ABCお笑いグランプリ
ABCお笑いグランプリ(エービーシーおわらいグランプリ)とは、2012年から2015年まで1月下旬、2016年から7月に大阪で開かれる朝日放送(ABCテレビ)主催の演芸コンクール(若手お笑い芸人統一王座決定戦)である。1980年から2011年まで開催された「ABC漫才・落語新人コンクール」「ABCお笑い新人グランプリ」の後継イベントで、決勝の模様は朝日放送や大半のテレビ朝日系列局で放送される。
ABCお笑いグランプリ | |
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ジャンル |
特別番組 / バラエティ番組 (演芸コンクール) |
出演者 | 藤井隆 他 |
制作 | ABC(朝日放送) |
放送 | |
放送国・地域 |
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放送期間 | 2012年1月29日 - |
放送時間 | 15:30 - 17:25 |
放送分 | 115分 |
回数 | 5 |
第35回ABCお笑いグランプリ | |
特記事項: 後継イベントのため、正式タイトルのナンバリングは第33回からとなっている。 | |
目次
概要編集
- 2011年まで成人の日に決勝を実施していた「ABCお笑い新人グランプリ」をリニューアル。関西中心に活動している結成5年以内のコンビに限っていた出場資格を、デビュー10年以内(結成年数ではなく、グループの誰かがプロデビューした年を起点とする[1])で(関西を含めて)全国で活動している全ての若手ピン芸人・お笑いコンビ・お笑いグループ(以下「組」と略記)にまで拡大した。
- 大会回数は1980年の第1回「ABC漫才・落語新人コンクール」からの通算として扱う。一方で、第33回から第36回までは優勝賞金を2011年(32回大会)の100万円から、300万円に増額されたが、第37回大会からは100万円に減額[1]。決勝の司会は、2008年の第29回大会から担当していた藤井隆が続投している。
- 決勝の開催日を、「ABCお笑い新人グランプリ」時代までの成人の日から、1月最終週(第36回は第3週)の日曜日に変更。決勝進出者についても、第34回までは前年の予選会直後の記者会見[2]での発表から、決勝放送のオープニングでの発表に改められた。準決勝に残った芸人を、当番組の放送開始まで会場(朝日放送本社)のエントランス(屋外階段)に待機させ、当番組のオープニングで、予選順位9位(第33回は10位)から1組ずつ発表していた。第35回以降は番組公式サイトで決勝進出者が発表されており、第35回・第36回は同日放送の『おはようコールABC』『おはよう朝日です』の中でも発表が行われていた。
- 2015年12月の『M-1グランプリ』復活に伴い、第37回大会(2016年度)からは開催時期を夏に変更[1]。第37回大会は、ABC創立65周年記念企画の一環として、海の日(7月18日)に開催された。
歴代優勝者編集
回 | 放送日時 | エントリー | 優勝者 | 受賞時の所属 | 結成 |
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33 | 2012年1月29日 | 449組 | かまいたち | よしもとCA大阪 | 2004年 |
34 | 2013年1月27日 | 524組 | ジャルジャル | 2003年 | |
35 | 2014年1月26日 | 665組 | 天竺鼠 | 2003年 | |
36 | 2015年1月18日 | 1014組 | GAG少年楽団 | よしもとCA東京 | 2006年 |
37 | 2016年7月18日 | 816組 | セルライトスパ | よしもとCA大阪 | 2009年 |
決勝戦編集
決勝の模様は、1月最終日曜日の15:30 - 17:25に、主催の朝日放送(ABCテレビ)や大半のテレビ朝日系列局で生放送。放送時間は、「お笑い新人グランプリ」として関西ローカル(ABCテレビの「ホリデーワイド」枠)で放送していた前回大会までの4時間[3]から、1時間55分にまで縮小していたが、第37回では2時間58分に再度拡大している。
審査方法編集
第33回大会から第36回大会までの決勝では、準決勝の順位(放送上は「予選順位」と呼称)が10位(2013年の第34回大会は9位)だった組から順に、持ち時間4分間でネタを披露。ネタ終了直後に、5名の審査員が1人100点の持ち点(満点:500点)で審査してから、審査員の背後に設けられたモニターに3桁のスロット形式で全審査員の点数を公表する。2組目からは、それまでに最高の点数を得た組(暫定1位)と点数を比較。点数の低い組を「敗退」扱いで次々と退場させた後に、全10組(第34回大会は9組)のネタ披露が終了した時点で点数が最も高い組を「優勝=グランプリ」とする、勝ち抜き制方式でグランプリを決定する。
