2015年の広島東洋カープ(にせんじゅうごねんのひろしまとうようカープ)では2015年広島東洋カープの動向についてまとめる。

2015年の広島東洋カープ
成績
セントラルリーグ4位
69勝71敗3分 勝率.493
本拠地
都市 広島県広島市南区
球場 MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
球団組織
オーナー 松田元
経営母体 松田家(マツダ創業者一族)
監督 緒方孝市
選手会長 梵英心
キャッチフレーズ
常昇魂 〜RED RISING〜
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この年の広島東洋カープは、緒方孝市監督の1年目のシーズンである。キャッチフレーズは「常昇魂 〜RED RISING〜」。

レギュラーシーズン

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開幕オーダー
1 鈴木誠也
2 菊池涼介
3 丸佳浩
4 グスマン
5 松山竜平
6 梵英心
7 會澤翼
8 田中広輔
9 前田健太
2015年セントラル・リーグ順位変動
順位 4月終了時 5月終了時 6月終了時 7月終了時 8月終了時 最終成績
1位 巨人 -- DeNA -- 阪神 -- 阪神 -- 阪神 -- ヤクルト --
2位 ヤクルト 1.0 巨人 1.0 巨人 1.0 巨人 0.5 ヤクルト 1.0 巨人 1.5
3位 DeNA 1.0 阪神 5.0 ヤクルト 2.0 ヤクルト 1.5 巨人 1.0 阪神 6.0
4位 中日 2.0 中日 6.0 DeNA 2.0 広島 4.5 広島 4.5 広島 6.5
5位 阪神 2.5 ヤクルト 6.0 広島 3.5 DeNA 5.0 DeNA 8.5 中日 13.0
6位 広島 5.5 広島 6.5 中日 6.0 中日 9.0 中日 8.5 DeNA 14.5
期間
成績
9勝16敗
勝率.360
14勝12敗
勝率.538
9勝9敗1分
勝率.500
10勝10敗
勝率.500
13勝12敗
勝率.520
14勝12敗2分
勝率.538

[注 1]


達成記録

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入団・退団

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シーズン開幕前

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本節では、前シーズン終了から本シーズン開幕までの入退団について記述する。なお、退団の去就はスポーツ関係及び芸能関係の職業に転身した場合のみを記載し、空欄は前述以外の一般職業に転身したか去就不明を示す。

入団 退団
選手名 前所属 入団区分 選手名 退団区分 去就
投手
15 黒田博樹 ニューヨーク・ヤンキース NPB復帰[4] 横山竜士 自由契約 野球解説者
23 薮田和樹 亜細亜大学 ドラフト2位 齊藤悠葵 自由契約
36 塹江敦哉 高松北高 ドラフト3位 梅津智弘 自由契約 楽天と育成契約
39 飯田哲矢 JR東日本 ドラフト6位 大島崇行 自由契約
41 藤井皓哉 おかやま山陽高 ドラフト4位 上野弘文 自由契約 広島打撃投手
42 ジョンソン ミネソタ・ツインズ傘下 新外国人 ミコライオ 自由契約 東北楽天ゴールデンイーグルス
58 ザガースキー トロント・ブルージェイズ傘下 新外国人 バリントン 自由契約 オリックス・バファローズ
98 佐藤祥万 日本ハム 自由契約 フィリップス 自由契約 シカゴ・ホワイトソックス傘下
久本祐一 自由契約 育成再契約
捕手
64 多田大輔 鳴門渦潮高 ドラフト7位 上村和裕 自由契約 オリックス球団職員
内野手
13 グスマン ヒューストン・アストロズ 新外国人 キラ 自由契約 ワシントン・ナショナルズ傘下
28 新井貴浩 阪神タイガース 自由契約 松本高明 自由契約 広島二軍マネージャー
45 桒原樹 常葉学園菊川高 ドラフト5位
外野手
37 野間峻祥 中部学院大学 ドラフト1位 迎祐一郎 自由契約 広島一軍打撃コーチ補佐
育成選手
121 松浦耕大 MSH医療専門学校 育成ドラフト1位
123 木村聡司 常葉学園橘高 育成ドラフト2位
144 デヘスス 高知ファイティングドッグス 新外国人

