2011年のアメリカンリーグチャンピオンシップシリーズ

メジャーリーグベースボールの第42回アメリカンリーグ優勝決定シリーズ

2011年の野球において、メジャーリーグベースボール(MLB)ポストシーズンは9月30日に開幕した。アメリカンリーグの第42回リーグチャンピオンシップシリーズ英語: 42nd American League Championship Series、以下「リーグ優勝決定戦」と表記)は、10月8日から15日にかけて計6試合が開催された。その結果、テキサス・レンジャーズ西地区)がデトロイト・タイガース中地区)を4勝2敗で下し、2年連続2回目のリーグ優勝およびワールドシリーズ進出を果たした。

2011年アメリカンリーグ
チャンピオンシップシリーズ
チーム 勝数
テキサス・レンジャーズ 4
デトロイト・タイガース 2
シリーズ情報
試合日程 10月8日–15日
観客動員 6試合合計:27万8896人
1試合平均:04万6483人
MVP ネルソン・クルーズ(TEX)
責任審判 ティム・ウェルキー[1]
ALDS TEX 3–1 TB
DET 3–2 NYY
殿堂表彰者 エイドリアン・ベルトレ(TEX内野手)
ジム・リーランド(DET監督)
チーム情報
テキサス・レンジャーズ(TEX)
シリーズ出場 2年連続2回目
GM ジョン・ダニエルズ
監督 ロン・ワシントン
シーズン成績 96勝66敗・勝率.593
西地区優勝
分配金 選手1人あたり25万1515.76ドル[2]

デトロイト・タイガース(DET)
シリーズ出場 5年ぶり5回目
GM デーブ・ドンブロウスキー
監督 ジム・リーランド
シーズン成績 95勝67敗・勝率.586
中地区優勝
分配金 選手1人あたり12万6901.50ドル[2]

 < 2010
ALCS
2011

2012 > 

 < 2010
NLCS
2011

2012 > 
ワールドシリーズ

両球団がポストシーズンで対戦するのはこれが初めて。レンジャーズは、1998年から2001年にかけてのニューヨーク・ヤンキース以来10年ぶりのアメリカンリーグ連覇を成し遂げた[3]。また、ポストシーズンの7戦4勝制シリーズにおいて4勝全てで救援投手勝利投手となったのは、1997年アメリカンリーグ優勝決定戦クリーブランド・インディアンスに次いで14年ぶり2球団目である[4]。その4勝のうち第2戦ではネルソン・クルーズが、記録上はポストシーズン史上初となるサヨナラ満塁本塁打を放った[注 1][5]。クルーズはその一打を含め、6試合で打率.364・6本塁打・13打点OPS 1.713を記録し、シリーズMVPに選出された。しかしレンジャーズは、ワールドシリーズではナショナルリーグ王者セントルイス・カージナルスに3勝4敗で敗れ、初優勝を逃した。

両チームの2011年

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レンジャーズの内野手エイドリアン・ベルトレ(左。写真は2013年8月30日撮影)と、タイガースの先発投手ジャスティン・バーランダー(写真は2012年3月15日撮影)