第37回大会では審査方法が変更され、ファーストステージとファイナルステージの2ネタ方式で審査を実施[4]。決勝進出者12組は、最終予選の順位を元に、ブロックごとの戦力が均等になるようA-Cの3ブロックに振り分けられる。ファーストステージでは、各ブロックごとにクジ引きにより決定されたネタ順で、持ち時間4分間でネタを披露し、ネタ終了後に10名の審査員が1人100点の持ち点(満点:1000点)で審査。各ブロック全組のネタ披露後に4位から順に点数を公表し、最も点数の高かった1組がファイナルステージへ進出。第38回からは各ブロックごとに7人の審査員が1位から4位までの順位を決定。その順位によるポイントを集計し(1位・10点、2位・5点、3位・3点、4位・1点)、最もポイントの高かった1組がファイナルステージへ進出。
ファイナルステージでは、勝ち上がった3組がファーストステージの点数が高かった組からネタ順を選択し、ファーストステージとは違う4分間のネタを披露。1組ずつネタを披露した直後に、10名(第38回では7名)の審査員が1人100点の持ち点(満点:1000点、第38回では700点)で審査し、その都度合計点数を公表する。2組目からは、点数の高い組(暫定1位)が勝ち残り点数の低い組は「敗退」として退場させ、全3組のネタ披露が終了した時点で点数が最も高い組を「優勝=グランプリ」とする[5]。なお、第36回大会までとは異なり、ファーストステージ・ファイナルステージともに、各審査員の点数は公表されない。
第38回以降のファーストステージでは、各ブロックの決勝進出者以外の各審査員が付けた順位は公表されず、また、ファイナルステージのネタ順は順位の書かれた提灯を決勝進出者が選ぶ方式で決定された。
審査員編集
表記は舞台袖から観客席側への順。第38回以降は下段舞台袖から観客席側、上段舞台袖から観客席側への順。
回 | 審査員 | |||||||||
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33 | 太平サブロー | ハイヒール・リンゴ | 天野ひろゆき | 板尾創路 | 渡辺正行 | (不在) | ||||
34 | 太平サブロー | 天野ひろゆき | 板尾創路 | 陣内智則 | 渡辺正行 | |||||
35 | 太平サブロー | 久本雅美 | 木村祐一 | 天野ひろゆき | 板尾創路 | |||||
36 | 太平サブロー | 久本雅美 | 天野ひろゆき | 陣内智則 | ヒロミ | |||||
37 | 星田英利 | 黒田有 | お〜い!久馬 | こいで | 柴田英嗣 | 小沢一敬 | はなわ | 友近 | 浜谷健司 | 田中卓志 |
38 | ハイヒール・リンゴ | 兵動大樹 | 陣内智則 | 小沢一敬 | 柴田英嗣 | 友近 | 藤本敏史 | (不在) | ||
39 | ハイヒール・リンゴ | 兵動大樹 | 黒田有 | 陣内智則 | 柴田英嗣 | 小沢一敬 | 藤本敏史 |
出演者編集
回 | 司会 | アシスタント | プレゼンター | リポーター | ナビゲーター(第33 - 36回) / ナレーション(第37回 -) |
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33 | 藤井隆 | 菜々緒 | 井岡一翔 | 加藤明子(ABCアナウンサー) 角野友紀(当時ABCアナウンサー) |
やまだひさし |
34 | 河北麻友子 | 斎藤真美(ABCアナウンサー) | |||
35 | 吉本実憂 | (不在) | |||
36 | 足立梨花 | ||||
37 | 藤井隆 喜多ゆかり(ABCアナウンサー) |
(不在) | (不在) | 岩本計介(ABCアナウンサー) | |
38 | 藤井隆 川添佳穂(ABCアナウンサー) |
ノブ(千鳥) | |||
39 | 古川昌希(ABCアナウンサー) |
- プレゼンターは基本として、決勝の開会宣言と決勝進出10組 (9組)の発表を行う。
- リポーターは決勝進出者の発表前に、朝日放送本社エントランスからの生中継へ出演。決勝の開催中には、決勝進出者用楽屋前からのリポートや、プレゼンター・スタジオゲストへのインタビューを担当する。
- ナビゲーター・ナレーションは、決勝会場での出演者紹介VTRや、放送での生ナレーションを担当。ただし、基本として放送には顔を出さない。
