音楽出版社 (企業)
株式会社音楽出版社(おんがくしゅっぱんしゃ)は、東京都板橋区に本社を置く日本の音楽専門出版社[1]。1984年(昭和59年)6月1日に会社を設立[2]。翌1985年(昭和60年)に音楽雑誌『CDジャーナル』(シーディージャーナル)を創刊[4]した。
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒175-0083 東京都板橋区徳丸2丁目31番15号 102号室[1] |
設立 | 1984年(昭和59年)6月1日[2] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 1011401001188 |
事業内容 | データ制作・販売[2] |
代表者 | 宮田優[2] |
資本金 | 3,587万円[2] |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒101-0035 東京都千代田区神田紺屋町20番地1[3] 神保ビル3階[2] |
設立 | 2012年(平成24年)5月30日[2] |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 6010001147156 |
事業内容 |
『CDジャーナル』『CDジャーナルムック』の編集・発行 ウェブサイト「CDJournal WEB」「歌謡曲リミテッドWEB」の運営 店頭配布用フリーペーパーの制作 カタログ・コンテンツデータの提供 CD&ビジュアル情報検索システム「HY-SFY」の制作・提供[2] |
代表者 | 野村弘幸[2] |
資本金 | 1,300万円[2] |
特記事項:2017年5月19日付で株式会社ルーネットテクノロジーから商号変更[3] |
2017年(平成29年)4月20日付で『CDジャーナル』の雑誌・ムック・ウェブサイト制作などを行う編集・出版部門を株式会社ルーネットテクノロジーへ移管[2]した上で、同年5月19日付で株式会社ルーネットテクノロジーは、株式会社シーディージャーナルへ商号変更[3]した。
2021年(令和3年)4月9日付で、株式会社音楽出版社は、本社を東京都板橋区高島平2丁目16番11号から、東京都板橋区徳丸2丁目31番15号へ移転[1]した。
概要
編集1982年は音楽CD(コンパクトディスク)元年となった年で、同年10月1日には世界初となる音楽CDプレーヤーと音楽CDソフトが発売された。1980年代後半以降は、従来のアナログレコードに代わり音楽CDが急速に普及し、アルバム販売枚数ベースでCDがLPを追い抜いた。
1980年代は「CD時代」に呼応して、音楽雑誌にも「CD雑誌」が出現した。その日本における先駆けが『CDジャーナル』で、音楽CDの誕生とともに生まれた「CD時代の音楽雑誌」であった。翌1986年に角川書店が『CDでーた』を創刊している(廃刊)。
インターネットが広く一般に普及した2000年代以降は、YouTubeなどの動画共有サイトや、サブスクリプション方式の音楽配信サービスの台頭により、音楽業界ではCDの売れ行きが伸び悩むCD不況を呈している。また出版不況と活字離れによる音楽雑誌の廃刊が続く中で、同社でも事業の中心を雑誌からウェブサイトへ移してはいるが、音楽雑誌の刊行自体は継続している。
音楽雑誌『CDジャーナル』は、創刊以来月刊誌として発行してきたが、2019年4月20日発売の5月・6月合併号をもって月刊での発行を終了[5]。これに伴い、ほぼすべての連載が打ち切りとなった[6]。同年6月20日発売の夏号より季刊誌として刊行を継続している[7]。3月・6月・9月・12月(春号・夏号・秋号・冬号)の年4回発行で、発売日は20日。
事業内容
編集株式会社音楽出版社
編集株式会社シーディージャーナル
編集主要取引先
編集脚注
編集- ^ a b c 株式会社音楽出版社の情報 国税庁法人番号公表サイト
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u 会社概要 株式会社音楽出版社・株式会社シーディージャーナル CD Journal 音楽出版社
- ^ a b c 株式会社シーディージャーナルの情報 国税庁法人番号公表サイト
- ^ “雑誌 CD journal = CDジャーナル”. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2025年2月28日閲覧。
- ^ CDJournal [@CDJournal_staff] (2019年4月19日). "【CDジャーナルから大事なお知らせ】4月20日発売CDジャーナル5月・6月合併号で月刊での刊行を終了させていただくこととなりました。…". X(旧Twitter)より2024年6月12日閲覧。
- ^ CDJournal [@CDJournal_staff] (2019年4月19日). "【CDジャーナルから大事なお知らせその2】月刊化終了にともなってほぼすべての連載が終了となります。…". X(旧Twitter)より2024年6月12日閲覧。
- ^ CDJournal [@CDJournal_staff] (2019年4月19日). "【CDジャーナルから大事なお知らせその3】というわけで、月刊化は終了ですが『季刊CDジャーナル』としてふてぶてしくはじまる予定なので今後ともよろしくお願いします…". X(旧Twitter)より2024年6月12日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- CD Journal WEB
- CD Journal 編集部 (@CDJournal_staff) - X(旧Twitter)
- CD Journal 動画チャンネル - YouTube