Adobe Bundle(アドビバンドル)はアドビシステムズ(現アドビ)が販売していたデザインアプリケーションソフトウェアのセットパッケージ。

2005年のアドビシステムズによるマクロメディアの買収後、アドビの Adobe Creative Suite (CS) 製品に旧マクロメディア製品を組み合わせたパッケージで、2005年12月に発売された Adobe Design Bundle(アドビデザインバンドル)、Adobe Web Bundle(アドビウェブバンドル)と2006年1月に発売された Adobe Video Bundle(アドビビデオバンドル)の3種類のパッケージがあった(発売日はいずれも日本語版もの)。

いずれのパッケージも既存製品をそのままセットにしただけであるため、価格面以外ではCSと旧マクロメディア製品を個別に買った場合と変わらず、ライセンスもCSと旧マクロメディア製品で独立している。

Adobe Design Bundle 編集

CS2 PremiumにMacromedia Flash Professional 8を組み合わせたパッケージ。後継として、WebオーサリングツールAdobe GoLiveからAdobe Dreamweaverに変更したCS3 Design Premiumがある。

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Adobe Web Bundle 編集

CS2 PremiumにMacromedia Studio 8を組み合わせたパッケージ。プロユースにおけるデファクトスタンダードを多く含んだ強力な製品となっていた。

ライバル関係にあったアドビとマクロメディアの主力パッケージ同士をそのままセットにしただけの製品であり、このパッケージのための追加や削除は特に行なわれていない。このためAdobe GoLiveMacromedia Dreamweaver等用途が重複するアプリケーションが存在する他、Web Bundleと言う名前ながら DTPアプリケーションである Adobe InDesignを含んでいる。CS3では旧マクロメディア製品のCSシリーズへの組み込みが行なわれたため、本製品の後継にあたるCS3 Web Premiumではこれらの点はほぼ整理されている。

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Adobe Video Bundle 編集

CS Production Studio PremiumにFlash Professional 8を組み合わせたパッケージ。後継として、CS3 Production Premiumがある。

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