2020年アメリカ合衆国大統領選挙

第59回米国大統領選挙

2020年アメリカ合衆国大統領選挙(2020ねんアメリカがっしゅうこく だいとうりょうせんきょ、2020 United States presidential election)は、2020年11月3日[1]に実施予定のアメリカ合衆国大統領副大統領を選出するための選挙である。

2020年アメリカ合衆国大統領選挙
アメリカ合衆国
2016年 ←
2020年11月3日
→ 2024年

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2010年国勢調査に基づいた選挙人の配分数

選挙前大統領

ドナルド・トランプ
共和党

選出大統領

未定

主な日程編集

いずれも現地時間表示。

2019年編集

  • 6月18日:共和党の現職トランプ大統領が再選にむけた正式な選挙活動を開始。
  • 12月18日:下院は、トランプ大統領の弾劾訴追決議案を賛成230票・反対197票で可決。

民主党主催候補者討論会(2019年開催分)

  • 第1回(6月26日6月27日):世論調査・資金調達額のいずれかの要件を充足した20人の候補を2日に分けて開催。
  • 第2回(7月30日7月31日):第1回同様の要件を充足した20人の候補を2日に分けて開催。
  • 第3回(9月12日):世論調査(所定の世論調査中4つで2%以上支持)・資金調達(13万人以上かつ20州で400人以上からの寄付)の両要件を充足した10人の候補で開催
  • 第4回(10月15日):第3回同様の要件を充足した12名の候補で開催。
  • 第5回(11月20日):世論調査(所定の世論調査中4つで3%以上支持、または所定の予備選等先行州の世論調査2つで5%以上支持)・資金調達(16.5万人以上かつ20州で600人以上からの寄付)の両要件を充足した10名の候補で開催。
  • 第6回(12月19日):世論調査(所定の世論調査中4つで4%以上支持、または所定の予備選等先行州の世論調査2つで6%以上支持)・資金調達(20万人以上かつ20州で800人以上からの寄付)の両要件を充足した7名の候補で開催。

2020年編集

1月編集

  • 1月14日:第7回民主党主催候補者討論会-世論調査(所定の世論調査中4つで5%以上支持、または所定の予備選等先行州の世論調査2つで7%以上支持)・資金調達(22.5万人以上かつ20州で1,000人以上からの寄付)の両要件を充足した6名の候補で開催(参加候補:ウォーレン、サンダース、クロブシャー、ブティジェッジ、バイデン、ステイヤー)。
  • 1月21日:トランプ大統領に対する弾劾裁判の審理が上院で開始。現職上院議員である民主党候補も陪審員として参加。

2月編集

  • 2月3日アイオワ州党員集会予備選挙・党員集会の皮切り):民主党では、結果の集計に用いるアプリに不具合があるとして、100パーセントの集計結果は6日になってようやく公表された。ブティジェッジ候補・サンダース候補が接戦となる結果であったが、集計のミスの可能性から点検が行われた[2]。民主党の主要候補で党員集会等の開始時点で選挙活動を継続していたのは、マイケル・ベネット、ジョー・バイデン、マイケル・ブルームバーグ、ピート・ブティジェッジ、トゥルシー・ギャバード、エイミー・クロブシャー、デュバル・パトリック、バーニー・サンダース、トム・ステイヤー、エリザベス・ウォーレン、アンドリュー・ヤンの11候補。代議員を獲得したのは、ブティジェッジ、サンダース、ウォーレン、バイデン、クロブシャーの5候補の見通し。共和党ではトランプ大統領が圧勝(38代議員獲得。対立候補のウェルド候補が1代議員確保)。
  • 2月5日:上院でのトランプ大統領の弾劾裁判の評決の結果、問題とされた議会妨害・権力濫用のいずれについても、無罪の結果[3]
  • 2月7日:第8回民主党主催候補者討論会-第7回同様の要件を充足した候補と、直前のアイオワ州党員集会で一人でも代議員を獲得した候補で開催(第7回参加者に加えてヤンが資格充足し参加)。
  • 2月11日ニューハンプシャー州予備選挙:民主党のトップはサンダース候補、やや後れてブティジェッジ候補。クロブシャー候補が善戦して3位に入った。この3候補が代議員を獲得し、バイデン候補・ウォーレン候補は15パーセントの足切り要件を満たせず、代議員を獲得できなかった。同日、アンドリュー・ヤン、マイケル・ベネットの両候補が撤退(残る主要候補は9名)。共和党は、トランプ候補が全代議員を確保(22代議員)。
  • 2月11日:民主党デュバル・パトリック候補が撤退(残る主要候補は8名)。
  • 2月19日:第9回民主党主催候補者討論会ー世論調査(所定の世論調査中4つで10%以上支持、または所定の予備選等先行州の世論調査2つで12%以上支持)充足か、アイオワ・ニューハンプシャー州のいずれかで代議員を獲得した候補で開催(ブティジェッジ、サンダース、ウォーレン、クロブシャー、バイデン、ブルームバーグの6候補が要件充足し参加)。ブルームバーグが討論会に初参加。
  • 2月22日ネバダ州民主党党員集会 予定(共和党は同州の党員集会をキャンセル)
  • 2月25日:第10回民主党主催候補者討論会 第9回同様の要件を満たす候補で開催予定
  • 2月29日サウスカロライナ州民主党予備選挙 予定(共和党は同州の予備選挙をキャンセル)

