2015年の中日ドラゴンズ
2015年の中日ドラゴンズでは、2015年の中日ドラゴンズにおける動向をまとめる。
2015年の中日ドラゴンズ | |
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成績 | |
セントラル・リーグ5位 | |
62勝77敗4分 勝率.446 | |
本拠地 | |
都市 | 愛知県名古屋市東区 |
球場 | ナゴヤドーム |
球団組織 | |
オーナー | 白井文吾 |
経営母体 | 中日新聞社 |
GM | 落合博満 |
監督 | 谷繁元信(選手兼任) |
選手会長 | 大島洋平 |
スローガン | |
強竜再燃 stand hard | |
« 2014 2016 » |
概要
編集3年ぶりのAクラスを目指すチームは4月に6連勝を記録し一時は首位に立つなど好調な滑り出しに思えたが、徐々に成績が下降し、前半戦終了時には大混戦のセリーグの中で5位と4ゲーム離され、最下位を独走していた。しかし8月にDeNAが最下位に転落するとDeNAとの最下位争いとなり、最後は5位に収まったが、44年ぶりとなる3年連続Bクラスとなった。
順位 | 4月終了時 | 5月終了時 | 6月終了時 | 7月終了時 | 8月終了時 | 最終成績 | ||||||
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1位 | 巨人 | -- | DeNA | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | 阪神 | -- | ヤクルト | -- |
2位 | ヤクルト | 1.0 | 巨人 | 1.0 | 巨人 | 1.0 | 巨人 | 0.5 | ヤクルト | 1.0 | 巨人 | 1.5 |
3位 | DeNA | 1.0 | 阪神 | 5.0 | ヤクルト | 2.0 | ヤクルト | 1.5 | 巨人 | 1.0 | 阪神 | 6.0 |
4位 | 中日 | 2.0 | 中日 | 6.0 | DeNA | 2.0 | 広島 | 4.5 | 広島 | 4.5 | 広島 | 6.5 |
5位 | 阪神 | 2.5 | ヤクルト | 6.0 | 広島 | 3.5 | DeNA | 5.0 | DeNA | 8.5 | 中日 | 13.0 |
6位 | 広島 | 5.5 | 広島 | 6.5 | 中日 | 6.0 | 中日 | 9.0 | 中日 | 8.5 | DeNA | 14.5 |
期間 成績 |
15勝15敗0分 勝率.500 |
10勝14敗0分 勝率.417 |
7勝13敗1分 勝率.350 |
7勝11敗1分 勝率.389 |
14勝12敗0分 勝率.538 |
9勝11敗2分 勝率.450 |
順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 東京ヤクルトスワローズ | 76 | 65 | 2 | .539 | 優勝 |
2位 | 読売ジャイアンツ | 75 | 67 | 1 | .528 | 1.5 |
3位 | 阪神タイガース | 70 | 71 | 2 | .496 | 6.0 |
4位 | 広島東洋カープ | 69 | 71 | 3 | .493 | 6.5 |
5位 | 中日ドラゴンズ | 62 | 77 | 4 | .446 | 13.0 |
6位 | 横浜DeNAベイスターズ | 62 | 80 | 1 | .437 | 14.5 |
セ・パ交流戦
編集順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
1位 | 福岡ソフトバンクホークス | 12 | 6 | 0 | .667 | 優勝 |
2位 | 北海道日本ハムファイターズ | 11 | 6 | 1 | .647 | 0.5 |
3位 | 埼玉西武ライオンズ | 10 | 6 | 2 | .625 | 1.0 |
4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
6位 | 阪神タイガース | 10 | 8 | 0 | .556 | 2.0 |
7位 | 広島東洋カープ | 9 | 9 | 0 | .500 | 3.0 |
8位 | 東京ヤクルトスワローズ | 8 | 9 | 1 | .471 | 3.5 |
9位 | オリックス・バファローズ | 8 | 10 | 0 | .444 | 4.0 |
10位 | 中日ドラゴンズ | 7 | 10 | 1 | .412 | 4.5 |
11位 | 読売ジャイアンツ | 7 | 11 | 0 | .389 | 5.0 |
12位 | 横浜DeNAベイスターズ | 3 | 14 | 1 | .176 | 8.5 |
