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2004年のイタリアグランプリ (ロードレース)

概要編集

125ccクラス決勝では、ロベルト・ロカテリが6台の大集団によるバトルを制し、チャンプを獲得した2000年以来となるグランプリ8勝目を挙げた。ポイントランキングでは、1位のアンドレア・ドヴィツィオーゾを3ポイント差でロカテリが、21ポイント差でケーシー・ストーナーが追う状況となった[1]

250ccクラスでは、レース終盤はセバスチャン・ポルトランディ・ド・プニエによるバトルとなった。ファイナルラップにド・プニエのエンジンにトラブルが発生し、ポルトがシーズン初優勝を挙げることとなった。ポイントランキングでは、トップのド・プニエに対しダニ・ペドロサが3ポイント差、ポルトが23ポイント差となった[2]

MotoGPクラス決勝では、往年のチャンピオンライダーであるミック・ドゥーハンが「長い歴史の中で最高のレースの1つ」と評価するほどの激しいバトルが展開された[3]

レース序盤は、7番グリッドからスタートしたキャメル・ホンダ・プラマック玉田誠が徐々に順位を上げ、6周目にトップに浮上した。しかし玉田は14周目にマシントラブルでリタイヤとなってしまう。またカワサキ中野真矢は13周目のストレートエンドでリアタイヤのトラブルから約300km/hでの高速クラッシュを喫したが、奇跡的にも大きな怪我は免れた。その後はバレンティーノ・ロッシセテ・ジベルナウによるトップ争いが展開されていたが、雨が降り始めたために赤旗が掲示されてレース中断となった。

その後、17周目終了時点の順位を元にスターティンググリッドを組み、6周の超スプリントレースで決着を付けることとなった。雨は一旦上がっていたため全員がスリックタイヤを選択したが、スタート直前に再び雨が降り始めた。序盤は阿部典史アレックス・バロスルーベン・チャウスらが次々とトップに立ち、混戦模様となっていた。やがてロッシが集団から抜け出すが、乾き始めた路面で急激にペースを上げたジベルナウも猛追する。最後はロッシがジベルナウを0.361秒差で抑えきり、シーズン2勝目を挙げた。

この結果ポイントランキングでは、トップのジベルナウに対しロッシが10ポイント差で2位、マックス・ビアッジが14ポイント差の3位となった[4]

MotoGPクラス決勝結果編集

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1   バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 12:06.803 3 25
2   セテ・ジベルナウ ホンダ +0.361 1 20
3   マックス・ビアッジ ホンダ +1.540 6 16
4   トロイ・ベイリス ドゥカティ +1.782 15 13
5   ルーベン・チャウス ドゥカティ +2.389 14 11
6   アレックス・バロス ホンダ +2.446 4 10
7   阿部典史 ヤマハ +5.842 16 9
8   ロリス・カピロッシ ドゥカティ +6.228 8 8
9   マルコ・メランドリ ヤマハ +6.461 5 7
10   シェーン・バーン アプリリア +7.198 17 6
11   ニール・ホジソン ドゥカティ +9.048 19 5
12   コーリン・エドワーズ ホンダ +9.626 12 4
13   青木宣篤 プロトン +14.201 20 3
14   アレックス・ホフマン カワサキ +48.091 13 2
15   ミッシェル・ファブリツィオ ハリスWCM +50.498 23 1
16   ジェレミー・マクウィリアムス アプリリア +56.572 18
17   アンドリュー・ピット モリワキ +59.267 22
Ret   中野真矢 カワサキ 第1レースでリタイヤ 10
Ret   カルロス・チェカ ヤマハ 第1レースでリタイヤ 11
Ret   ニッキー・ヘイデン ホンダ 第1レースでリタイヤ 2
Ret   カーティス・ロバーツ プロトン 第1レースでリタイヤ 21
Ret   玉田誠 ホンダ 第1レースでリタイヤ 7
Ret   ケニー・ロバーツJr. スズキ 第1レースでリタイヤ 9
  • グリッドは赤旗中断前の第1レースのもの。

