Apache FOP

組版のためのXMLに準拠したマークアップ言語であるXSL-FOの処理系の実装

Apache FOP(アパッチ・エフオーピー)は、組版のためのXMLに準拠したマークアップ言語であるXSL-FOの処理系の実装であり、Apache XML Graphics プロジェクトにより開発されている。 なお "FOP" は Formatting Objects Processor の頭字語である。 Apacheライセンスによるオープンソースソフトウェアである。 FOPは、プログラミング言語Javaで実装されている。 FOPを使うことで、XSL-FOに準拠したXML文書をPDFファイルなどのファイル形式に変換したり、コンピュータの画面やプリンタに直接出力することができる。

Apache FOP
開発元 Apache XML Graphics プロジェクト
最新版
2.4 / 2019年11月5日 (4年前) (2019-11-05)[1]
リポジトリ ウィキデータを編集
プラットフォーム クロスプラットフォーム
種別 XSL Formatting Objects (XSL-FO)
ライセンス Apacheライセンス Version 2.0
公式サイト http://xmlgraphics.apache.org/fop
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バージョン 0.94 のソースコードは、以前の安定版バージョンである 0.20.5 から大幅なソースコードの書き直しが行われている。

Apache FOP の配布物には、XSLTの処理系である Apache Xalan が同梱されている。

FOPで扱うことができるXSL-FO埋め込み画像形式 編集

Apache FOP は、多くの形式の画像ファイルをXSL-FO文書に ( <fo:external-graphic> 要素を使うことにより) 埋め込んで扱うことができる。

Apache FOP が扱うことができる埋め込み画像の形式には次のようなものがある。

FOPで可能な出力形式 編集

Apache FOP は次の形式でXSL-FO文書を出力することができる。

脚注 編集

  1. ^ Apache(tm) FOP News”. 2019年11月8日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集