10月4日にまずレンジャーズ(西地区優勝)が、そして6日にはタイガース(中地区優勝)が、それぞれ地区シリーズ突破を決めてリーグ優勝決定戦へ駒を進めた。

レンジャーズは2010年、90勝72敗で地区を制してポストシーズンへ進み、リーグ優勝を果たしたがワールドシリーズで敗れた。オフにはエース左腕クリフ・リーFAとなったため再契約を目指すも失敗し、補強計画を変更して野手のエイドリアン・ベルトレマイク・ナポリを獲得した[6]。2011年は開幕6連勝と好調な出だしで、ロサンゼルス・エンゼルスとの地区首位争いを優位に進め、前半戦終了時には51勝41敗で1.0ゲーム差の首位につける。中軸のジョシュ・ハミルトンらが故障により戦線離脱した時期もあったが、マイケル・ヤングがチーム内打率1位・打点2位の活躍で打線を支え、守備でも内野の複数ポジションをこなして他選手の負担を軽減した[7]。救援失敗がかさむ投手陣には7月末のトレード上原浩治マイク・アダムスが加わり[8]、8月以降は不振の抑え投手ネフタリ・フェリスも復調した[9]。エンゼルスとのゲーム差は8月17日に7.0まで開き、そこから9月10日には1.5になるなど伸び縮みがあったものの、首位の座は譲らず。同月23日に地区連覇を決めた[10]。平均得点5.28はリーグ3位、防御率3.79はリーグ5位。ベルトレは優れた三塁守備を披露し、ナポリは捕手と一塁をこなしつつ、ともに打率.300前後・30本塁打以上と打撃でも好成績を収めた[6]。投手陣もリーを失いながら防御率が球団史上28年ぶりの高水準となり、特に先発ローテーションでは5人が2桁勝利を挙げた[11]。地区シリーズではタンパベイ・レイズを3勝1敗で下した[12]

タイガースは、2010年は81勝81敗の地区3位でポストシーズンを逃した。オフの補強では、打線でミゲル・カブレラの後ろを担う5番打者候補にビクター・マルティネスを、救援投手陣で8回を担うセットアッパー候補にホアキン・ベノワを、それぞれ獲得した[13]。2011年は3・4月を12勝15敗と負け越して出遅れるが、その後は巻き返してクリーブランド・インディアンスと地区首位争いを展開し、前半戦終了時には49勝43敗で0.5ゲーム差ながら首位に立つ。ただ、打線ではOPS上位4人と下位4人の平均差がMLB史上最大級に開き[14]、投手陣でも防御率が4.50より良い先発はエースのジャスティン・バーランダー以外にいなかった[15]。そこでチームは、7月末にトレードで先発投手ダグ・フィスターや内野手ウィルソン・ベテミーを加え、8月中旬にもウェイバーを介して外野手デルモン・ヤングを補強した。フィスターは移籍後防御率1点台と好投し、ベテミーやD・ヤングも打線を下支えした[16]。インディアンスとのゲーム差は9月2日からの12連勝で13.5まで広がる。1敗を挟んで同月16日にも勝利し、5年ぶりのポストシーズン出場を地区優勝で決めた[17]。平均得点4.86はリーグ4位、防御率4.04はリーグ7位。バーランダーが投手三冠を総なめにする活躍でチームを牽引し、救援陣もベノワが序盤の不振を脱却してからは安定、最後はホセ・バルベルデセーブ失敗なしと抑えの重責を果たした[16]。地区シリーズではニューヨーク・ヤンキースを3勝2敗で下した[18]

リーグ優勝決定戦の第1・2・6・7戦を本拠地で開催できる "ホームフィールド・アドバンテージ" は、地区優勝球団どうしが対戦する場合はレギュラーシーズンの勝率がより高いほうの球団に、地区優勝球団とワイルドカード球団が対戦する場合は地区優勝球団に与えられる。したがって今シリーズでは、レンジャーズがアドバンテージを得る。この年のレギュラーシーズンでは両球団は9試合対戦し、タイガースが6勝3敗と勝ち越していた[19]