各回の概要編集
以下は決勝の審査結果で、得点の太字は各審査員の付けた最高得点を示す。第33回から第36回までの審査員の順番は舞台袖から観客席側への順。
第33回編集
2012年1月29日に、朝日放送の本社内(大阪市福島区)にあるABCホールで決勝を開催した。ただし、テレビ朝日系列局のうち、テレビ朝日や鹿児島放送では未放送。広島ホームテレビでは、編成上の事情[6]から、決勝から6日後(2月5日・土曜日)の午後に遅れネット形式で放送した。
順位 | グループ名 | 所属事務所 | ネタ順 | サブロー | リンゴ | 天野 | 板尾 | 渡辺 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | かまいたち | よしもと(大阪) | 9 | 93 | 94 | 93 | 88 | 90 | 458 | コント |
2 | さらば青春の光 | 松竹芸能 | 10 | 93 | 94 | 92 | 89 | 86 | 454 | コント |
3 | ソーセージ | よしもと(大阪) | 8 | 92 | 92 | 90 | 92 | 87 | 453 | コント |
4 | 三日月マンハッタン | 松竹芸能 | 6 | 91 | 87 | 91 | 90 | 84 | 443 | コント |
6 | 学天即 | よしもと(大阪) | 7 | 90 | 90 | 89 | 85 | 86 | 440 | 漫才 |
5 | 藤崎マーケット | よしもと(大阪) | 3 | 92 | 95 | 86 | 83 | 85 | 441 | 漫才 |
7 | ジグザグジギー | マセキ芸能社 | 4 | 84 | 91 | 92 | 88 | 84 | 434 | コント |
7 | ジャルジャル | よしもと(大阪) | 5 | 90 | 87 | 90 | 87 | 85 | 439 | コント |
9 | プラスマイナス | よしもと(東京) | 1 | 90 | 85 | 87 | 85 | 88 | 435 | 漫才 |
10 | パップコーン | ナベプロ | 2 | 85 | 87 | 80 | 83 | 82 | 417 | コント |
- 449組がエントリー。予選通過36組のうち、ピン芸人が2組、3人以上のグループが2組。残りの32組がコンビであった。ちなみに、優勝したかまいたちは、当大会の前身・ABCお笑い新人グランプリの第28回大会でも最優秀新人賞を受賞している。
- 東京の芸人に門戸が開かれた、初めての大会となったが、三日月マンハッタン、ジグザグジギー、パップコーンの三組が、初の東京勢の決勝進出を果たした。
第34回編集
- 2013年1月27日に朝日放送テレビAスタジオで決勝を開催するとともに、15:30 - 17:25の時間帯で生中継を実施。第33回大会優勝のかまいたちと、2004年の「ABCお笑い新人グランプリ」で最優秀新人賞を受賞した千鳥が、スタジオゲストで登場した。
- テレビ朝日系列局のうち、同時ネットは北海道テレビ、青森朝日放送、岩手朝日テレビ、山形テレビ、福島放送、長野朝日放送、静岡朝日テレビ、メ~テレ、北陸朝日放送、瀬戸内海放送、愛媛朝日テレビ、山口朝日放送、九州朝日放送、大分朝日放送、長崎文化放送、熊本朝日放送、琉球朝日放送の17局。テレビ朝日・鹿児島放送では、第33回に続いて一切放送しない。
- 公式サイトでは、朝日放送および上記17局での生放送と同時に独自の動画を配信。決勝進出組の発表終了までは朝日放送本社のエントランス、決勝の放送中には同局Aスタジオのバックステージから、YouTubeやUstream向けに動画を流した。生放送の終了後からは、朝日放送のスマートフォンおよび携帯電話向け公式サイトにおいて、決勝で披露された全てのネタを動画で配信している。
- 決勝進出組が発表される前には、ますだおかだ・千原兄弟・チュートリアル・フットボールアワーが「ABCお笑い新人グランプリ」時代に新人賞を獲得した際のネタ披露・受賞発表の映像を、CMの前にダイジェスト形式で放送した。
順位 | グループ名 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | サブロー | 天野 | 板尾 | 陣内 | 渡辺 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ジャルジャル | よしもと(大阪) | 2年連続2回目 | 9 | 97 | 97 | 98 | 98 | 94 | 484 | 漫才 |
