2050年代
十年紀
2050年代(にせんごじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)2050年から2059年までの10年間を指す十年紀。この項目では、国際的な視点に基づいた2050年代について記載する。
千年紀: | 3千年紀 |
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世紀: | 20世紀 - 21世紀 - 22世紀 |
十年紀: | 2020年代 2030年代 2040年代 - 2050年代 - 2060年代 2070年代 2080年代 |
年: | 2050年 2051年 2052年 2053年 2054年 2055年 2056年 2057年 2058年 2059年 |
予定・予測されるできごと
編集- 国際連合大学「環境と人間の安全保障研究所」によると、地球温暖化の影響により世界的に洪水の被害が深刻化し、2050年には2004年の2倍に当たる約20億人が大洪水の危険にさらされる。
- 国立環境研究所などのチームは、南極上空でオゾン層の回復が進み、このころにはオゾンホールができなくなると予測している。
- 少子・高齢化により東南アジア諸国連合諸国にも社会の高齢化が到来。
2050年
編集→詳細は「2050年」を参照
- 第29回FIFAワールドカップが開催予定。日本サッカー協会はこの大会を日本で開催し、さらに日本代表が優勝することを目標としている(JFA2005年宣言)[1]。一方、ロボカップの目標として、この年に発達した人工知能を持つ人型ロボットチームがワールドカップ優勝チームに勝つことが提示されている。
- この頃には世界人口が97億人を超えている[2]一方で、年間の人口増加は750〜1500万人の規模と予測され、しだいに増加幅は縮小していく(国連の中位予測)。
- インドの人口は16億6800万人に達する[2]。
- ロシアの人口が1億人を切る[3]。ただし、2010年国連中位予測では1億2611.8万人であり、同予測における日本の予測人口(1億854.9万人)より1800万人程度多い[4]。
- 欧州連合 (EU) はこの年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロ(脱炭素社会)を目指している。また、2020年10月の所信表明演説で菅義偉首相(当時)が日本も同目標を掲げることを宣言した[5][6]。
2057年
編集→詳細は「2057年」を参照
- 国鉄清算事業団による償還スキーム破綻にともない、1998年に政府一般会計に繰り入れられ国民負担となった日本国有鉄道の政府保証付長期債務(総額24兆2000億円)の償還が終了する。
- 2001年に宇宙へ向けて送信された「ティーンエイジ・メッセージ」がふたご座37番星に到達[7]。
2058年
編集→詳細は「2058年」を参照
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “JFA 2005年宣言”. 公益財団法人 日本サッカー協会. 2023年7月30日閲覧。
- ^ a b 日本放送協会 (2022年7月12日). “インドの人口 来年世界最多に 中国を上回る推計を国連が発表”. NHKニュース. 2022年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月12日閲覧。
- ^ ロシアの人口問題
- ^ UN. Department of economic and social affairs(世界人口動態)
- ^ 温室効果ガス、2050年に実質ゼロ 首相が表明へ調整(朝日新聞デジタル 2020年10月21日)
- ^ 温室効果ガス排出ゼロ宣言 菅首相が達成時期を初めて明示した舞台裏(毎日新聞 2020年10月26日)
- ^ “Передача и поиски разумных сигналов во Вселенной”. Cplire.ru. 2008年9月14日閲覧。
- ^ 世界人口は今年11月に80億人に:国連が「世界人口推計2022年版」を発表(国連人口基金駐日事務所 2022年7月12日、2022年8月7日閲覧)
- ^ 世界人口の増大が鈍化、2050年に97億人に達した後、 2100年頃に110億人で頭打ちか:国連報告書(プレスリリース日本語訳)*世界人口推計2019年版データブックレット(日本語訳)をアップしました!/世界人口推計2019年版 データブックレット (PDF) - 国連広報センター (2019年7月2日)
- ^ 日本の人口、2100年に7500万人 減少見通し加速 - 朝日新聞デジタル (2019年6月18日)
関連項目
編集外部リンク
編集- ウィキメディア・コモンズには、2050年代に関するカテゴリがあります。