ロースター

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両チームの出場選手登録(ロースター)は以下の通り。

  • 名前の横のこの年のオールスターゲームに選出された選手を、はレギュラーシーズン開幕後に入団した選手を示す。
  • 年齢は今シリーズ開幕時点でのもの。
テキサス・レンジャーズ デトロイト・タイガース
守備位置 背番号 出身 選手 年齢 守備位置 背番号 出身 選手 年齢
投手 37   マイク・アダムス 33 投手 62   アル・アルバカーキ 25
39   スコット・フェルドマン 28 53   ホアキン・ベノワ 34
30   ネフタリ・フェリス 23 40   フィル・コーク 29
51   マイク・ゴンザレス 33 58   ダグ・フィスター 27
54   マット・ハリソン 26 31   ブラッド・ペニー 33
45   デレク・ホランド 25 45   ライアン・ペリー 24
48   コルビー・ルイス 32 48   リック・ポーセロ 22
41   アレクシー・オガンド 28 37   マックス・シャーザー 27
28   ダレン・オリバー 41 55   ダニエル・シュレーレス 25
22   建山義紀 35 46   ホセ・バルベルデ 33
19   上原浩治 36 35   ジャスティン・バーランダー 28
36   C.J.ウィルソン 30 捕手 13   アレックス・アビラ 24
捕手 25   マイク・ナポリ 29 41   ビクター・マルティネス 32
8   ヨービット・トレアルバ 33 18   オミール・サントス 30
内野手 1   エルビス・アンドラス 23 内野手 20   ウィルソン・ベテミー 29
29   エイドリアン・ベルトレ 32 24   ミゲル・カブレラ 28
6   エステバン・ヘルマン 33 15   ブランドン・インジ 34
5   イアン・キンズラー 29 27   ジョニー・ペラルタ 29
18   ミッチ・モアランド 26 39   ラモン・サンティアゴ 32
10   マイケル・ヤング 35 29   ダニー・ワース 26
外野手 9   エンディ・チャベス 33 外野手 12   アンディ・ダークス 25
17   ネルソン・クルーズ 31 14   オースティン・ジャクソン 24
23   クレイグ・ジェントリー 27 32   ドン・ケリー 31
32   ジョシュ・ハミルトン 30 30   マグリオ・オルドニェス[※] 37
7   デビッド・マーフィー 29 25   ライアン・レイバーン 30
21   デルモン・ヤング[※] 26
  第1戦終了後にオルドニェスが故障のためロースターを外れ、第2戦からはD・ヤングが代わりに登録された。

レンジャーズは地区シリーズのロースターから、捕手のマット・トレーナーを外して救援投手の建山義紀を加えた。主力捕手マイク・ナポリヨービット・トレアルバはともに右打者であるため、地区シリーズの対戦相手タンパベイ・レイズが左投手を先発させた際に、レンジャーズはどちらかを他のポジションに入れてふたりを同時に起用することができた。しかしタイガースの場合は先発投手が右投手しかおらず、第3捕手のトレーナーをロースター入りさせてまでこうした布陣を組む必要性が薄くなったことから、代わりに投手の層を厚くすることにした[20]

タイガースは地区シリーズのロースターから、外野手のデルモン・ヤングを外して内野手のダニー・ワースを加えた。D・ヤングは地区シリーズで全5試合に3番・左翼で先発出場し、3本塁打OPS 1.171を記録したが、最終第5戦の第4打席で左脇腹を痛め、その裏の守備から交代した。彼は同じ箇所をこの年の春先にも痛めていて、そのときは19試合を欠場している[21]。負傷した試合から2日が経った今シリーズ初日の時点でも、打撃練習は行えるものの、記者会見などでしばらく同じ姿勢をとっていると筋肉が強張って腕も上げられなくなる状態だという[22]

試合結果

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2011年のアメリカンリーグ優勝決定戦は10月8日に開幕し、途中に移動日と雨天順延を挟んで8日間で6試合が行われた。日程・結果は以下の通り。

日付 試合 ビジター球団(先攻) スコア ホーム球団(後攻) 開催球場
10月08日(土) 第1戦 デトロイト・タイガース 2-3 テキサス・レンジャーズ レンジャーズ・ボールパーク
10月09日(日) 第2戦 雨天順延
10月10日(月) 第2戦 デトロイト・タイガース 3-7x テキサス・レンジャーズ
10月11日(火) 第3戦 テキサス・レンジャーズ 2-5 デトロイト・タイガース コメリカ・パーク
10月12日(水) 第4戦 テキサス・レンジャーズ 7-3 デトロイト・タイガース
10月13日(木) 第5戦 テキサス・レンジャーズ 5-7 デトロイト・タイガース
10月14日(金) 移動日
10月15日(土) 第6戦 デトロイト・タイガース 5-15 テキサス・レンジャーズ レンジャーズ・ボールパーク
優勝:テキサス・レンジャーズ(4勝2敗 / 2年連続2度目)