2 | GAG少年楽団 | よしもと(大阪) | 初出場 | 6 | 96 | 95 | 96 | 92 | 92 | 471 | コント |
3 | ジグザグジギー | マセキ芸能社 | 2年連続2回目 | 7 | 94 | 92 | 97 | 95 | 91 | 469 | コント |
4 | シソンヌ | よしもと(東京) | 初出場 | 3 | 93 | 91 | 97 | 95 | 90 | 466 | コント |
5 | プリマ旦那 | よしもと(大阪) | 初出場 | 4 | 92 | 92 | 95 | 95 | 89 | 463 | 漫才 |
6 | 天竺鼠 | よしもと(大阪) | 初出場 | 8 | 94 | 90 | 95 | 90 | 92 | 461 | コント |
7 | アイロンヘッド | よしもと(大阪) | 初出場 | 5 | 90 | 92 | 90 | 94 | 89 | 455 | コント |
8 | ジャングルポケット | よしもと(東京) | 初出場 | 2 | 91 | 88 | 93 | 90 | 87 | 449 | コント |
9 | 和牛 | よしもと(大阪) | 初出場 | 1 | 90 | 89 | 89 | 88 | 87 | 443 | 漫才 |
- ジャルジャルは、出場資格の上限に当たるコンビ結成10年目で、前身の「ABCお笑い新人グランプリ」を含めて初めての優勝を果たした。
- 上位6組の得点はいずれも、前回大会でかまいたち(優勝)が記録した得点より高かった。また、今回優勝したジャルジャルは、前回の自身の得点を45点上回った。
- 前身の「ABC漫才・落語新人コンクール」「ABCお笑い新人グランプリ」を含めて、当時史上最多の524組がエントリー。そのうち37組が、二次予選を通過した。二次予選から準決勝へ進んだ組で、ピン芸人は2組、女性芸人は1人のみ。3人以上のグループは、GAG少年楽団・ジャングルポケットを含めて4組であった。
- 東京勢では、シソンヌ、ジャングルポケットが決勝進出を果たした。ジグザグジギーは、前回東京勢最高成績の三日月マンハッタンを上回る、3位(469点)となった。
第35回編集
2014年1月26日に朝日放送テレビAスタジオで決勝を開催するとともに、15:30 - 17:25の時間帯で生中継を実施。第34回大会優勝のジャルジャルと、前年に引き続き千鳥が、スタジオゲストで登場した。
- テレビ朝日系列局のうち、同時ネットは北海道テレビ、岩手朝日テレビ、東日本放送、山形テレビ、福島放送、長野朝日放送、静岡朝日テレビ、瀬戸内海放送、愛媛朝日テレビ、山口朝日放送、九州朝日放送、大分朝日放送、長崎文化放送、熊本朝日放送、琉球朝日放送の15局。
順位 | グループ名 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | サブロー | 久本 | 木村 | 天野 | 板尾 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 天竺鼠 | よしもと(大阪) | 2年連続2回目 | 5 | 96 | 98 | 100 | 97 | 92 | 483 | コント |
2 | 学天即 | よしもと(大阪) | 2年ぶり2回目 | 10 | 96 | 98 | 100 | 93 | 89 | 476 | 漫才 |
3 | 和牛 | よしもと(大阪) | 2年連続2回目 | 3 | 95 | 95 | 88 | 90 | 88 | 456 | 漫才 |
4 | GAG少年楽団 | よしもと(大阪) | 2年連続2回目 | 8 | 90 | 88 | 95 | 90 | 88 | 451 | コント |
5 | 藤崎マーケット | よしもと(大阪) | 2年ぶり2回目 | 7 | 90 | 87 | 89 | 89 | 87 | 442 | 漫才 |
6 | シマッシュレコード | よしもと(東京) | 初出場 | 2 | 90 | 86 | 90 | 89 | 82 | 437 | コント |
6 | ラブレターズ | ASH&D | 初出場 | 1 | 94 | 88 | 84 | 87 | 84 | 437 | コント |
8 | シソンヌ | よしもと(東京) | 2年連続2回目 | 6 | 89 | 84 | 87 | 89 | 84 | 433 | コント |
9 | ニューヨーク | よしもと(東京) | 初出場 | 4 | 89 | 84 | 83 | 91 | 84 | 431 | コント |
10 | ジグザグジギー | マセキ芸能社 | 3年連続3回目 | 9 | 87 | 85 | 82 | 89 | 86 | 429 | コント |