250ccクラス決勝結果編集

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1   セバスチャン・ポルト アプリリア 40:32.672 1 25
2   ダニ・ペドロサ ホンダ +6.147 2 20
3   マヌエル・ポジャーリ アプリリア +8.415 6 16
4   ランディ・ド・プニエ アプリリア +11.226 3 13
5   フォンシ・ニエト アプリリア +11.876 9 11
6   トニ・エリアス ホンダ +11.888 4 10
7   ロベルト・ロルフォ ホンダ +24.398 8 9
8   アレックス・デ・アンジェリス アプリリア +27.550 5 8
9   青山博一 ホンダ +28.126 11 7
10   アンソニー・ウエスト アプリリア +38.025 16 6
11   ホアン・オリベ アプリリア +38.207 10 5
12   フランコ・バッタイーニ アプリリア +45.788 7 4
13   シルバン・ギュントーリ アプリリア +1:01.150 15 3
14   エクトル・ファウベル アプリリア +1:06.887 13 2
15   アレックス・デボン ホンダ +1:07.022 25 1
16   松戸直樹 ヤマハ +1:07.037 14
17   チャズ・デイビス アプリリア +1:07.196 20
18   グレゴリー・ルフォー アプリリア +1:07.464 21
19   ヨハン・シュティーグフェルト アプリリア +1:19.655 26
20   クリスチャン・ゲンメル ホンダ +1:25.112 27
21   関口太郎 ヤマハ +1:33.088 29
Ret   ヤルノ・ロンツォーニ ヤマハ 棄権 28
Ret   ヤコブ・シュムルツ ホンダ 棄権 12
Ret   エルワン・ナイゴン ヤマハ 棄権 23
Ret   アレックス・バルドリーニ アプリリア 棄権 18
Ret   ユーゴ・マルシャン アプリリア 棄権 17
Ret   エリック・バタイユ ホンダ 棄権 19
Ret   マックス・サバターニ ヤマハ 棄権 30
Ret   デューク・ヘイドルフ アプリリア 棄権 24
Ret   アルノー・ヴァンサン アプリリア 棄権 22

125ccクラス決勝結果編集

順位 ライダー マニュファクチャラー タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1   ロベルト・ロカテリ アプリリア 40:13.158 5 25
2   ケーシー・ストーナー KTM +0.152 2 20
3   エクトル・バルベラ アプリリア +0.197 7 16
4   アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ +0.573 4 13
5   ミルコ・ジャンサンティ アプリリア +0.595 11 11
6   パブロ・ニエト アプリリア +0.879 12 10
7   スティーブ・イェンクナー アプリリア +5.980 1 9
8   マティア・パシーニ アプリリア +19.206 3 8
9   ジーノ・ボルソイ アプリリア +28.656 19 7
10   ホルヘ・ロレンソ デルビ +28.671 8 6
11   シモーネ・コルシ ホンダ +28.717 21 5
12   アンドレア・バレリーニ アプリリア +28.831 17 4
13   ガボール・タルマクシ マラグーティ +28.955 22 3
14   ダリオ・ギウセペッティ ホンダ +44.766 34 2
15   ルーカス・ペセック ホンダ +45.682 13 1
16   イムレ・トス アプリリア +45.682 27
17   Alessio Aldrovandi ホンダ +56.328 25
18   ステファノ・ビアンコ アプリリア +56.658 32
19   ミケーレ・ピロ アプリリア +56.674 36
20   フリアン・シモン アプリリア +1:07.291 15
21   ジョルディ・カルチャノ アプリリア +1:28.660 37
22   宇井陽一 アプリリア +2:29.626 14
23   セルヒオ・ガデア アプリリア +1 Lap 33
Ret   ミカ・カリオ KTM 棄権 6
Ret   マティア・アンジェローニ ホンダ 棄権 39
Ret   アルバロ・バウティスタ アプリリア 棄権 18
Ret   マルコ・シモンチェリ アプリリア 棄権 16
Ret   レイモンド・スカウテン ホンダ 棄権 35
Ret   アンヘル・ロドリゲス デルビ 棄権 23
Ret   ロレンツォ・ザネッティ ホンダ 棄権 38
Ret   ヴェサ・カリオ アプリリア 棄権 31
Ret   ジョエレ・ペリーノ アプリリア 棄権 24
Ret   ステファノ・ペルジーニ ジレラ 棄権 26
Ret   ファブリツィオ・ライ ジレラ 棄権 10
Ret   マイク・ディ・メッリオ アプリリア 棄権 9
Ret   トーマス・ルティ ホンダ 棄権 20
Ret   ミケーレ・ダネーゼ アプリリア 棄権 28
Ret   マヌエル・マンナ マラグーティ 棄権 29
Ret   ロビン・ハームス ホンダ 棄権 30

脚注編集

参考文献編集