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2014年のスーパーフォーミュラ

前年からの主な変更点編集

マシン編集

前年まで使用されたスウィフト・017.n(SF13)+3.4L V型8気筒自然吸気エンジンの組み合わせ(TOYOTA RV8KもしくはHONDA HR12Eの選択)に代わり、新たにダラーラ・SF14+2.0L 直列4気筒ターボエンジン(TOYOTA RI4AもしくはHONDA HR-414Eの選択)の組み合わせが導入される。

なおエンジンの切替に伴い、エンジンの出力制限方法として新たに燃料リストリクターが導入された。通常は燃料流量の上限が100kg/hとなるが、安全性を考慮して一部のサーキット(本年はツインリンクもてぎ、オートポリス、スポーツランドSUGOの3箇所)においては上限を90kg/hに落としている[2]

オーバーテイクシステムは、従来の「エンジンの最高回転数を上げるシステム」から「20秒間×5回 燃料流量を増やすシステム」へ変更された[3]

レース日程編集

全7戦のシリーズ戦は当初の計画通りだが、前年に開催が計画されていた韓国ラウンドについては開催予定が組まれておらず、代わりに富士スピードウェイのレースが1戦増やされた。レース距離は全レース220〜250kmとされるほか、第2戦(富士)と第7戦(鈴鹿)が2レース制。予選は全戦ノックアウト方式を採用。

前年まで行われたノンタイトル戦のJAFグランプリの開催が終了[4]。それに代わる特別戦は行われないが、第7戦が「第13回 JAF鈴鹿グランプリ」と冠して開催された[3]

エントラント編集

Team LeMansは、ル・マン24時間のフリープラクティス中にクラッシュしたロイック・デュバルに代わり、第3戦にアンドレア・カルダレッリを起用。[5]

TOM'Sは、F1の第12戦・ベルギーGPに出場するアンドレ・ロッテラーに代わり、第4戦にアンドレア・カルダレッリを起用。[6]

第6戦より、道上龍率いる新チーム「DRAGO CORSE(ドラゴコルセ)」が参戦。ドライバーには伊沢拓也を起用。ホンダエンジンを使用し、マシンもホンダが保有するスペアモノコックを借りるほか、マシンメンテナンスはARTAと同じセルブスジャパンに委託[7]

その他編集

フォーミュラ・ニッポンから使われなくなったカーネームが今シーズンから採用されることになり、各ドライバーのマシンに呼称が付いた。

プロモーションパートナーに新たに日立オートモティブシステムズスカパーJSATの2社が加わる。これに伴い、スカパーJSATの協力でインドネシアでのテレビ生放送が行われることになった[3]

エントリーリスト編集

Car-No. ドライバー チーム カーネーム エンジン
1   山本尚貴 TEAM 無限 TEAM 無限 SF14 HONDA HR-414E
2   中山友貴 TEAM 無限 SF14
3   ジェームズ・ロシター KONDO RACING フジ・コーポレーション KONDO SF14 TOYOTA RI4A
7   平川亮 KYGNUS SUNOCO Team LeMans ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14 TOYOTA RI4A
8   ロイック・デュバル(Rd.1,2,4-7)
  アンドレア・カルダレッリ(Rd.3)
Team KYGNUS SUNOCO SF14
10   塚越広大 HP REAL RACING HP SF14 HONDA HR-414E
11   ヴィタントニオ・リウッツィ HP SF14
18   中山雄一 KCMG KCMG Elyse SF14 TOYOTA RI4A
19   ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ LENOVO TEAM IMPUL LENOVO TEAM IMPUL SF14 TOYOTA RI4A
20   ナレイン・カーティケヤン LENOVO TEAM IMPUL SF14
31   中嶋大祐 NAKAJIMA RACING NAKAJIMA RACING SF14 HONDA HR-414E
32   小暮卓史 NAKAJIMA RACING SF14
34   伊沢拓也(Rd.6-7) DRAGO CORSE DRAGO CORSE SF14 HONDA HR-414E
36   アンドレ・ロッテラー(Rd.1-3,5-7)
  アンドレア・カルダレッリ(Rd.4)
PETRONAS TEAM TOM'S PETRONAS TOM’S SF14 TOYOTA RI4A
37   中嶋一貴 PETRONAS TOM’S SF14
38   石浦宏明 P.MU/CERUMOINGING P.MU/CERUMO·INGING SF14 TOYOTA RI4A
39   国本雄資 P.MU/CERUMO·INGING SF14
40   野尻智紀 DOCOMO TEAM DANDELION RACING DOCOMO DANDELION M40T SF14 HONDA HR-414E
41   武藤英紀 DOCOMO DANDELION M41Y SF14
62   嵯峨宏紀 TOCHIGI Le Beausset Motorsports DENSO Le Beausset SF14 TOYOTA RI4A