- 665組(大阪148組、東京517組)がエントリー。そのうち79組(大阪28組、東京51組)が、一次予選を通過。二次予選から準決勝へ進んだ40組(大阪16組、東京24組)のうち、ピン芸人は4組、女性芸人は2人、3人以上のグループは、GAG少年楽団・エレファンツ・夜ふかしの会の3組であった。決勝進出者10組は、2014年1月15日に番組公式サイトおよび同日放送の『おはようコールABC』『おはよう朝日です』の中で発表された。
- 東京勢では、ジグザグジギー、シソンヌ、シマッシュレコード、ニューヨーク、ラブレターズの過去最多となる5組が決勝進出を果たした。しかし結果は、上位を大阪勢に独占されてしまった。
- 藤崎マーケットと天竺鼠は、出場資格の上限に当たるコンビ結成10年目で、優勝した天竺鼠は、当大会の前身・ABCお笑い新人グランプリの第30回大会でも最優秀新人賞を受賞している。また、前回大会のジャルジャルに引き続き、出場当時5upよしもとの「煌〜kirameki〜TOP」だったメンバーが2年連続で優勝している。
第36回編集
2015年1月18日に朝日放送テレビAスタジオで決勝を開催するとともに、15:25 - 17:25の時間帯で生中継を実施。第35回大会優勝の天竺鼠が、スタジオゲストで登場。
- テレビ朝日系列局のうち、同時ネットは北海道テレビ、秋田朝日放送、山形テレビ、福島放送、北陸朝日放送、静岡朝日テレビ、メ~テレ、瀬戸内海放送、愛媛朝日テレビ、山口朝日放送、九州朝日放送、熊本朝日放送、琉球朝日放送の13局。
- これまで同時・遅れネットともに実施していなかった鹿児島放送では、今回初めて遅れネットを実施した。
順位 | グループ名 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | サブロー | 久本 | 天野 | 陣内 | ヒロミ | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | GAG少年楽団 | よしもと(東京) | 3年連続3回目 | 7 | 97 | 98 | 95 | 93 | 97 | 480 | コント |
2 | 学天即 | よしもと(大阪) | 2年連続3回目 | 10 | 96 | 96 | 94 | 93 | 94 | 473 | 漫才 |
3 | うしろシティ | 松竹芸能 | 初出場 | 4 | 92 | 96 | 94 | 95 | 93 | 470 | コント |
4 | ニューヨーク | よしもと(東京) | 2年連続2回目 | 6 | 92 | 90 | 94 | 95 | 96 | 467 | コント |
5 | チョコレートプラネット | よしもと(東京) | 初出場 | 9 | 93 | 91 | 95 | 92 | 95 | 466 | コント |
6 | シンクロック | よしもと(大阪) | 初出場 | 5 | 91 | 93 | 89 | 94 | 93 | 460 | 漫才 |
7 | ガリバートンネル | よしもと(東京) | 初出場 | 2 | 92 | 85 | 92 | 92 | 93 | 454 | コント |
8 | たかまつなな | サンミュージック | 初出場 | 3 | 91 | 94 | 89 | 90 | 89 | 453 | フリップ芸 |
9 | 吉田たち | よしもと(大阪) | 初出場 | 1 | 91 | 88 | 85 | 92 | 80 | 436 | 漫才 |
10 | 中山女子短期大学 | よしもと(大阪) | 初出場 | 8 | 88 | 85 | 87 | 89 | 83 | 432 | 歌ネタ |
- 史上最多の1014組(大阪409組、東京605組)がエントリー。そのうち106組(大阪42組、東京64組)が、一次予選を通過。決勝進出者10組は、2015年1月6日に番組公式サイトおよび同日放送の『おはようコールABC』『おはよう朝日です』の中で発表された。
第37回編集
ABC創立65周年記念番組として、2016年7月18日に朝日放送テレビAスタジオで決勝を開催するとともに、14:00 - 16:58の時間帯で生中継を実施(関西ローカル)。
ファーストステージ編集
Aブロック編集
順位 | グループ名 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 | 全体順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | アイロンヘッド | よしもと(東京) | 3年ぶり2回目 | 1 | 900 | コント | 6 |