出来事
編集達成記録
編集- 6月9日 - 球団が対ロッテ戦(QVCマリンフィールド)で公式戦通算5,000勝、NPB史上3球団目[7]
- 6月11日 - 和田一浩が対ロッテ戦(QVCマリンフィールド)で通算2,000安打、NPB史上45人目[8]
- 6月27日 - 森野将彦が対広島戦(MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)で通算1,500安打、NPB史上118人目[9]
- 7月21日 - 球団が対広島戦(マツダスタジアム)で公式戦通算10,000試合、NPB史上3球団目[10]
- 7月28日 - 谷繁元信が対阪神戦(ナゴヤドーム)でNPB最多試合出場[11]
- 8月16日 - 和田一浩が対巨人戦(ナゴヤドーム)で両リーグ1,000安打、NPB史上3人目[12]
- 8月25日 - 山井大介が対横浜戦(横浜スタジアム)で通算1,000投球回、NPB史上342人目[13]
入団・退団
編集シーズン開幕前
編集本節では、前レギュラーシーズン終了から本シーズン開幕までの支配下選手・育成選手の登録・抹消について記述する。なお、抹消の去就は球団内での異動又はスポーツ関係・芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身もしくは去就不明を示す。
支配下選手 | |||||||
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登録 | 抹消 | ||||||
No. | 選手名 | 登録区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 抹消区分 | 去就 |
投手 | |||||||
20 | 野村亮介 | ドラフト1位 | 三菱日立パワーシステムズ横浜 | 35 | 辻孟彦 | 自由契約 | 日本体育大学コーチ |
42 | リーバス | 新外国人 | 統一セブンイレブン・ライオンズ | 47 | パヤノ | 自由契約 | |
44 | バルデス | 新外国人 | トロント・ブルージェイズ傘下 | 53 | 井上公志 | 自由契約 | 中日打撃投手 |
47 | 浜田智博 | ドラフト2位 | 九州産業大学 | 59 | 矢地健人 | 自由契約 | 千葉ロッテマリーンズ |
50 | 金子丈 | ドラフト9位 | 大阪商業大学 | 99 | カブレラ | 自由契約 | シンシナティ・レッズ傘下 |
51 | 山本雅士 | ドラフト8位 | 徳島インディゴソックス | ||||
58 | 八木智哉 | 自由契約 | オリックス・バファローズ | ||||
捕手 | |||||||
39 | 加藤匠馬 | ドラフト5位 | 青山学院大学 | 52 | 小田幸平 | 自由契約 | 評論家 |
58 | 田中大輔 | 自由契約 | オリックス・バファローズ | ||||
内野手 | |||||||
9 | 石川駿 | ドラフト4位 | JX-ENEOS | 3 | 吉川大幾 | 自由契約 | 読売ジャイアンツ |
23 | 遠藤一星 | ドラフト7位 | 東京ガス | 50 | 中田亮二 | 自由契約 | JR東海 |
53 | 亀澤恭平 | 移籍 | 福岡ソフトバンクホークス(育成) | 54 | 森越祐人 | 自由契約 | 阪神タイガース |
外野手 | |||||||
1 | 友永翔太 | ドラフト3位 | 日本通運 | 60 | 井藤真吾 | 自由契約 | |
26 | 井領雅貴 | ドラフト6位 | JX-ENEOS | 63 | 堂上剛裕 | 自由契約 | 読売ジャイアンツ |
60 | ナニータ | 新外国人 | キンタナロー・タイガース |
育成選手[注 3] | |||||||
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登録 | 抹消 | ||||||
No. | 選手名 | 登録区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 抹消区分 | 去就 |
投手 | |||||||
211 | 石垣幸大 | 育成ドラフト2位 | いなべ総合学園高 | 201 | 宋相勲 | 自由契約 | |
捕手 | |||||||
207 | 藤吉優 | 育成ドラフト3位 | 秀岳館高 | ||||
外野手 | |||||||
213 | 近藤弘基 | 育成ドラフト4位 | 名城大学 |
シーズン開幕後
編集本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。
支配下選手 | |||||||
