APTOS(アプトス)は、アドソル日進が提供するシステム基盤ソリューションで、「Advanced Print TOGO Output Solution」の略称である。APTOSの市場ターゲットは、その名のとおり「Output(帳票・レポート・BIツール)」のコントロールに関する基盤ソリューションとなっている。2015年9月現在の最新バージョンは3.0である。

製品一覧 編集

APTOSの製品群は、大きく分けると以下の5つのラインナップによって構成される。

  • APTOS for メインフレーム/オフコン
  • APTOS for オープンシステム
  • APTOS for 帳票基盤
  • APTOS for 電子帳票/BI
  • APTOS for FAX

製品構成 編集

  • APTOS for メインフレーム/オフコン
    富士通IBM日立製作所のメインフレーム、及び富士通IBM日本電気のオフコンに対応している。これらメインフレーム/オフコンからチャネルプリンタなどに出力される帳票データを帳票ミドルウェアツールに取り込める形式にデータ変換(文字コード変換・フォーマット変換)し、連携する。
  • APTOS for オープンシステム
    エンタープライズ・ミドルレンジ向けのERP/SCM/CRM/SFAなどのパッケージ、スクラッチ開発のオープンシステムに対応している。帳票データのテキスト連携、API連携、DB連携に関する開発フレームワークを提供する。
  • APTOS for 帳票基盤
    SVFなどの帳票ミドルウェアツールの基盤構築に対応している。帳票ミドルウェアツール単体で不足する各種運用ツール、履歴管理機能などのエンタープライズ向け運用フレームワークを提供する。
  • APTOS for 電子帳票/BI
    インテックJFEシステムズ富士通日立ソフトウェアNTTデータビジネスブレインズの提供する電子帳票、SAPウイングアークテクノロジーズコグノスの提供するBIツールに対応している。帳票ミドルウェアツールの生成する帳票データを各ツール形式にデータ変換し、連携するアプリケーションを提供する。
  • APTOS for FAX
    NTTコミュニケーションズネクスウェイの提供するASP FAXサービス、キヤノン情報システムズマクニカの提供するFAX送信システムに対応している。帳票ミドルウェアツールの生成する帳票データを各FAX送信形式にデータ変換し、連携するアプリケーションを提供する。

これらAPTOSの製品群は、標準の帳票ミドルウェアツールとしてウイングアークテクノロジーズ[1]のSVFを採用している。アークテクチャ上組み込み可能な帳票ミドルウェアツールは下記のとおりである。

参考文献 編集

外部リンク 編集