2 | インディアンス | よしもと(東京) | 初出場 | 2 | 879 | 漫才 | 10 |
3 | 馬鹿よ貴方は | オフィス北野 | 初出場 | 3 | 876 | コント | 11 |
4 | 相席スタート | よしもと(東京) | 初出場 | 4 | 870 | 漫才 | 12 |
Bブロック編集
順位 | グループ名 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 | 全体順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 大自然 | よしもと(大阪) | 初出場 | 4 | 957 | 漫才 | 1 |
2 | さらば青春の光 | ザ・森東 | 4年ぶり2回目 | 1 | 933 | コント | 2 |
3 | ニューヨーク | よしもと(東京) | 3年連続3回目 | 2 | 919 | コント | 4 |
4 | 尼神インター | よしもと(大阪) | 初出場 | 3 | 918 | 漫才 | 5 |
Cブロック編集
順位 | グループ名 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 | 全体順位 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | セルライトスパ | よしもと(大阪) | 初出場 | 3 | 926 | コント | 3 |
2 | ダイタク | よしもと(東京) | 初出場 | 4 | 896 | 漫才 | 7 |
3 | ジグザグジギー | マセキ芸能社 | 2年ぶり4回目 | 1 | 892 | コント | 8 |
4 | ゆーびーむ☆ | マセキ芸能社 | 初出場 | 2 | 889 | 漫談 | 9 |
ファイナルステージ編集
順位 | グループ名 | ネタ順 | 総得点 |
---|---|---|---|
1 | セルライトスパ | 2 | 947 |
2 | 大自然 | 3 | 943 |
3 | アイロンヘッド | 1 | 923 |
- 816組がエントリー。66組が一次予選を通過[10]し、このうち63組が7月1日に開催された最終予選に出場[11]。決勝進出者12組は、2016年7月2日正午に番組公式サイトで発表された[12][13]。
第38回編集
2017年7月9日に朝日放送テレビAスタジオで決勝を開催するとともに、14:25 - 17:25の時間帯で生中継を実施(関西ローカル)。
ファーストステージ編集
Aブロック編集
順位 | 出場者 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | マルセイユ | よしもと(大阪) | 初出場 | 4 | 56 | 漫才 |
不明 | からし蓮根 | よしもと(大阪) | 初出場 | 1 | 不明 | 漫才 |
不明 | ラフレクラン | よしもと(東京) | 初出場 | 2 | 不明 | コント |
不明 | ゆりやんレトリィバァ | よしもと(大阪) | 初出場 | 3 | 不明 | コント |
Bブロック編集
順位 | 出場者 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ロングコートダディ | よしもと(大阪) | 初出場 | 1 | 53 | コント |
不明 | ジャイアントジャイアン | 浅井企画 | 初出場 | 2 | 不明 | 漫才 |
不明 | 田畑藤本 | よしもと(東京) | 初出場 | 3 | 不明 | 漫才 |
不明 | THE GREATEST HITS | よしもと(東京) | 初出場 | 4 | 不明 | コント |
Cブロック編集
順位 | 出場者 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 霜降り明星 | よしもと(大阪) | 初出場 | 3 | 65 | 漫才 |
不明 | 紺野ぶるま | 松竹芸能 | 初出場 | 1 | 不明 | コント |
不明 | ツートライブ | よしもと(大阪) | 初出場 | 2 | 不明 | 漫才 |
不明 | ハナコ | ナベプロ | 初出場 | 4 | 不明 | コント |
ファイナルステージ編集
順位 | 出場者 | ネタ順 | 総得点 |
---|---|---|---|
1 | 霜降り明星 | 2 | 668 |
2 | マルセイユ | 3 | 658 |
3 | ロングコートダディ | 1 | 625 |
