2005 SB223は、珍しい逆行小惑星の1つである。

2005 SB223
仮符号・別名 2005 SB223
分類 小惑星
軌道の種類 ダモクレス族[1]
逆行小惑星
ケンタウルス族[2]
木星横断小惑星
土星横断小惑星
天王星横断小惑星
海王星横断小惑星
発見
発見日 2005年9月30日
発見者 SSS[3]
軌道要素と性質
元期:2012年9月30日 (JD 2,456,200.5[2])
軌道長半径 (a) 29.58 AU
近日点距離 (q) 2.76 AU
遠日点距離 (Q) 56.40 AU
離心率 (e) 0.907
公転周期 (P) 160.87 年
軌道傾斜角 (i) 91.55 度
近日点引数 (ω) 252.51 度
昇交点黄経 (Ω) 219.76 度
平均近点角 (M) 15.37 度
前回近日点通過 2005年11月17日
次回近日点通過 2166年頃
物理的性質
絶対等級 (H) 14.2
Template (ノート 解説) ■Project

軌道傾斜角は約91.5度と、知られている逆行小惑星の中で最も直角に近い。軌道長半径は約29.6AUで、公転周期も約161年と海王星に近いが、離心率が約0.91と彗星に匹敵する極端に大きい値であるため、近日点距離は小惑星帯に相当する約2.8AU、遠日点距離は冥王星よりも遠い約56.4AUである。

軌道は彗星に近いが、彗星としての活動は今のところ見られていない。彗星・小惑星遷移天体の可能性がある。

出典 編集