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Brilliant.org (または Brilliant) は、数学物理学数理ファイナンス計算機科学の問題や講座を提供するウェブサイトおよび付随するインターネットコミュニティである。Brilliantは世界中の学生、専門家あるいは趣味人の数学的・科学的なスキルを見出し涵養することを意図している[2]

Brilliant
URL brilliant.org
使用言語 英語
タイプ オンライン教育
ユーザー数 400万人[1]
設立日 2012年10月
現状 Active

歴史編集

Brilliantは2012年に設立された[2]。2013年3月に開かれた開業式典にてCEO兼共同設立者のSue KhimがBrilliantのアイデアを披露すると、ベンチャーキャピタストのChamath Palihapitiya英語版[2][3]の目を引いた。更に5月にKhimはTEDxでBrilliantの展望を示した[4]

2013年8月には、PalihapitiyaのSocial Capital英語版に加え、500 Startups英語版Kapor Capital英語版Learn Capital英語版Hyde Park Angels英語版からも資金を集め、利用者数は10万人を突破したと、TechCrunchにより伝えられた[3]。2017年7月時点で、登録利用者数は400万人を超え、Facebookでは175万以上の「いいね」数を獲得している[1][5]

評価編集

Brilliantは世界中の前途有望な若い数学者や科学者を発掘するのに成功していると多くの出版物中で指摘されている。発掘された若年者の多くはBrilliantがなければその潜在能力を完全に発達させる機会がなかったであろうとされる[6]。しばしば取り上げられる例としては、フィリピンのFarrell Wu[3][6]、シンガポールのDylan Toh[6][7]、アメリカ合衆国のPhoebe Cai[6][7]が挙げられる。

BrilliantはThe New York TimesThe GuardianFiveThirtyEight英語版といった出版物に数学や自然科学のパズルを定期的に寄稿している[8][9][10][1][11]The Atlantic英語版によればBrilliantは「数学革命」- アメリカで数学に秀でたティーンが急増した現象 - の触媒の役割を果たしてきたとしている[12]

2013年にCEO兼創設者のSue KhimはBrilliantに関する業績から教育分野の「Forbes 30 under 30」に名前が載った[13]

サービス編集

アクティブラーニングを支援するアメリカ国立科学財団の研究に基づき、誘導付き問題解決型の数学・自然科学・工学コースを提供している[14]

これに加えて、コミュニティのメンバーが作問した数学および自然科学の難しい課題が毎週出題される[3]。またコミュニティにより執筆されるインターラクティブな数学・自然科学のwikiを管理しており、約2000の記事が含まれる。

Brilliantの長期的な目標は「才能を探す組織が、スキルを身につけようという熱意を持った人を直接見つけることができるような、より効率的な方法をつくり出す」ことである。2016年にThe Atlantic英語版はBrilliantについて「テック業界の中で決まって見込みがあると認められる主な企業」と評した[12]

脚注編集

  1. ^ a b c Bellos, Alex. “Can you solve it? Pi Day puzzles that will leave you pie-eyed”. The Guardian. https://www.theguardian.com/science/2017/mar/13/can-you-solve-it-pi-day-puzzles-that-will-leave-you-pie-eyed 2017年7月27日閲覧。 
  2. ^ a b c Kurwa, Nishat (2013年7月23日). “Giving Brightest Kids The 'Cram School' Experience, Online”. NPR. 2014年9月28日閲覧。
  3. ^ a b c d Rao, Leena (2013年8月11日). “Backed By Social+Capital, Brilliant.org Is Finding And Challenging The Brightest, Technical Talent In The World”. TechCrunch. 2014年9月28日閲覧。
  4. ^ Scouting for Intellect: Sue Khim at TEDxUChicago 2013”. YouTube. TedX (2013年6月4日). 2017年7月15日閲覧。
  5. ^ Brilliant.org”. Facebook (2017年7月27日). 2014年9月28日閲覧。
  6. ^ a b c d Carlson, Nicholas (2013年4月30日). “The 10 Smartest Kids In The World (And The Crazy Math Problems They Can Solve)”. Business Insider. 2014年9月28日閲覧。
  7. ^ a b Antoniades, Andri (2013年5月7日). “How to Graduate From a Failing School System and Still Be Brilliant. A 26-year-old entrepreneur ensures gifted students worldwide receive the kind of education they need.”. TakePart. 2014年9月28日閲覧。
  8. ^ Antonick, Gary (2015年12月21日). “Reason to Celebrate with Puzzles from Brilliant.org and Iwahiro”. The New York Times. 2017年8月7日閲覧。
  9. ^ Antonick, Gary (2016年3月14日). “Reasonable-Seeming but WRONG Approximations of π”. The New York Times. 2017年8月7日閲覧。
  10. ^ Puglise, Nicole. “From The Dress to the 'extinction effect': the internet obsession with brain teasers”. The Guardian. https://www.theguardian.com/technology/2016/nov/02/internet-brain-teasers-puzzles-the-dress 2017年8月7日閲覧。 
  11. ^ Roeder, Oliver (2016年10月28日). “Rig The Election ... With Math!”. FiveThirtyEight. 2017年8月7日閲覧。
  12. ^ a b Tyre, Peg (2016年3月). “The Math Revolution”. The Atlantic. 2017年8月7日閲覧。
  13. ^ 30 Under 30: Education”. Forbes. 2014年9月28日閲覧。
  14. ^ Enough with the lecturing”. National Science Foundation (2014年5月12日). 2017年8月7日閲覧。

外部リンク編集