- 556組がエントリー。58組が一次予選を通過し、6月20日に開催された最終予選に出場[14]。決勝進出者12組は、2016年7月2日正午に番組公式Twitter・Instagram・LINE LIVEで発表された。12組全組が初の決勝進出となる[15][16]。
- ファーストステージ開始前には過去の受賞者を代表して、矢野・兵動(第14回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞)・笑い飯(第24回ABCお笑い新人グランプリ優秀新人賞)・ジャルジャル(第34回ABCお笑いグランプリ優勝)がネタを披露した。
第39回編集
2018年7月8日に朝日放送テレビAスタジオで決勝を開催するとともに、14:25 - 17:25の時間帯で生中継を実施(関西ローカル)。
ファーストステージ編集
Aブロック編集
順位 | 出場者 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 東京ホテイソン | グレープカンパニー | 初出場 | 2 | 53 | 漫才 |
不明 | さや香 | よしもと(大阪) | 初出場 | 1 | 不明 | 漫才 |
不明 | ラフレクラン | よしもと(東京) | 2年連続2回目 | 3 | 不明 | コント |
不明 | 濱田祐太郎 | よしもと(大阪) | 初出場 | 4 | 不明 | 漫談 |
Bブロック編集
順位 | 出場者 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファイヤーサンダー | ナベプロ | 初出場 | 4 | 55 | コント |
不明 | からし蓮根 | よしもと(大阪) | 2年連続2回目 | 1 | 不明 | 漫才 |
不明 | ゆりやんレトリィバァ | よしもと(大阪) | 2年連続2回目 | 2 | 不明 | コント |
不明 | フタリシズカ | ナベプロ | 初出場 | 3 | 不明 | コント |
Cブロック編集
順位 | 出場者 | 所属事務所 | 決勝出場回数 | ネタ順 | 総得点 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 蛙亭 | よしもと(大阪) | 初出場 | 1 | 51 | コント |
不明 | ビスケットブラザーズ | よしもと(大阪) | 初出場 | 2 | 不明 | コント |
不明 | ハナコ | ナベプロ | 2年連続2回目 | 3 | 不明 | コント |
不明 | たくろう | よしもと(大阪) | 初出場 | 4 | 不明 | 漫才 |
ファイナルステージ編集
順位 | 出場者 | ネタ順 | 総得点 |
---|---|---|---|
1 | ファイヤーサンダー | 2 | 653 |
2 | 東京ホテイソン | 1 | 651 |
3 | 蛙亭 | 3 | 641 |
- 570組がエントリー。60組が一次予選を通過し、6月19日に開催された最終予選に出場[17]。決勝進出者12組は、2018年6月20日正午に番組公式Twitter・Instagram・LINE LIVEで発表された[18]。
- よしもとクリエイティブ・エージェンシー以外の芸能事務所に所属する芸人の優勝は、当大会の前身・ABCお笑い新人グランプリの第24回大会で最優秀新人賞を受賞したチョップリン(松竹芸能所属)以来15年ぶり、現大会になってからは初となる。
- ファーストステージ開始前には過去の受賞者を代表して、霜降り明星(第38回ABCお笑いグランプリ優勝)・とろサーモン(第27回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞)・かまいたち(第28回ABCお笑い新人グランプリ最優秀新人賞・第33回ABCお笑いグランプリ優勝)がネタを披露した。
スタッフ編集
- 第39回(2018年7月8日放送時点)
- 構成:小林仁、森、やまだともカズ、友光哲也
- TD/SW:川本龍文
- S・SW:岡田光司
- VE:波田純一、國嶋友樹
- CAM:芝田幸司、田中康彦、手塚西都子、松岡俊樹、川崎拓真、高橋紀之、中本徹、錦戸浩司、木戸秀樹、竹島忠寛
- MIX:山中康男
- S.MIX:和三晃章、牛越大輔、山下真由、井上典子、井上紗央里、林田雄貴
- VTR:楠本由希子
- PA:滝川毅、西森大記
- SE:西川知花、石本惣之進
- CGディレクター:明石達也
- CG:西村太郎
- CGテクニカル:濱名紘輔
- EED:吉澤祐樹、前橋麻希
- 音響効果:黒澤秀一
- MA:川口晃平
