bjリーグ 2012-13
bjリーグ2012-13は、2012年10月6日から2013年5月19日まで、日本各地で行われたバスケットボールプロリーグである。
優勝 | 横浜ビー・コルセアーズ(初) |
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準優勝 | ライジング福岡 |
チーム数 | 21 |
← 2011-12 2013-14 → |
参加チーム
編集2012-13シーズン参加チーム
- 本年度は21チームが参加。チーム数の増加により浜松・東三河フェニックスが西地区に転籍。
新規参入
編集2012-13シーズンは群馬県、奈良県、広島県、鹿児島県の他に3団体が正式に申請を行った。
その後、新規参入チームの確定と発表が行われ、以下の2チームの参入が決まった。
- 群馬県:群馬クレインサンダーズ(組織名:株式会社群馬プロバスケットボールコミッション)
- 東京都:東京サンレーヴス(組織名:東京プロバスケットボールクラブ株式会社)
- 東京アパッチのチーム名称の継承はされず、新チーム名称として参入する。
青森県も新規参入が確定していたが、スポンサー確保が難航しているために2012-13シーズンからの参入を1年延期することになった[1]。
試合方式
編集レギュラーシーズン(予選リーグ)
編集2012-13シーズンでは、21チームが以下の2つにカンファレンス分けされた。
- 東カンファレンス…岩手・秋田・仙台・新潟・富山・信州・群馬・埼玉・千葉・東京・横浜
- 西カンファレンス…浜松・滋賀・京都・大阪・島根・高松・福岡・大分・宮崎・沖縄
ホーム&アウェーにより、同一カンファレンス所属チームとは4回戦または6回戦総当たりで、別カンファレンス所属チームとは2回戦総当りで、合計52試合を行う。
順位は、各カンファレンス内で52試合の勝敗等(勝敗が同じ場合には、(1)得失点差→(2)1試合当たりの平均得点で順位を決める)により1位から7位までの順位を決める。そして、レギュラーシーズンでカンファレンス上位がプレイオフに進出。
プレイオフ(決勝トーナメント)
編集- 東地区、西地区共に上位6チームがプレイオフに進出。3位と6位、4位と5位でファーストラウンドを戦った後、カンファレンス セミファイナルで1位とファーストラウンド勝者のうちレギュラーシーズン下位のチーム、2位は上位のチームと対戦。いずれも上位チームのホームで2試合行い、1勝1敗で並んだ場合は第2試合直後に優勝決定戦を行う。ファイナル4は準決勝(地区優勝決定戦)を行い、更にその勝者同士で総合優勝決定戦を開催する。ファイナル4は集中開催でそれぞれ1試合決着。
ルールの変更
編集今シーズンよりチームの契約できる外国人選手の数が4名と一人減となった。また、第2クォーターと第3クォーターに出場できる外国人選手の数は2名となった(昨年までは第2クォーターのみ)。いずれも日本人選手の出場時間増加を考慮した物。
レギュラーシーズン
編集
※緑色がプレイオフ進出。
イースタン・カンファレンス
編集順位 | チーム名 | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | 新潟アルビレックスBB | 36 | 16 | .692 | - | 4324 | 3877 | +447 |
2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 35 | 17 | .673 | 1.0 | 4307 | 3876 | +431 |
3 | 富山グラウジーズ | 35 | 17 | .673 | 0.0 | 4215 | 4057 | +158 |
4 | 岩手ビッグブルズ | 34 | 18 | .654 | 1.0 | 4300 | 4070 | +230 |
5 | 秋田ノーザンハピネッツ | 26 | 26 | .500 | 8.0 | 4025 | 3997 | +28 |
6 | 千葉ジェッツ | 26 | 26 | .500 | 0.0 | 4249 | 4167 | +82 |
7 | 仙台89ERS | 20 | 32 | .385 | 6.0 | 4002 | 4188 | -186 |
8 | 東京サンレーヴス | 18 | 34 | .346 | 2.0 | 4001 | 4351 | -350 |
9 | 信州ブレイブウォリアーズ | 17 | 35 | .327 | 1.0 | 4060 | 4314 | -254 |
10 | 埼玉ブロンコス | 15 | 37 | .288 | 2.0 | 4454 | 4908 | -454 |
11 | 群馬クレインサンダーズ | 14 | 38 | .269 | 1.0 | 3907 | 4431 | -524 |
ウェスタン・カンファレンス
編集順位 | チーム名 | 勝 | 敗 | 勝率 | 差 | 得点 | 失点 | 得失点差 |
