Anschütz 9003(アンシュッツ9003)は、2004年のIWAで発表されたドイツ銃器メーカーアンシュッツ社の競技用空気銃

概要 編集

同社の最新型フラッグシップ・モデルであり、昨今では主流となっている圧縮空気銃。アンシュッツ社は、それまで「トラブルが多い」などを理由に、現代の競技用エアライフルの多くに採用されているアブソーバー(反動吸収装置)には保守的な態度をとっていたがこのモデルで"STABILISATOR"という名称のアブソーバーを同社で初めて採用した。

"Soft-Link"(銃身とストック間の緩衝材)との相互作用で、画期的な(ノプテルの射撃分析装置の感度高くしなければ検知できないほど)無振動を実現したが、あまりにデリケートな構造であったために、アブソーバーのトラブルが報告されたり、エアシリンダーに致命的な欠陥(リコール対象)が発見されるなどの不運があった。

2007年のIWAで、機関部やバルブなどの構造を変更した、"9003-S2"というモデルに変更された。

外部リンク 編集

J.G.アンシュッツ社公式サイト