3月編集

  • 3月3日スーパー・チューズデー(民主党は、アラバマ・米領サモア・アーカンソー・カリフォルニア・コロラド・メーン・マサチューセッツ・ミネソタ・ノースカロライナ・オクラホマ・テネシー・テキサス・ユタ・ヴァーモント・ヴァージニアにて計1,344代議員の配分決定)(共和党は、米領サモア(3/18実施)とヴァージニア(キャンセル)に代えてアラスカ州で行われ、計814代議員)
  • 3月10日3月10日予備選挙等集中日(民主党は、海外党員・アイダホ・ミシガン・ミシシッピ・ミズーリ・ノースダコタ・ワシントンにて計365代議員の配分決定)
  • 3月14日北マリアナ諸島民主党党員集会(共和党は15日)(代議員数:民主党6、共和党9)予定
  • 3月15日:第11回民主党主催候補者討論会 予定
  • 3月17日3月17日予備選挙等集中日(民主党は、アリゾナ、フロリダ、イリノイ、オハイオにて計577代議員の配分決定、共和党はキャンセルされたアリゾナ以外)
  • 3月18日米領サモア共和党党員集会(代議員数9)
  • 3月24日ジョージア州予備選挙(代議員数:民主党105、共和党76)

4月以降編集

2021年編集

主要な立候補者編集

共和党編集

指名候補編集

2020年アメリカ合衆国大統領選挙の共和党指名候補
ドナルド・トランプ マイク・ペンス
大統領候補 副大統領候補
   
アメリカ合衆国大統領
(2017-現職)
アメリカ合衆国副大統領
(2017-現職)
フロリダ州 インディアナ州
2019年6月18日出馬表明
2020年8月24日正式指名
2020年8月26日正式指名
 
選挙運動

予備選挙における主要候補編集

予備選挙における主要候補
ロッキー・デ・ラ・フエンテ ウィリアム・ウェルド ジョー・ウォルシュ マーク・サンフォード
実業家 マサチューセッツ州知事
(1991-1997)
元イリノイ州選出
下院議員
(2011–2013)
サウスカロライナ州知事
(2003–2011)
選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動
2019年5月16日出馬表明
2020年4月23日撤退表明
2019年4月15日出馬表明
2020年3月18日撤退表明
2019年8月25日出馬表明
2020年2月7日撤退表明
2019年9月8日出馬表明
2019年11月12日撤退表明

民主党編集

指名候補編集

2020年アメリカ合衆国大統領選挙の民主党指名候補
ジョー・バイデン カマラ・ハリス
大統領候補 副大統領候補
   
アメリカ合衆国副大統領
(2009-2017)
上院議員カリフォルニア州選出
(2017-現職)
デラウェア州 カリフォルニア州
2019年4月25日出馬表明
2020年8月18日正式指名
2020年8月19日正式指名
 