1 | 琉球ゴールデンキングス | 42 | 10 | .808 | - | 4308 | 3607 | +701 |
2 | ライジング福岡 | 34 | 18 | .654 | 8.0 | 4296 | 4052 | +244 |
3 | 島根スサノオマジック | 33 | 19 | .635 | 1.0 | 4138 | 3915 | +223 |
4 | 滋賀レイクスターズ | 32 | 20 | .615 | 1.0 | 4069 | 3876 | +196 |
5 | 京都ハンナリーズ | 29 | 23 | .558 | 3.0 | 4071 | 3922 | +149 |
6 | 浜松・東三河フェニックス | 28 | 24 | .538 | 1.0 | 4248 | 4033 | +215 |
7 | 大阪エヴェッサ | 22 | 30 | .423 | 6.0 | 4007 | 3998 | +9 |
8 | 大分ヒートデビルズ | 21 | 31 | .404 | 1.0 | 3916 | 4317 | -401 |
9 | 高松ファイブアローズ | 20 | 32 | .385 | 1.0 | 3936 | 4131 | -195 |
10 | 宮崎シャイニングサンズ | 9 | 43 | .173 | 11.0 | 3811 | 4557 | -746 |
プレイオフ
編集5月3日・4日 松江市総合体育館 |
5月11日・12日 福岡工業大学 FITアリーナ |
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6 | 浜松・東三河フェニックス | 67 | 73 | |||||||||||||||||||
3 | 島根スサノオマジック | 86 | 68 | |||||||||||||||||||
3 | 島根スサノオマジック | 80 | 82 | 5月18日 有明コロシアム | ||||||||||||||||||
2 | ライジング福岡 | 88 | 73 | |||||||||||||||||||
ウェスタン | ||||||||||||||||||||||
5月4日・5日 野洲市総合体育館 |
2 | ライジング福岡 | 83 | |||||||||||||||||||
5月11日・12日 宜野湾市立体育館 | ||||||||||||||||||||||
5 | 京都ハンナリーズ | 66 | ||||||||||||||||||||
5 | 京都ハンナリーズ | 79 | 89 | ウェスタン ファイナル | ||||||||||||||||||
5 | 京都ハンナリーズ | 82 | 60 | 19 | ||||||||||||||||||
4 | 滋賀レイクスターズ | 69 | 75 | 5月19日 有明コロシアム | ||||||||||||||||||
1 | 琉球ゴールデンキングス | 57 | 90 | 14 | ||||||||||||||||||
ファーストラウンド | ||||||||||||||||||||||
カンファレンスセミファイナル | ||||||||||||||||||||||
5月4日・5日 ありそドーム |
西 | ライジング福岡 | 90 | |||||||||||||||||||
5月10日・11日 横浜文化体育館 | ||||||||||||||||||||||
東 | 横浜ビー・コルセアーズ | 101 | ||||||||||||||||||||
6 | 千葉ジェッツ | 77 | 103 | 17 | ファイナル | |||||||||||||||||
3 | 富山グラウジーズ | 75 | 88 | 14 | ||||||||||||||||||
3 | 富山グラウジーズ | 97 | 73 | 19 | 5月18日 有明コロシアム |
5月19日 有明コロシアム | ||||||||||||||||
2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 86 | 67 | 19 | ||||||||||||||||||
イースタン | ||||||||||||||||||||||
5月4日・5日 岩手県営体育館 |
2 | 横浜ビー・コルセアーズ | 54 | 西 | 京都ハンナリーズ | 79 | ||||||||||||||||
5月11日・12日 鳥屋野総合体育館 | ||||||||||||||||||||||
1 | 新潟アルビレックスBB | 52 | 東 | 新潟アルビレックスBB | 72 | |||||||||||||||||
5 | 秋田ノーザンハピネッツ | 74 | 72 | 25 | イースタン ファイナル | 3位決定戦 | ||||||||||||||||
5 | 秋田ノーザンハピネッツ | 69 | 58 | |||||||||||||||||||
