596
10 モンスターズ・インク ディズニー $15,022,030
出典:2002 Germany Yearly Box Office Results”. Box Office Mojo. 2015年12月26日閲覧。

日本公開映画

編集

受賞

編集

死去

編集
日付 名前 国籍 年齢 職業
1月 6日 マリオ・ナシンベーネ   88 映画音楽作曲家[20]
7日 加賀邦男   88 俳優[21]
13日 テッド・デミ   37 映画監督[21]
21日 倉田準二   72 映画監督[21]
21日 ペギー・リー   81 歌手・女優[21]
2月 1日 ヒルデガルト・クネフ   76 女優[21]
6日 ガイ・ストックウェル   68 俳優[21]
21日 ジョン・ソウ   60 俳優[21]
22日 チャック・ジョーンズ   89 アニメーター[21]
3月 8日 はせさん治   66 俳優・声優[21]
16日 永井秀明   80 俳優[21]
27日 ビリー・ワイルダー    95 映画監督[21]
ダドリー・ムーア   66 俳優・コメディアン[21]
4月 7日 菊池章子   78 歌手[21]
ジョン・エイガー   81 俳優[21]
23日 リンダ・ラヴレース   53 ポルノ女優[21]
5月 10日 イヴ・ロベール   81 俳優、映画監督、脚本家、映画プロデューサー[21]
16日 柳家小さん   87 落語家[21]
24日 清川虹子   89 喜劇女優[21]
伊藤俊人   40 俳優[21]
25日 坊屋三郎   92 ヴォードヴィリアン・コメディアン[21]
6月 13日 村田英雄   73 演歌歌手[21]
15日 室田日出男   64 俳優 [21]
18日 山本直純   69 作曲家・指揮者[21]
22日 笠原良三   90 脚本家[21]
29日 ローズマリー・クルーニー   74 歌手・女優[21]
7月 5日 ケティ・フラド   78 女優[21]
6日 ジョン・フランケンハイマー   72 映画監督[22]
8日 ウォード・キンボール   84 アニメーター・映画監督[22]
9日 ロッド・スタイガー   77 俳優[22]
13日 林美雄   58 アナウンサー[22]
16日 佐伯清   87 映画監督[22]
18日 戸川京子   37 女優・歌手[22]
8月 1日 日高澄子   79 女優[22]
5日 御木本伸介   71 俳優[22]
16日 ジェフ・コーリー   88 俳優[22]
9月 7日 カトリン・カートリッジ   41 女優[22]
11日 キム・ハンター   79 女優[22]
10月 3日 ブルース・パルトロウ   58 映画監督[22]
18日 冨田功   45 編集技師[22]
21日 笹沢左保   71 小説家[22]
25日 リチャード・ハリス   72 俳優[22]
31日 ラフ・ヴァローネ   86 俳優[22]
11月 5日 范文雀   54 女優[22]
18日 ジェームズ・コバーン   74 俳優[22]
12月 12日 笠原和夫   75 脚本家[22]
27日 ジョージ・ロイ・ヒル   80 映画監督[22]
28日 蔵原惟繕   75 映画監督[22]
主な出典:「2002年 映画界物故人」『キネマ旬報2003年平成15年)2月下旬号、キネマ旬報社、2003年、190 - 191頁。 

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、3月ではなく4月2日になっている。
  2. ^ 〔引用者註〕東宝の資料では、「4月30日閉館」ではなく、「5月1日再開発のため休館」となっている。

出典

編集
  1. ^ a b c d e f g h i j k 東宝 2010b, p. 257.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag 東宝 2010b, p. 258.
  3. ^ 全米映画ランキング : 2002年5月3日 - 2002年5月5日”. 映画.com (2002年5月7日). 2022年11月19日閲覧。
  4. ^ “真田広之さんに英国の名誉大英勲章を授与”. シネマトピックスオンライン. (2002年9月13日). http://www3.cinematopics.com/archives/39614 2022年11月3日閲覧。 
  5. ^ 全米映画ランキング : 2002年10月18日 - 2002年10月20日”. 映画.com (2002年10月22日). 2022年11月19日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 東宝 2010b, p. 259.
  7. ^ 岡本健一(照明) - フィルモグラフィー”. キネノート. キネマ旬報社. 2022年11月1日閲覧。
  8. ^ 文部科学省 学校週5日制に関するこれまでの経緯
  9. ^ 国内映画ランキング : 2002年4月20日 - 2002年4月21日”. 映画.com (2002年4月23日). 2022年11月19日閲覧。
  10. ^ 10大ニュース 2003, p. 189.
  11. ^ 国内映画ランキング : 2002年5月11日 - 2002年5月12日”. 映画.com (2002年5月14日). 2022年11月19日閲覧。
  12. ^ 特集:独自な地位と役割果たしてきたエンジェル大賞”. 文化通信社 (2007年9月19日). 2022年11月3日閲覧。
  13. ^ 国内映画ランキング : 2002年7月13日 - 2002年7月14日”. 映画.com (2002年7月16日). 2022年11月19日閲覧。
  14. ^ 国内映画ランキング : 2002年7月20日 - 2002年7月21日”. 映画.com (2002年7月23日). 2022年11月19日閲覧。
  15. ^ 斉藤 2009, pp. 135–136.
  16. ^ 「2002年度 日本映画・外国映画 業界総決算 経営/製作/配給/興行のすべて」『キネマ旬報2003年平成15年)2月下旬号、キネマ旬報社、2003年、141頁。 
  17. ^ 小売物価統計調査(動向編) 調査結果”. 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  18. ^ 主要品目の東京都区部小売価格:昭和25年(1950年)〜平成22年(2010年)” (Excel). 統計局. 2016年8月3日閲覧。
  19. ^ a b 過去データ一覧”. 一般社団法人日本映画製作者連盟. 2016年8月2日閲覧。
  20. ^ マリオ・ナシンベーネ(Mario Nascimbene) のプロフィール”. allcinema. 2017年4月19日閲覧。
  21. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 映画界物故人 2002, p. 190.
  22. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 映画界物故人 2002, p. 191.

参考文献

編集
  • 「映画界10大ニュース」『キネマ旬報2003年平成15年)2月下旬号、キネマ旬報社、2003年、179 - 189頁。 
  • 斉藤守彦『映画館の入場料金は、なぜ1800円なのか?』ダイヤモンド社、2009年11月27日。ISBN 978-4-478-01134-8 
  • 東宝 編『東宝75年のあゆみ ビジュアルで綴る3/4世紀 1932 - 2007』東宝、2010年4月。 
    • 東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)東宝、2010年4月。