- スーパーオペ:藤木翔子
- テロップオペ:藤田まどか、浅井千絵
- VR得点オペ:西野智美
- VTRオペ:大原優知、長渕清美
- LD:細川圭吾
- サブチーフ:瀧本貴士、重園裕治
- 照明:岡崎麻依、西康宏、中村康彦、高原大裕、滝口円香
- 美術:山下創平
- 大道具:佐藤千織
- 小道具:浦藪葉月
- 電飾:松尾一樹、小田一博
- モニター:河村秀治
- 特殊効果:石本貴司
- 協力:i-nex、関西東通、東通企画、Studio Nest、ライズアップ、P-CUBE、ジー・マックス、デジアサ、MTプランニング、つむら工芸、まいど、デンコー、インターナショナルクリエイティブ、高津商会、京阪商会、東京衣裳、ギミック、ビーム
- カラオケ音源協力:第一興商
- 番組宣伝:井上勤
- WEB:中山裕、田中敬、山中奈奈美、足立冬馬
- 編成:石橋義史、丘文奈
- TK:東野未有希
- デスク:岡由子、田村圭
- AD:上本理恵、辻知奈美、中野良
- FD:安本浩太、平野孝雄、佐々木莉里
- ディレクター:下山航平、大野祐司、渡辺文人、西村晃介、藤本能範
- 総合演出:白石和也
- プロデューサー:辻史彦、近藤真広、佐々木匡哉、桒山哲治
- 制作著作:ABCテレビ(朝日放送)
脚注編集
- ^ a b c “『ABCお笑いグランプリ』夏の大会として開催 『M-1』と共存へ”. ORICON STYLE (2016年5月10日). 2016年6月28日閲覧。
- ^ “ウーマン、さらば、GAGら本戦進出「ABCお笑い新人グランプリ」”. お笑いナタリー (2010年11月29日). 2016年6月28日閲覧。
- ^ “明日最優秀新人賞決定「ABCお笑い新人グランプリ」”. お笑いナタリー (2011年1月9日). 2016年6月28日閲覧。
- ^ “ABCお笑いグランプリ:「M-1」復活で初の夏開催に 藤井隆司会で7・18決勝へ”. まんたんウェブ (2016年6月24日). 2016年6月28日閲覧。
- ^ “「ABCお笑いグランプリ」の審査員が決定!”. ニュースウォーカー (2016年7月16日). 2016年7月17日閲覧。
- ^ 本来の時間に『きらきらアフロTM』『開運!なんでも鑑定団』(いずれもテレビ東京制作・遅れネット)・『勝ちグセ。サンデー恋すぽ』(自社製作・生放送)を放送するため。
- ^ 本来の時間帯では『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京・再放送)・『大改造!劇的ビフォーアフター』(ABC・再放送)を放送。
- ^ 本来の時間帯では『年忘れにっぽんの歌』(テレビ東京・『名曲!にっぽんの歌』に改題の2時間編集版)を放送。
- ^ 本来の時間帯で『ご当地グルメ探偵団~怪人ゴリ面相のフルコース~』(メ~テレ・新潟テレビ21・長野朝日放送・静岡朝日テレビ・北陸朝日放送の共同制作番組。前記各局では1月2日に放送)と『快適住宅見学隊』(自社制作番組)を編成。
- ^ Twitter・お笑いグランプリ@abcowaraigp - 2016年6月26日 13:14
- ^ “激戦!学天即、ゆりやんレトリィバァらが笑いで沸かせた!「ABCお笑いグランプリ」ファイナリストは本日正午発表!”. OWARAI FAVCLIP (2016年7月2日). 2016年7月2日閲覧。
- ^ “『ABC お笑いグランプリ』決勝は7・18 司会は藤井隆&喜多アナ”. ORICON STYLE (2016年6月24日). 2016年6月28日閲覧。
- ^ “馬鹿よ貴方は、ニューヨーク、尼神インターら12組「ABCお笑いGP」決勝進出”. お笑いナタリー (2016年7月2日). 2016年7月2日閲覧。
- ^ “ミキ、Aマッソ、ウエストランドら58組「ABCお笑いグランプリ」最終予選進出”. お笑いナタリー (2017年6月6日). 2017年7月3日閲覧。
- ^ “霜降り明星、ラフレクランら12組が決勝進出「第38回ABCお笑いグランプリ」”. お笑いナタリー (2017年6月21日). 2017年7月3日閲覧。
- ^ “『ABCお笑いグランプリ』12組全員決勝初出場”. ORICON STYLE (2017年6月21日). 2017年7月3日閲覧。
- ^ “からし蓮根、ロングコート、ハナコら60組「第39回ABCお笑いGP」最終予選進出”. お笑いナタリー (2018年6月4日). 2018年7月8日閲覧。
- ^ “「第39回ABCお笑いGP」最終予選で60組が熱戦、本日生配信で決勝12組発表”. お笑いナタリー (2018年6月20日). 2018年7月8日閲覧。