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登録 | 抹消 | ||||||
No. | 選手名 | 登録区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 抹消区分 | 去就 |
投手 | |||||||
49 | ペレス | 新外国人 (7月13日) [14] | シアトル・マリナーズ傘下 | ||||
54 | ネイラー | 新外国人[14] | 香川オリーブガイナーズ |
育成選手 | |||||||
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登録 | 抹消 | ||||||
No. | 選手名 | 登録区分 | 前所属 | No. | 選手名 | 抹消区分 | 去就 |
投手 | |||||||
205 | メジャ | 自由契約 (7月14日)[15] |
選手・スタッフ
編集
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2015 WBSCプレミア12選出選手
編集詳細は「2015 WBSCプレミア12 日本代表」を参照
日本代表 |
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大野雄大 |
平田良介 |
マツダオールスターゲーム2015
編集詳細は「2015年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手及びスタッフ
ポジション | 名前 | 選出回数 |
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投手 | 大野雄大 | 2 |
内野手 | ルナ | 2[注 4] |
外野手 | 平田良介 | 初 |
- ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該球団間の対戦勝率(3)前年度順位で順位が決定される
- ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績(3チーム以上並んだ場合は省略)(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。
- ^ 支配下選手登録経験者は1年間、未経験者は3年間支配下登録されない場合、自動的に自由契約となる
- ^ 左膝の痛みため、初選出である2013年のオールスターゲームを辞退している(出場は今回が初めて)。
- 監督推薦による選出。
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ 中日谷繁引退44歳体力限界、専任で監督3年目勝負 2015年9月15日 日刊スポーツ(2016年2月29日閲覧)
- ^ 来季のスローガンを発表 2014年12月12日 中日ドラゴンズ公式サイト(2016年2月29日閲覧)
- ^ 谷繁監督3000試合出場、ノムさん以来史上2人目 2015年4月30日 日刊スポーツ(2016年2月29日閲覧)
- ^ 「谷繁 今季初スタメン、史上2人目の3000試合出場達成」『スポーツニッポン』2015年4月30日。2021年9月28日閲覧。
- ^ 中日谷繁が27年連続安打&本塁打 NPB記録更新 2015年5月4日 日刊スポーツ(2016年2月29日閲覧)
- ^ 谷繁「オヤジの日」だ4の4で最年長記録祭り 2015年5月5日 日刊スポーツ(2021年10月16日閲覧)
- ^ チーム通算5000勝達成! 2015年6月9日 中日ドラゴンズ公式サイト(2016年2月29日閲覧)
- ^ 中日和田2000安打、右膝極秘手術乗り越えた 2015年6月12日 日刊スポーツ(2016年2月29日閲覧)
- ^ 中日森野、通算1,500安打記録 史上118人目 2015年6月27日 日刊スポーツ(2016年2月29日閲覧)
- ^ 公式戦通算10000試合 2015年6月9日 中日ドラゴンズ公式サイト(2016年2月29日閲覧)
- ^ 中日の谷繁が最多出場新記録「3018試合」 ノムさんの記録を更新 2015年7月28日 産経ニュース(2016年2月29日閲覧)
- ^ 中日・和田、両リーグで1000安打 大杉、落合に次ぎ3人目 2015年8月16日 産経ニュース(2016年2月29日閲覧)
- ^ 中日山井が通算1000投球回達成 初登板は02年 2015年8月25日 日刊スポーツ(2016年2月29日閲覧)
- ^ a b 新外国人選手入団発表 2015年7月13日 中日ドラゴンズ公式サイト(2016年2月29日閲覧)
- ^ メジャ投手契約解除のお知らせ 2015年7月14日 中日ドラゴンズ公式サイト(2016年2月29日閲覧)