ANGEL/遠くまで』(エンジェル/とおくまで)は、angelaの20枚目のシングル2013年11月6日スターチャイルドから発売された。angelaのシングルとしては前作『KINGS』から1年ぶりのリリースとなる。

ANGEL/遠くまで
angelaシングル
初出アルバム『ONE WAY』
A面 ANGEL(#1)
遠くまで(#2)
リリース
規格 マキシシングル
ジャンル J-POPアニメソング
時間
レーベル スターチャイルド
作詞・作曲 atsuko
KATSU(作曲)
チャート最高順位
angela シングル 年表
KINGS
(2012年)
ANGEL/遠くまで
(2013年)
シドニア
(2014年)
ミュージックビデオ
angela「ANGEL」 PV(short ver.) - YouTube
ONE WAY 収録曲
This is LOVE
(7)
ANGEL
(8)
バイバイオーライ
(9)
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各曲解説 編集

ANGEL 編集

1曲目の「ANGEL」は、テレビアニメCOPPELION』のオープニングテーマに起用された。制作に際しKATSUは、『COPPELION』のロゴから錆びたスチール弦を連想したが、原作者である井上智徳の指摘を受けピアノの音色を取り入れ[3]、その後原作に目を通し無骨でハードな曲に仕上げたという[4]。なお、従来は作曲に関しては分担して行なっているが、良い案が思い浮かばないため、atsuko(KATSU)がKATSU(atsuko)に指示を仰ぎながら制作を進めたという[4]。メロディは当初スタンダードなものだったが、『COPPELION』の作風を考慮して強い音に変更することを決めたという[4]。作詞に関しては、『COPPELION』自体がドヨンとしていながらも希望を謳っているため耳に残るフレーズを詰め込んで応援歌のように仕上げている[3]

遠くまで 編集

2曲目の「遠くまで」は、同アニメのエンディングテーマに起用された。ヒロインの成瀬荊、野村タエ子、深作葵をテーマとした[5]もの悲しい曲で[6]2013年7月にフランスJapan Expoで行われた『COPPELION』の上映会と同じ日のセーヌ河畔で見たアコーディオン奏者に感銘を受け、音色に取り入れることを決意したという[5]。後述の批評で言及されているように、サビの部分は早口のシャウトになっている。

批評 編集

音楽雑誌『リスアニ!』は、1曲目の「ANGEL」を「爽快感のある王道のロック・ナンバー」と評す一方、2曲目の「遠くまで」を「ラストのatsukoの叫びはとにかく圧巻」と評した[7]

シングル収録内容 編集

(全作詞:atsuko、作曲:atsuko・KATSU、編曲:KATSU)

  1. ANGEL [4:23]
  2. 遠くまで [4:05]
    • テレビアニメ『COPPELION』エンディングテーマ
  3. ANGEL(off vocal version
  4. 遠くまで(off vocal version)

チャート 編集

チャート(2013年) 最高位
オリコン[2] 34
Billboard JAPAN Hot Singles Sales[8] 34
ANGEL
Billboard JAPAN Hot Animation[9] 16

出典 編集

  1. ^ a b ANGEL/遠くまで”. タワーレコード. 2013年12月10日閲覧。
  2. ^ a b ANGEL/遠くまで”. ORICON STYLE. オリコン. 2013年12月10日閲覧。
  3. ^ a b angela(インタビュー)「ナタリー - [Power Push] angela「ANGEL/遠くまで」インタビュー (3/4)」『ナタリー』、2013年11月11日https://natalie.mu/music/pp/angela/page/32013年12月10日閲覧 
  4. ^ a b c angela(インタビュー)「ナタリー - [Power Push] angela「ANGEL/遠くまで」インタビュー (2/4)」『ナタリー』、2013年11月11日https://natalie.mu/music/pp/angela/page/22013年12月10日閲覧 
  5. ^ a b angela(インタビュー)「ナタリー - [Power Push] angela「ANGEL/遠くまで」インタビュー (4/4)」『ナタリー』、2013年11月11日https://natalie.mu/music/pp/angela/page/42013年12月10日閲覧 
  6. ^ 永井和幸『アニカン』Vol.128(2013年11月B号)、MG2、2013年11月6日、14 - 15頁。 
  7. ^ リスアニ!』Vol.15、エムオン・エンタテインメント、2013年10月30日、ISBN 978-4-78-977201-3 
  8. ^ Billboard JAPAN Hot Singles Sales 2013/11/18 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年12月10日閲覧。
  9. ^ Billboard JAPAN Hot Animation 2013/11/18 付け”. Billboard JAPAN. 阪神コンテンツリンク. 2013年12月10日閲覧。

外部リンク 編集