BofA証券株式会社(ビーオブエーしょうけん)は、バンク・オブ・アメリカの日本法人で、ホールセール専門の証券会社投資銀行)である。2020年11月1日にメリルリンチ日本証券株式会社から商号変更[3]

BofA証券株式会社
BofA Securities Japan Securities Company, Limited
本社が入居する日本橋一丁目三井ビルディング
(コレド日本橋)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
103-8230
東京都中央区日本橋一丁目4番1号
日本橋一丁目三井ビルディング
設立 1998年2月26日
業種 証券、商品先物取引業
法人番号 5010001030858 ウィキデータを編集
金融機関コード 0972
代表者 代表取締役社長 笹田珠生[1]
資本金 831億4000万円
(2021年12月期)[2]
発行済株式総数 2,388,801
(2021年12月期)[2]
売上高 430億2900万円
(2021年12月期)[2]
経常利益 81億7800万円
(2021年12月期)[2]
純利益 86億2800万円
(2021年12月期)[2]
純資産 1366億0500万円
(2021年12月期)[2]
総資産 2兆0900億4800万円
(2021年12月期)[2]
従業員数 620名
(2021年12月期)[2]
外部リンク business.bofa.com/content/boaml/ja_jp/home.html
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BofA証券とバンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ 東京支店が同一場所にある[4]

沿革 編集

メリルリンチ1961年日本に進出し、1972年6月にメリルリンチ証券・東京支店が、日本における証券業の免許を取得し本格的に営業を開始したが[5]、当時は法人向けの営業活動がメインで、リテール取引はほとんど手がけていなかった。

1997年11月山一證券経営破綻すると、メリルリンチは同社の営業基盤を引き継ぐ形で、日本でのリテール取引に本格進出することを狙い1998年2月[5]にメリルリンチ日本証券株式会社を設立した。当初は山一證券の支店網の大半を引き継いだほか、元山一の営業マンを大量採用したことでも話題となったが、その後支店網は徐々に統廃合された上に、後述するようにリテール部門を営業譲渡し支店網をそちらに引き継いだため、2010年現在は東京・大阪の2拠点体制となっている。要因として、旧山一側の連帯責任制の風土に対しメリルリンチ上層部が『個人の責任、原因、役割の明確化』を指示した事に対立し、社員の大量離脱が起こったという。

2001年3月、メリルリンチ証券・東京支店の業務をメリルリンチ日本証券に統合し[5]、ホール・リテールの両方を取り扱う総合証券会社となる。

2006年5月、リテール部門を分割し、三菱UFJメリルリンチPB証券を設立して事業譲渡したため、ホールセール専門の証券会社となった[5]。その後2012年末に三菱UFJメリルリンチPB証券の全株式を三菱UFJフィナンシャル・グループに売却。日本国内のリテール部門から撤退している。

2018年10月9日、AM7時31-32分の間に東証に対し、通常の千倍以上のデータを誤送信し、4つの接続装置のうち1つの接続装置をダウンさせ、国内証券会社がかなりの時間の間取引停止に追い込まれた。[6]

2020年11月1日、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチの商号をバンク・オブ・アメリカに変更したことに伴うブランドのバンク・オブ・アメリカへの統一により、メリルリンチ日本証券からBofA証券に商号を変更[3]

脚注 編集

外部リンク 編集