※全チームともシャシーはSF14タイヤブリヂストン

スケジュール及び勝者編集

開催日 開催サーキット 距離・形式 優勝者 ポールポジション ファステストラップ 備考
Rd1 4月12〜13日 鈴鹿サーキット 250km ロイック・デュバル アンドレ・ロッテラー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Rd2 5月17〜18日 富士スピードウェイ 2レース 114km ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
160km アンドレ・ロッテラー アンドレ・ロッテラー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Rd3 7月12〜13日 富士スピードウェイ 250km 中嶋一貴 アンドレア・カルダレッリ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Rd4 8月23〜24日 ツインリンクもてぎ 250km ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Rd5 9月13〜14日 オートポリス 215km アンドレ・ロッテラー 山本尚貴 ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
Rd6 9月27〜28日 スポーツランドSUGO 250km 野尻智紀 山本尚貴 中山雄一
Rd7 11月8〜9日 鈴鹿サーキット 2レース 120km ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ アンドレ・ロッテラー ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
160km 中嶋一貴 中嶋一貴 ロイック・デュバル

シリーズポイントランキング編集

ドライバー部門編集

ポイントシステム
ラウンド 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 PP
1, 3-6 10 8 6 5 4 3 2 1 1
2 5 4 3 2.5 2 1.5 1 0.5 1
7 8 4 3 2.5 2 1.5 1 0.5 1
順位 ドライバー Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 ポイント
1   中嶋一貴 6 2 3 1 7 6 2 2 1 46
2   ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ 7 1 2 14 1 3 Ret 1 4 39.5
3   アンドレ・ロッテラー 5 4 1 6 1 Ret 3 2 34.5
4   ロイック・デュバル 1 3 4 4 15 3 11 3 29.5
5   石浦宏明 3 Ret 11 4 2 8 6 5 7 26
6   ジェームズ・ロシター 2 6 17 8 8 5 4 6 10 22
7   国本雄資 13 5 7 3 13 2 9 4 Ret 19.5
8   平川亮 4 Ret 8 2 10 13 8 16 5 16.5
9   山本尚貴 11 Ret 5 5 15 7 7 7 6 14.5
10   野尻智紀 9 Ret 15 12 9 9 1 12 9 10
11   塚越広大 14 Ret 9 Ret 6 4 Ret 8 13 8.5
12   アンドレア・カルダレッリ 16 3 7
13   ナレイン・カーティケヤン Ret 7 6 7 Ret 17 11 10 8 5
14   武藤英紀 10 10 12 11 5 10 12 13 12 4
15   中嶋大祐 Ret 9 14 9 16 12 5 9 15 4
16   ヴィタントニオ・リウッツィ 8 8 10 Ret 14 Ret Ret 15 11 1.5
  中山雄一 Ret 13 16 10 Ret 16 13 Ret 18 0
  小暮卓史 Ret Ret DNS Ret 11 Ret 10 Ret 16 0
  嵯峨宏紀 Ret 11 13 Ret 17 11 Ret Ret 19 0
  中山友貴 12 12 18 13 12 14 14 Ret 17 0
  伊沢拓也 Ret 14 14 0
順位 ドライバー Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 ポイント
結果
金色 優勝
銀色 2位
銅色 3位
ポイント圏内完走
青灰色 ポイント圏外完走
周回数不足 (NC)
リタイヤ (Ret)
予選不通過 (DNQ)
予備予選不通過 (DNPQ)
失格 (DSQ)
スタートせず (DNS)
エントリーせず (WD)
レースキャンセル (C)
空欄 欠場
出場停止処分 (EX)