第1戦 10月8日

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  動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、3分7秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
デトロイト・タイガース 0 0 0 0 2 0 0 0 0 2 7 1
テキサス・レンジャーズ 0 2 0 1 0 0 0 0 X 3 6 0
  1. 勝利アレクシー・オガンド(1勝)  
  2. セーブネフタリ・フェリス(1S)  
  3. 敗戦ジャスティン・バーランダー(1敗)  
  4. 本塁打
    TEX:ネルソン・クルーズ1号ソロ
  5. 審判
    [球審]ティム・ウェルキー
    [塁審]一塁: ラリー・バノーバー、二塁: ジム・ウルフ、三塁: フィールディン・カルブレス
    [外審]左翼: ジェフ・ネルソン、右翼: トム・ハリオン
  6. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時6分 試合時間: 3時間7分 観客: 5万114人 気温: 74°F(23.3°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
デトロイト・タイガース テキサス・レンジャーズ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 A・ジャクソン 1 I・キンズラー
2 R・レイバーン 2 E・アンドラス
3 M・カブレラ 3 J・ハミルトン
4 DH V・マルティネス 4 DH M・ヤング
5 M・オルドニェス 5 A・ベルトレ
6 A・アビラ 6 M・ナポリ
7 J・ペラルタ 7 N・クルーズ
8 R・サンティアゴ 8 D・マーフィー
9 B・インジ 9 M・モアランド
先発投手 投球 先発投手 投球
J・バーランダー C・ウィルソン

第2戦 10月10日

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  動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、3分17秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R H E
デトロイト・タイガース 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 8 0
テキサス・レンジャーズ 2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 4x 7 11 1
  1. 勝利マイク・アダムス(1勝)  
  2. 敗戦ライアン・ペリー(1敗)  
  3. 本塁打
    DET:ライアン・レイバーン1号3ラン
    TEX:ネルソン・クルーズ2号ソロ・3号満塁
  4. 審判
    [球審]ラリー・バノーバー
    [塁審]一塁: ジム・ウルフ、二塁: フィールディン・カルブレス、三塁: ジェフ・ネルソン
    [外審]左翼: トム・ハリオン、右翼: ティム・ウェルキー
  5. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後3時20分 試合時間: 4時間25分 観客: 5万1227人 気温: 74°F(23.3°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
デトロイト・タイガース テキサス・レンジャーズ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 A・ジャクソン 1 I・キンズラー
2 R・サンティアゴ 2 E・アンドラス
3 D・ヤング 3 J・ハミルトン
4 M・カブレラ 4 DH M・ヤング
5 DH V・マルティネス 5 A・ベルトレ
6 R・レイバーン 6 M・ナポリ
7 J・ペラルタ 7 N・クルーズ
8 A・アビラ 8 D・マーフィー
9 B・インジ 9 M・モアランド
先発投手 投球 先発投手 投球
M・シャーザー D・ホランド

第3戦 10月11日

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  動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、3分3秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
テキサス・レンジャーズ 1 0 0 0 0 0 0 1 0 2 8 0
デトロイト・タイガース 0 0 0 1 1 2 1 0 X 5 11 0
  1. 勝利ダグ・フィスター(1勝)  
  2. セーブホセ・バルベルデ(1S)  
  3. 敗戦コルビー・ルイス(1敗)  
  4. 本塁打
    DET:ビクター・マルティネス1号ソロ、ジョニー・ペラルタ1号ソロ、ミゲル・カブレラ1号ソロ
  5. 審判
    [球審]ジム・ウルフ
    [塁審]一塁: フィールディン・カルブレス、二塁: ジェフ・ネルソン、三塁: トム・ハリオン
    [外審]左翼: ティム・ウェルキー、右翼: ラリー・バノーバー
  6. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後8時6分 試合時間: 3時間8分 観客: 4万1905人 気温: 65°F(18.3°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
テキサス・レンジャーズ デトロイト・タイガース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 I・キンズラー 1 A・ジャクソン
2 E・アンドラス 2 R・サンティアゴ
3 J・ハミルトン 3 M・カブレラ
4 M・ヤング 4 DH V・マルティネス
5 A・ベルトレ 5 D・ケリー
6 DH M・ナポリ 6 J・ペラルタ
7 N・クルーズ 7 A・アビラ
8 Y・トレアルバ 8 R・レイバーン
9 E・チャベス 9 A・ダークス
先発投手 投球 先発投手 投球
C・ルイス D・フィスター