選挙運動

予備選挙における主要候補編集

予備選挙における主要候補
バーニー・サンダース トゥルシー・ギャバード エリザベス・ウォーレン マイケル・ブルームバーグ エイミー・クロブシャー ピート・ブティジェッジ トム・ステイヤー
バーモント州選出
上院議員
(2007-現職)
ハワイ州選出
下院議員
(2013–現職)
マサチューセッツ州選出
上院議員
(2013–現職)
ニューヨーク市長
(2002–2013)
ミネソタ州選出
上院議員
(2007–現職)
前インディアナ州
サウスベンド市長
(2012–2020)
ヘッジファンドマネージャー
選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動
2019年2月19日出馬表明
2020年4月8日撤退表明[5]
2019年1月11日出馬表明
2020年3月19日撤退表明[6]
2019年2月9日出馬表明
2020年3月5日撤退表明[7]
2019年11月24日出馬表明
2020年3月4日撤退表明[8]
2019年2月10日出馬表明
2020年3月2日撤退表明[9]
2019年4月14日出馬表明
2020年3月1日撤退表明[10]
2019年7月9日出馬表明
2020年2月29日撤退表明
デュバル・パトリック マイケル・ベネット アンドリュー・ヤン ジョン・ディレイニー コリー・ブッカー マリアン・ウィリアムソン フリアン・カストロ
マサチューセッツ州知事
(2007-2015)
コロラド州選出
上院議員
(2009–現職)
実業家 前メリーランド州選出
下院議員
(2013–2019)
ニュージャージー州選出
上院議員
(2013–現職)
作家 住宅都市開発長官
(2014–2017)
選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動
2019年11月11日出馬表明
2020年2月12日撤退表明
2019年5月2日出馬表明
2020年2月11日撤退表明
2017年11月6日出馬表明
2020年2月11日撤退表明[11]
2017年7月28日出馬表明
2020年1月31日撤退表明
2019年2月1日出馬表明
2020年1月13日撤退表明[12]
2019年1月28日出馬表明
2020年1月10日撤退表明[13]
2019年1月12日出馬表明
2020年1月22日撤退表明[14]
カマラ・ハリス スティーブ・ブロック ジョー・セスタック ウェイン・メッサム ベト・オルーク ティム・ライアン ビル・デブラシオ
カリフォルニア州選出
上院議員
(2017-現職)
モンタナ州知事
(2013–現職)
元ペンシルベニア州選出
下院議員
(2007-2011)
フロリダ州
ミラマー市長
(2015–現職)
前テキサス州選出
下院議員
(2013–2019)
オハイオ州選出
下院議員
(2013–現職)
ニューヨーク市長
(2014–現職)
選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動
2019年1月21日出馬表明
2019年12月3日撤退表明[15]
2019年5月14日出馬表明
2019年12月2日撤退表明[16]
2019年6月23日出馬表明
2019年12月1日撤退表明
2019年3月21日出馬表明
2019年11月19日撤退表明
2019年3月14日出馬表明
2019年11月1日撤退表明
2019年4月4日出馬表明
2019年10月24日撤退表明
2019年5月19日出馬表明
2019年9月20日撤退表明
カーステン・ギリブランド セス・モールトン ジェイ・インスレー ジョン・ヒッケンルーパー マイク・グラベル エリック・スウォルウェル リチャード・オジェダ
ニューヨーク州選出
上院議員
(2009-現職)
マサチューセッツ州選出
下院議員
(2015-現職)
ワシントン州知事
(2013-現職)
コロラド州知事
(2011–2019)
元アラスカ州選出
上院議員
(1969–1981)
カリフォルニア州選出
下院議員
(2013–現職)
前ウェストバージニア州上院議員
(2016–2019)
選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動 選挙運動
2019年3月17日出馬表明
2019年8月28日撤退表明
2019年4月22日出馬表明
2019年8月23日撤退表明
2019年3月1日出馬表明
2019年8月21日撤退表明
2019年3月7日出馬表明
2019年8月15日撤退表明
2019年4月8日出馬表明
2019年8月6日撤退表明
2019年4月8日出馬表明
2019年7月8日撤退表明
2018年11月11日出馬表明
2019年1月25日撤退表明

民主党候補者の支持率推移編集

リバタリアン党編集

指名候補編集

2020年アメリカ合衆国大統領選挙のリバタリアン党指名候補
ジョー・ジョーゲンセン スパイク・コーエン
大統領候補 副大統領候補
   
クレムソン大学上級講師 ポッドキャスター
サウスカロライナ州 サウスカロライナ州
2019年11月2日出馬表明
2020年5月23日正式指名
2020年5月24日正式指名
 
