A-AUTO(エーオート)は、株式会社ユニリタ (UNIRITA) が開発・発売しているコンピュータシステム用の運用管理ソフトウェアの1つであり、ジョブ管理システムである。

概要 編集

A-AUTOの歴史は古く、富士写真フイルム(現富士フイルム)が1975年に社内用に開発したAUTOに端を発する[1]1977年7月に販売開始された[2]1984年には帳票管理システムのA-SPOOL(エースプール)も販売開始された。社名がビーエスピーとなったのは1987年である。

A-AUTOは、当初はメインフレーム版のみであったが、1993年にはUNIX版、1996年にはWindows NT版が追加され、マルチプラットフォーム対応となった。複数のプラットフォーム間を含めた各種連携を行えることが特徴である。

2013年10月現在の最新のバージョンは8である。

競合製品 編集

関連項目 編集

脚注 編集

  1. ^ 複数業務処理の同時監視という負担増の問題に対しては「自動オペレーションシステム」(AUTO)を開発して対応した。(富士フイルムのあゆみ THE HISTORY OF FUJIFILM、経営効率化の一層の推進 - コンピューターの高度活用と物流の合理化) 約1年間の調査,研究段階を経て,昭和50年8月開発プロジェクトが スタートし,完成後全面的にAUTOに移行した。その後,実際の業務 に適用しながら,システムの 改 良 に努 め,昭 和52年7月,A-AUTOが完成した。(コンピュータ自動運用システムA-AUTOの富士写真フイルム(株)における使用例(高橋 俊雄他、「情報管理」1978 年 21 巻 5 号 p. 395-402、  国立研究開発法人 科学技術振興機構))
  2. ^ 沿革 - 株式会社BSP

外部リンク 編集