第4戦 10月12日

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  動画共有サイト "YouTube" にMLB公式アカウントが投稿したハイライト映像(英語、3分19秒)
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 R H E
テキサス・レンジャーズ 0 0 0 0 0 3 0 0 0 0 4 7 11 0
デトロイト・タイガース 0 0 2 0 0 0 1 0 0 0 0 3 5 1
  1. 勝利スコット・フェルドマン(1勝)  
  2. 敗戦ホセ・バルベルデ(1敗1S)  
  3. 本塁打
    TEX:ネルソン・クルーズ4号3ラン
    DET:ブランドン・インジ1号ソロ
  4. 審判
    [球審]フィールディン・カルブレス
    [塁審]一塁: ジェフ・ネルソン、二塁: トム・ハリオン、三塁: ティム・ウェルキー
    [外審]左翼: ラリー・バノーバー、右翼: ジム・ウルフ
  5. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後6時32分 試合時間: 4時間0分 観客: 4万2234人 気温: 59°F(15°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
テキサス・レンジャーズ デトロイト・タイガース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 I・キンズラー 1 A・ジャクソン
2 E・アンドラス 2 R・レイバーン
3 J・ハミルトン 3 M・カブレラ
4 M・ヤング 4 DH V・マルティネス
5 A・ベルトレ 5 D・ヤング
6 M・ナポリ 6 A・アビラ
7 N・クルーズ 7 J・ペラルタ
8 D・マーフィー 8 R・サンティアゴ
9 DH Y・トレアルバ 9 B・インジ
先発投手 投球 先発投手 投球
M・ハリソン R・ポーセロ

第5戦 10月13日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
テキサス・レンジャーズ 1 0 0 0 1 0 0 2 1 5 10 1
デトロイト・タイガース 0 0 1 1 0 4 1 0 X 7 10 1
  1. 勝利ジャスティン・バーランダー(1勝1敗)  
  2. セーブフィル・コーク(1S)  
  3. 敗戦C.J.ウィルソン(1敗)  
  4. 本塁打
    TEX:ネルソン・クルーズ5号2ラン
    DET:アレックス・アビラ1号ソロ、デルモン・ヤング1号ソロ・2号2ラン、ライアン・レイバーン2号ソロ
  5. 審判
    [球審]ジェフ・ネルソン
    [塁審]一塁: トム・ハリオン、二塁: ティム・ウェルキー、三塁: ラリー・バノーバー
    [外審]左翼: ジム・ウルフ、右翼: フィールディン・カルブレス
  6. 試合開始時刻: 東部夏時間UTC-4)午後4時22分 試合時間: 3時間21分 観客: 4万1908人 気温: 64°F(17.8°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
テキサス・レンジャーズ デトロイト・タイガース
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 I・キンズラー 1 A・ジャクソン
2 E・アンドラス 2 R・レイバーン
3 J・ハミルトン 3 M・カブレラ
4 DH M・ヤング 4 DH V・マルティネス
5 A・ベルトレ 5 D・ヤング
6 M・ナポリ 6 J・ペラルタ
7 N・クルーズ 7 B・インジ
8 D・マーフィー 8 A・アビラ
9 M・モアランド 9 R・サンティアゴ
先発投手 投球 先発投手 投球
C・ウィルソン J・バーランダー