シーズン開幕後

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本節では、本シーズン開幕から本シーズン終了までの入退団について記述する。

入団

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選手名 前所属 備考
外野手
57 シアーホルツ ワシントン・ナショナルズ 新外国人[5]

選手・スタッフ

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  • 背番号変更
    • 會澤翼 64→27
    • 岩見優輝 28→46
    • 久本祐一 65→120(育成選手として再契約)
    • 松山竜平 37→44
    • 迎祐一郎 44→91(引退・コーチ就任)

2015 WBSCプレミア12選出選手

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日本代表 ドミニカ共和国代表
前田健太 デヘスス

オールスターゲーム2015

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  • 選出選手及びスタッフ
ポジション 名前 選出回数
コーチ 緒方孝市
先発投手 黒田博樹 5
投手 前田健太 5
捕手 會澤翼
一塁手 新井貴浩 6
二塁手 菊池涼介 2
内野手 田中広輔
外野手 丸佳浩 3
  • 太字はファン投票による選出、※印は選手間投票による出場、他は監督推薦による出場。

チーム成績

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順位表

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2015年セントラル・リーグ最終成績
順位 球団 勝率
1位 東京ヤクルトスワローズ 76 65 2 .539 優勝
2位 読売ジャイアンツ 75 67 1 .528 1.5
3位 阪神タイガース 70 71 2 .496 6.0
4位 広島東洋カープ 69 71 3 .493 6.5
5位 中日ドラゴンズ 62 77 4 .446 13.0
6位 横浜DeNAベイスターズ 62 80 1 .437 14.5
日本生命セ・パ交流戦2015 最終成績
順位 球団 勝率
1位 福岡ソフトバンクホークス 12 6 0 .667 優勝
2位 北海道日本ハムファイターズ 11 6 1 .647 0.5
3位 埼玉西武ライオンズ 10 6 2 .625 1.0
4位 東北楽天ゴールデンイーグルス 10 8 0 .556 2.0
5位 千葉ロッテマリーンズ 10 8 0 .556 2.0
6位 阪神タイガース 10 8 0 .556 2.0
7位 広島東洋カープ 9 9 0 .500 3.0
8位 東京ヤクルトスワローズ 8 9 1 .471 3.5
9位 オリックス・バファローズ 8 10 0 .444 4.0
10位 中日ドラゴンズ 7 10 1 .412 4.5
11位 読売ジャイアンツ 7 11 0 .389 5.0
12位 横浜DeNAベイスターズ 3 14 1 .176 8.5

[注 2]

脚注

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注釈

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  1. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該球団間の対戦勝率(3)前年度順位で順位が決定される
  2. ^ 勝率が同率で並んだ場合、(1)勝利数(2)当該チーム間の当年度交流戦の直接対決成績(3チーム以上並んだ場合は省略)(3)得点/攻撃イニング-失点/守備イニング(4)前項を自責点に置き換えたもの(5)チーム打率(6)前年度の交流戦順位で順位が決定される。

出典

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  1. ^ 広島梵が1000試合出場達成 7回代打出場 2015年4月5日 日刊スポーツ(2016年3月1日閲覧)
  2. ^ 広島・梵、通算1000試合出場=プロ野球468人目 2015年4月6日 毎日新聞(2016年3月1日閲覧)[リンク切れ]
  3. ^ 広島新井2000試合出場達成 3回&5回に適時打 2015年5月24日 日刊スポーツ(2016年3月1日閲覧)
  4. ^ おかえりなさい!黒田博樹選手入団記者会見! 2015年2月16日 広島東洋カープ公式サイト(2016年3月1日閲覧)
  5. ^ ネイト・シアーホルツ選手、選手契約合意! 2015年4月3日 広島東洋カープ公式サイト(2016年3月2日閲覧)