4 | 岩手ビッグブルズ | 79 | 71 | 24 | ||||||||||||||||||
1 | 新潟アルビレックスBB | 80 | 88 | |||||||||||||||||||
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bjリーグオールスターゲーム
編集出場選手
編集- ☆青木康平(東京・7回目)
- ☆呉屋貴教(長野・3回目)
- ☆ディリオン・スニード(岩手・初出場)
- ☆ジョナサン・ジョーンズ(東京・初出場)
- ☆マーキン・チャンドラー(千葉・初出場)
- ☆与那嶺翼(沖縄・初出場)
- ☆並里成(沖縄・2回目)
- ☆アンソニー・マクヘンリー(沖縄・初出場)
- ☆デイビッド・パルマー(京都・初出場)
- ☆波多野和也(島根・5回目)
結果
編集チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
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WEST | 30 | 27 | 35 | 36 | 128 |
EAST | 30 | 29 | 31 | 29 | 119 |
受賞者
編集- MVP:マイケル・パーカー
- MIP:ドゥレイロン・バーンズ
スリーポイントコンテスト
編集順位 | 選手 | 予選 | 決勝 |
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1 | 岡田優(京都) | 16点 | 18点 |
2 | 青木康平(東京) | 16点 | 14点 |
3 | 高橋憲一(岩手) | 16点 | 12点 |
4 | エンジェル・ガルシア(富山) | 15点 | |
5 | デイビッド・パルマー(京都) | 13点 | |
6 | 小川伸也(滋賀) | 11点 |
ダンクコンテスト
編集順位 | 選手 | 予選 | 決勝 |
---|---|---|---|
1 | ラリクエス・カニングハム(宮崎) | 49点 | 50点 |
2 | 橘佳宏(大阪) | 47点 | 47点 |
3 | デニス・カー(東京) | 46点 | |
3 | アイラ・ブラウン(富山) | 46点 | |
5 | 井上聡人(東京) | 40点 |
アワード
編集最優秀選手
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
レギュラーシーズン | アンソニー・マクヘンリー | 沖縄 |
プレイオフ | 蒲谷正之 | 横浜 |
ベスト5
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
ガード | 並里成 | 沖縄 |
ドゥレイロン・バーンズ | 横浜 | |
フォワード | クリス・ホルム | 新潟 |
ジェラル・デービス | 島根 | |
アンソニー・マクヘンリー | 沖縄 |
個人タイトル
編集部門 | 受賞者 | 球団 | 成績 |
得点 | ジョン・ハンフリー | 埼玉 | 27.2点 |
アシスト | 志村雄彦 | 仙台 | 6.3本 |
リバウンド | クリス・ホルム | 新潟 | 14.5本 |
ブロックショット | ジェラル・デービス | 島根 | 3.5本 |
スティール | マイケル・パーカー | 島根 | 2.3本 |
3Pシュート成功率 | 蒲谷正之 | 横浜 | 43.4% |
フリースロー成功率 | デイビッド・パルマー | 京都 | 89.5% |
月間MVP
編集月 | 選手 |
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10月 | 高橋憲一 |
11月 | テレンス・ウッドベリー |
12月 | 池田雄一 |
1月 | マーキン・チャンドラー |
2月 | マイケル・パーカー |
3月 | 清水太志郎 |
4月 | アンソニー・マクヘンリー |
その他
編集部門 | 受賞者 | 球団 |
最優秀コーチ | マット・ギャリソン | 新潟 |
MIP | 北向由樹 | 埼玉 |
最優秀6th Man | テレンス・ウッドベリー | 沖縄 |
新人賞 | 富樫勇樹 | 秋田 |
コミッショナー特別表彰・功労賞 | 長谷川誠 | 秋田 |
ベストブースター | 新潟アルビレックスBB | |
チームアシスト賞 | 秋田SV-ハピネッツ | 秋田 |
bjハーモニー賞 | 大阪エヴェッサ | |
ベストパフォーマー賞EAST | B-ROSE | 横浜 |
ベストパフォーマー賞WEST | レイクスチアリーダーズ | 滋賀 |
その他
編集関連項目
編集脚注
編集- ^ bj青森が参入延期 スポンサー確保が難航(2012年2月24日付スポーツニッポン)
- ^ ファーストラウンドのレギュラーシーズン3位対レギュラーシーズン6位の結果によって、カンファレンスセミファイナルの対戦カードが変わることになる