50/50』(フィフティー・フィフティー)は、中山美穂の10枚目のシングルである。1987年7月7日キングレコードからリリースされた(EP: K07S-10201)(CDS:KIDS-95)

50/50
中山美穂シングル
初出アルバム『COLLECTION
B面 斜めな愛を許して
リリース
規格 7インチシングル
ジャンル 歌謡曲ポップス
レーベル キングレコード
作詞 田口俊
作曲 小室哲哉
船山基紀(編曲)
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン[1]
  • 1987年度年間23位(オリコン)[2]
  • 2位(ザ・ベストテン
    初登場7位、TOP10内9週ランクイン
    7→4→5→3→3→2→2→4→9
  • 1987年度年間12位(ザ・ベストテン)
  • 1位(歌のトップテン
  • 1987年度年間14位(歌のトップテン)
中山美穂 シングル 年表
「派手!!!」
1987年
50/50
(1987年)
CATCH ME
(1987年)
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背景 編集

タイトル曲を作曲した小室哲哉は、アイドルから社会現象になりつつあった中山に向けて、「自分のメロディーをより多くの人に知ってもらうチャンスだ」と必死になって作った結果、自然とテンションが上がって「ちょっと攻撃的なメロディーになった」と振り返っている[3]間奏を中心として、楽曲全体にカリブ海の音楽であるカリプソ調のサウンドを聴くことができる。

音楽ランキング番組『歌のトップテン』で初の首位を獲得し、翌週も首位を守り2週連続首位獲得となった。当時、首位の報せを聞いた中山は泣いてしまったという。

この曲に加え、1週間後に発売されたアルバム『ONE AND ONLY[注 1]を引っ提げてのコンサートツアー ″ONE AND ONLY これっきゃない″ に向けて結成されたバックバンド ″Liberty Club″ には、DREAMS COME TRUE結成前の中村正人が ″チャチャ中村″ 名義でベーシストとして参加している。歌番組での歌唱時は基本的にバックバンドと一緒の出演であった為、独特のステップでベースを奏でる中村の姿が当時の映像で確認出来る。また、同じく当時無名だった吉田美和もコーラスとして参加している時があり、「歌謡びんびんハウス」や「ヤンヤン歌うスタジオ」でこの曲を歌唱した際にバックコーラスを務めている姿が確認出来る。

収録曲 編集

  1. 50/50
  2. 斜めな愛を許して

収録アルバム 編集

カバー 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ アルバム『ONE AND ONLY』に本作は未収録となった。

出典 編集

  1. ^ 中山美穂のランキング情報”. ORICON NEWS. oricon ME. 2023年6月24日閲覧。
  2. ^ 別冊宝島2611『80年代アイドルcollection』p.39.
  3. ^ 角川書店刊『月刊カドカワ』1992年11月号136Pより。