SoftBank 831N
(831Nから転送)
かんたん携帯 SoftBank 831N(かんたんけいたい ソフトバンク はち さん いち エヌ)は、日本電気(NEC[1])が開発、製造したソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話(SoftBank 3G) 端末である。
キャリア | ソフトバンクモバイル |
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製造 | 日本電気 |
発売日 | 2009年9月18日 |
概要 | |
OS | Linux |
CPU | M2 |
音声通信方式 | SoftBank 3G(W-CDMA) (2GHz) |
データ通信方式 | HSDPA |
形状 | 折りたたみ(ワンタッチオープン) |
サイズ | 105 × 49 × 16.6 mm |
質量 | 約117 g |
連続通話時間 | 約280分(日本国内・静止時) |
連続待受時間 | 約800時間(日本国内・静止時) |
充電時間 | 130分 |
外部メモリ | microSD2GB |
FeliCa | あり |
赤外線通信機能 | あり |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | ワンセグ対応 |
メインディスプレイ | |
方式 | TFT液晶 |
解像度 | ワイドQVGA+ (240×427ドット) |
サイズ | 約3.0インチ |
表示色数 | 約26万2144色 |
サブディスプレイ | |
方式 | STN |
解像度 | |
サイズ | 1.6インチ |
表示色数 | モノクロ |
メインカメラ | |
画素数・方式 | 200万画素CMOS |
サブカメラ | |
画素数・方式 | 33万画素CMOS |
カラーバリエーション | |
シルバー | |
ブラック | |
ピンク | |
■テンプレート / ■ノート ■ウィキプロジェクト |
ソフトバンクでは珍しく、発売後に「かんたん携帯」という名がこの端末につけられた。
特徴
編集メニューの全領域が拡大文字に対応。さらに、ピクト表示・機能メニュー・ソフトキーも拡大表示される。また、サブ画面も1.6インチと大きく、時計表示なども大きな文字で表示される。さらに、メインカメラのズーム機能を利用した「ケータイルーペ」を搭載しており、時刻表や新聞などの細かい文字を読む時にルーペ代わりに使用できる。
「ワンタッチオープン」を搭載しており、着信時に通話を開始したり、メールや不在着信があった時にはメール内容や相手先の情報を確認することができる(あらかじめ設定が必要)。また、大きなキーサイズ、でかバイブ(強力なバイブレーション)など使いやすさに配慮されている。
また、ソフトバンクモバイル初の緊急地震速報を知らせる機能のある端末である。しかし、発売から約1年半後に東日本大震災が発生するまで新たな対応機種は発売されず、問題視された。その後、スマートフォンが順次対応していったほか、事実上の後継機種であるSoftBank 840Nがアップデートにより対応した。
沿革
編集注
編集- ^ 携帯電話端末事業はNECモバイルコミュニケーションズに移管されたが、2016年2月29日をもってNECモバイルコミュニケーションズは携帯電話端末事業から実質的に撤退し、同年3月24日に解散した。
関連項目
編集- かんたん携帯
- SoftBank 821T - 2008年3月8日発売
- SoftBank 832T - 2009年6月26日発売
- SoftBank 843SH - 2010年8月27日発売
- SoftBank 840Z - 2010年10月下旬発売予定
- SoftBank 840N - ハードウェアが本機と共通機構を持っていたため、後日のアップデートで緊急地震速報に対応した機種。SBMにおけるスマートフォン以外では、2011年11月現在、この2機種のみが緊急地震速報に対応。
- SoftBank 105SH - SBMのスマートフォンおよびデジタルフォトフレーム以外では初めて、緊急速報メールに対応した端末。SoftBank 3Gの緊急地震速報対応機種としてもようやく出た3機種目にもあたる。