第6戦 10月15日

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  1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
デトロイト・タイガース 1 1 0 0 2 0 0 1 0 5 10 2
テキサス・レンジャーズ 0 0 9 0 1 2 3 0 X 15 17 0
  1. 勝利アレクシー・オガンド(2勝)  
  2. 敗戦マックス・シャーザー(1敗)  
  3. 本塁打
    DET:ミゲル・カブレラ2号ソロ・3号ソロ、ジョニー・ペラルタ2号ソロ、オースティン・ジャクソン1号2ラン
    TEX:マイケル・ヤング1号ソロ、ネルソン・クルーズ6号2ラン
  4. 審判
    [球審]トム・ハリオン
    [塁審]一塁: ティム・ウェルキー、二塁: ラリー・バノーバー、三塁: ジム・ウルフ
    [外審]左翼: フィールディン・カルブレス、右翼: ジェフ・ネルソン
  5. 試合開始時刻: 中部夏時間UTC-5)午後7時8分 試合時間: 3時間32分 観客: 5万1508人 気温: 80°F(26.7°C)
    詳細: MLB.com Gameday / ESPN.com / Baseball-Reference.com / Fangraphs
両チームの先発ラインナップ
デトロイト・タイガース テキサス・レンジャーズ
打順 守備 選手 打席 打順 守備 選手 打席
1 A・ジャクソン 1 I・キンズラー
2 R・レイバーン 2 E・アンドラス
3 M・カブレラ 3 J・ハミルトン
4 DH V・マルティネス 4 M・ヤング
5 D・ヤング 5 A・ベルトレ
6 J・ペラルタ 6 M・ナポリ
7 A・アビラ 7 N・クルーズ
8 B・インジ 8 DH D・マーフィー
9 R・サンティアゴ 9 E・チャベス
先発投手 投球 先発投手 投球
M・シャーザー D・ホランド

脚注

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注釈

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  1. ^ 1999年のナショナルリーグ優勝決定戦では、アトランタ・ブレーブスニューヨーク・メッツが対戦した。その第5戦、3-3の同点で延長15回裏一死満塁の場面を迎え、メッツのロビン・ベンチュラが右翼フェンス越えの打球を放った。ベンチュラがベースを一周すればポストシーズン史上初のサヨナラ満塁本塁打になるところだったが、一塁を回ったところでチームメイトにもみくちゃにされたため先へ進めず、記録上は単打となった。この一打は "グランドスラム・シングル" と称される。

出典

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  1. ^ Associated Press, "MLB names crew chiefs for LCS," ESPN.com, October 8, 2011. 2021年7月17日閲覧。
  2. ^ a b "2011 Postseason shares announced," MLB.com, November 28, 2011. 2021年7月18日閲覧。
  3. ^ David Waldstein, "Rangers Storm Back Into Another World Series," The New York Times, October 15, 2011. 2021年7月17日閲覧。
  4. ^ SportsDay Staff, "Columnist: For Rangers, deep bullpen makes Neftali Feliz an afterthought," Dallas News, October 18, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  5. ^ Anthony McCarron, "Nelson Cruz's walk-off grand slam powers Rangers to 7-3 win in ALCS Game 2 over Tigers," New York Daily News, October 11, 2011. 2021年7月17日閲覧。
  6. ^ a b Associated Press, "With Mike Napoli, Adrian Beltre, Rangers' pair tops loss of ace," Dallas News, October 6, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  7. ^ Richard Durrett, "Reviewing the Rangers at the break," ESPN.com, July 12, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  8. ^ foxsports, "Rangers get reliever Adams from SD for 2 players," FOX Sports, July 31, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  9. ^ Jean-Jacques Taylor, ESPN Staff Writer, "Neftali Feliz breaks in finishing touch," ESPN.com, October 4, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  10. ^ Associated Press, "Josh Hamilton, Adrian Beltre power Rangers to AL West title," ESPN.com, September 24, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  11. ^ 小林信行 「30球団の通信簿 テキサス・レンジャーズ 球団史上初めて先発投手5人が2ケタ勝利に到達」 『月刊スラッガー』2011年12月号、日本スポーツ企画出版社、2011年、雑誌15509-12、65頁。
  12. ^ Reuters Staff, "Big-swinging Beltre powers Rangers past Rays," Reuters, October 5, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  13. ^ Steve Kornacki, "Jim Leyland: Adding Joaquin Benoit, Victor Martinez makes Tigers better in 2011," mlive.com, February 19, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  14. ^ Dan Szymborski, Special to ESPN.com, "Detroit's remarkable top-heavy lineup," ESPN.com, July 5, 2011. 2023年9月9日閲覧。
  15. ^ Matthew Pouliot, "Tackling the trade deadline: Detroit Tigers," NBC Sports, July 11, 2011. 2023年9月9日閲覧。
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外部リンク

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