選挙運動

撤退表明

アメリカ緑の党編集

指名候補編集

2020年アメリカ合衆国大統領選挙のアメリカ緑の党指名候補
ハウィー・ホーキンズ アンジェラ・ウォーカー
大統領候補 副大統領候補
   
アメリカ緑の党設立者 運転手
ニューヨーク州 サウスカロライナ州
2019年4月3日出馬表明
2020年7月11日正式指名
2020年7月11日正式指名
 
選挙運動

バースデイ党編集

2020年アメリカ合衆国大統領選挙のバースデイ党指名候補
カニエ・ウェスト ミシェル・ティドボール
大統領候補 副大統領候補
 
ラッパー、プロデューサー、ファッションデザイナー 聖職者
イリノイ州 ワイオミング州
2020年7月4日出馬表明 2020年7月8日指名
 
選挙運動

その他の2以上の州で投票アクセス権のある候補編集

出馬表明

1つの州でのみ投票アクセス権のある主な候補編集

出馬表明

撤退表明


選挙の意義編集

現職のドナルド・トランプ大統領が宣言した「パリ協定離脱」を正式にするかを問う、米国民にとっては重要な選挙である[17]

関連項目編集

出典編集

  1. ^ アメリカ大統領選挙2020 NHK 2020年1月2日閲覧
  2. ^ アイオワ 民主党が「ブティジェッジ氏首位」発表も確定せず” (2020年2月7日). 2020年2月10日閲覧。
  3. ^ トランプ氏に無罪評決 罷免を回避” (2020年2月6日). 2020年2月10日閲覧。
  4. ^ a b 米民主党大会、中西部ミルウォーキーで 大統領選候補を指名”. 毎日新聞 (2019年3月12日). 2019年3月26日閲覧。
  5. ^ “米民主サンダース氏、大統領選撤退 バイデン氏の指名確実に”. ロイター. (2020年4月9日). https://jp.reuters.com/article/usa-election-sanders-idJPKCN21Q2K4 2020年4月9日閲覧。 
  6. ^ “米民主ギャバード氏、指名争いから撤退 バイデン氏支持を表明”. ロイター. (2020年3月20日). https://jp.reuters.com/article/usa-election-gabbard-idJPKBN2170F7 2020年4月9日閲覧。 
  7. ^ “米大統領選 民主党候補者選び ウォーレン氏が撤退表明”. NHK NEWSWEB. NHK. (2020年3月6日). https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200306/k10012316421000.html 2020年3月6日閲覧。 
  8. ^ “ブルームバーグ氏、民主党指名争いから撤退 バイデン氏を支持”. CNN.co.jp. CNN. (2020年3月5日). https://www.cnn.co.jp/usa/35150316.html 2020年3月6日閲覧。 
  9. ^ “米民主党クロブシャー氏ら、バイデン氏支持 大統領選”. 日本経済新聞. (2020年3月3日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56305430T00C20A3000000/ 2020年3月3日閲覧。 
  10. ^ “米民主指名争い、ブティジェッジ氏が撤退 「決戦」直前、支持拡大難しく―大統領選”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2020年3月2日). https://www.jiji.com/sp/article?k=2020030200232&g=int 2020年3月2日閲覧。 
  11. ^ “台湾系ヤン氏ら2人撤退へ 民主候補9人に―米大統領選”. 時事ドットコム. 時事通信社. (2020年2月12日). https://www.jiji.com/jc/article?k=2020021200442 2020年2月12日閲覧。 
  12. ^ 米大統領選、民主党ブッカー議員が撤退 資金不足で 副大統領候補の可能性も?” (2020年1月14日). 2020年1月19日閲覧。
  13. ^ 女性作家が米大統領選撤退 民主指名争い、13人に” (2020年1月11日). 2020年1月19日閲覧。
  14. ^ 米大統領民主候補、カストロ元住宅都市開発長官が撤退” (2020年1月3日). 2020年1月19日閲覧。
  15. ^ ハリス氏、米大統領選撤退 一時2位浮上も失速―民主” (2019年12月4日). 2020年1月19日閲覧。
  16. ^ 民主党のモンタナ州知事が撤退 米大統領選指名争い” (2019年12月3日). 2020年1月19日閲覧。
  17. ^ “G20、米国第一「1対19」 パリ協定、米抜きでも順守合意”. 日本経済新聞. (2017年7月9日). http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC08H2E_Y7A700C1EA1000/ 2017年7月9日閲覧。