太字 - ポールポジション
斜体 - ファステストラップ

ルーキー・オブ・ザ・イヤー編集

順位 ドライバー Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 ポイント
1   野尻智紀 9 Ret 15 12 9 9 1 12 9 10
2   ヴィタントニオ・リウッツィ 8 8 10 Ret 14 Ret Ret 15 11 1.5
  中山雄一 Ret 13 16 10 Ret 16 13 Ret 18 0
順位 ドライバー Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 ポイント

チーム部門編集

順位 チーム No. Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 ポイント
1 PETRONAS TEAM TOM'S 36 5 4 1 6 3 1 Ret 3 2 79.5
37 6 2 3 1 7 6 2 2 1
2 KYGNUS SUNOCO Team LeMans 7 4 Ret 8 2 10 13 8 16 5 46
8 1 3 4 16 4 15 3 11 3
3 P.MU/CERUMO・INGING 38 3 Ret 11 4 2 8 6 5 7 45.5
39 13 5 7 3 13 2 9 4 Ret
4 LENOVO TEAM IMPUL 19 7 1 2 14 1 3 Ret 1 4 39.5
20 Ret 7 6 7 Ret 17 11 11 8
5 KONDO RACING 3 2 6 17 8 8 5 4 6 10 22
6 Docomo Team Dandelion Racing 40 9 Ret 15 12 9 9 1 12 9 14
41 10 10 12 11 5 10 12 13 12
7 TEAM 無限 1 11 Ret 5 5 15 7 7 7 6 12.5
2 12 12 18 13 12 14 14 Ret 17
8 HP REAL RACING 10 14 Ret 9 Ret 6 4 Ret 8 13 10
11 8 8 10 Ret 14 Ret Ret 15 11
9 Nakajima Racing 31 Ret 9 14 9 16 12 5 9 15 4
32 Ret Ret DNS Ret 11 Ret 10 Ret 16
KCMG 18 Ret 13 16 10 Ret 16 13 Ret 18 0
TOCHIGI Le Beausset Motorsports 62 Ret 11 13 Ret 17 11 Ret Ret 19 0
DRAGO CORSE 34 Ret 14 14 0
順位 チーム No. Rd1 Rd2 Rd3 Rd4 Rd5 Rd6 Rd7 ポイント
結果
金色 優勝
銀色 2位
銅色 3位
ポイント圏内完走
青灰色 ポイント圏外完走
周回数不足 (NC)
リタイヤ (Ret)
予選不通過 (DNQ)
予備予選不通過 (DNPQ)
失格 (DSQ)
スタートせず (DNS)
エントリーせず (WD)
レースキャンセル (C)
空欄 欠場
出場停止処分 (EX)

太字 - ポールポジション
斜体 - ファステストラップ

脚注編集

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  1. ^ 2014年日本選手権カレンダーについて - JAFモータースポーツニュース・2013年11月8日
  2. ^ 15年へ改良進むSFエンジン。琢磨ならではの貢献も - オートスポーツ・2014年12月16日
  3. ^ a b c SFの今季開催概要発表会開催。新たな取組みも多数 - オートスポーツ・2014年3月25日
  4. ^ スーパーGT、今季の特別戦開催を見送り。全8戦に - オートスポーツ・2014年2月14日
  5. ^ デュバル、ルマンでの事故の影響でスーパーフォーミュラ第3戦を欠場…代走はカルダレッリ- レスポンス(2014年7月30日)2014年9月15日閲覧
  6. ^ SF、ロッテラーの欠場発表。第5戦に復帰の予定- オートスポーツ(2014年8月21日)2014年9月15日閲覧
  7. ^ SF第6戦から参戦の『ドラゴコルセ』の全貌は!? - オートスポーツ・2014年8月30日