Apache Commons Lang

Apache Commonsにあるjava.langパッケージを拡張するライブラリ

Apache Commons Lang(アパッチ・コモンズ・ラング)は、ApacheのトッププロジェクトであるApache Commonsにある、Javaのjava.langパッケージを拡張するライブラリである。

Apache Commons Lang
最新版
3.12.0 / 2021年2月26日 (3年前) (2021-02-26)[1]
リポジトリ ウィキデータを編集
プログラミング
言語
Java
プラットフォーム Javaプラットフォーム
種別 ライブラリ
ライセンス Apache License
公式サイト commons.apache.org/proper/commons-lang/ ウィキデータを編集
テンプレートを表示

使用例 編集

例1 編集

Object.equals() を拡張した物。nullが入っていても比較が可能である。

String s1 = null;
String s2 = "abc";
if (ObjectUtils.equals(s1, s2)) {
    System.out.println("equal");
}

例2 編集

Java のデフォルトの Object.toString() はメンバ変数の内容まで表示してくれないが、リフレクションを使用して、メンバ変数の内容を表示する形で、Object.toString() を実装する。

public String toString() {
    return ToStringBuilder.reflectionToString(this);
}

例3 編集

文字列の配列を受け取って区切り文字で連結して返す。

String[] array = new String[] {
    "Java",
    "Perl",
    "Lisp"
};
String joined = StringUtils.join(array, ":");

// joined は "Java:Perl:Lisp" となる

このような「数行の処理でしかないが、実際書くのは煩わしい。」 「どこかで誰かが書いていて、誰が書いても似たようなコードになる。」 「この前も書いた。今回も書いた。次もきっと書く。」 と言った簡潔・頻出な処理は Commons Lang の得意とするところである。

脚注 編集

外部リンク 編集