メインメニューを開く

CHAI (バンド)

日本のガールズバンド

CHAI(チャイ)は、日本のガールズバンド。「NEOかわいい」、「コンプレックスはアートなり」というコンセプトを掲げて活動している[1]

CHAI
出身地 日本の旗 日本・愛知県名古屋市
ジャンル ポップ・ミュージック
ロック
ファンク
活動期間 2012年 -
レーベル OTEMOYAN record(ソニー・ミュージック
事務所 ソニー・ミュージック
公式サイト chai-band.com
メンバー マナ(ボーカル・キーボード)
カナ(ボーカル・ギター)
ユウキ(ベース・コーラス)
ユナ(ドラム・コーラス)

目次

概要編集

"ニュー・エキサイト・オンナバンド(NEO)"を標榜する4人組バンド。ツイン・ボーカルのマナとカナにユウキとユナのリズム隊で編成[2]

楽曲制作ではマナとカナで大まかに曲を作り、ユウキが歌詞を書いてアレンジは全員で行う[3]

パンクダンス・ミュージックオルタナティブなど、好きな洋楽をノンジャンルにインプットして自分たちなりにアウトプットするロック・サウンドと、インパクト抜群の個性的な佇まいは多方面からの注目を集める[3]。松永良平は、

一度でもライブを見れば実際の彼女たちの演奏力は大変なものだと圧倒されるし、奔放なキャラクターも含めて音でも言葉でもしっかりと伝えたいものを持っていることがはっきりとわかる。
[4]

と評した。

madamefigaro.jpのインタビューでは、彼女たちが持つ”カワイイ”という感覚の根っことして「自分たちは一般的に可愛くないし、スタイルもそこそこで、良いも悪いもないし、完璧じゃない人だからコンプレックスが歌える。完璧じゃないから出来る音楽がある。人は絶対、何か一つ可愛いものを持ってると思っており、その部分を「NEOかわいい」と言って広めたい。また元々ディーヴォみたいなシュールで面白いロックバンドが好きで、これを女性でもできるっていうのを見せたいし、いろいろな種類のかわいいがあって、考え方や振る舞いや話し方とか全部に対してかわいいと言いたくてこのふたつの思いを掛け合わせた」と述べている[5]

バンド名の由来編集

バンド名の由来は、ジャムを入れて飲むロシアの紅茶。カナは大学でロシア文学を専攻していたが、ある時先生に連れていってもらったロシア料理屋さんで見たチャイ(紅茶)の飲み方がかわいかったため。またバンド名を略されたくなくて短い名前にしたかったから[5]

バンドの特徴編集

  • ピンクを基調にしたポップなファッションと真っ赤な口紅がトレードマーク。ピンク色はCHAIの象徴で、似合わないと思われても敢えて自分たちが着ることによって、人を選ぶと思われているピンクを女性たちにもっと身近に感じて欲しいと思っている[6]

沿革編集

結成の経緯編集

双子のマナとカナ、そしてユナは同じ高校で、その3人が学校の軽音楽部のバンドで東京事変やaikoをコピーしていたのがCHAIを結成したきっかけ[7]。ユウキは大学で3人と出会い、バンド経験はなかったが、「センスが良かったし、いろんな音楽を教えてくれた(マナ)」という理由でベースに誘われた[4]

その当時はcero東京事変などの日本のバンドやディズニー音楽を聴いていた。そこから洋楽を聴き漁るようになり、Basement JaxxJamiroquaiGorillazCSSなどが音楽的バックボーンとなった[8]

キャリア編集

2012年、双子のマナとカナを中心に、高校の同級生で同じ軽音楽部だったユナと、のちに大学で出会ったユウキの4人で結成。同年末より名古屋を拠点に活動[9]

2016年10月12日に新代田FEVERで開催された、ソニー・ミュージックとSXSW"JAPANNITE"主催のコンテスト『グランプリ、いきなり米国フェス出演オーディション』でグランプリを獲得。

同年12月7日、初の全国流通盤となるEP『ほったらかシリーズ』を発表[1]。限られた販売方法ながらもSpotify UKチャート36位に収録曲「ぎゃらんぶー」がランクインされるなど注目される[10]。その後、活動拠点を東京に移す。

2017年3月、ソニー・ミュージックの完全サポートのもと、アメリカにて開催された『SXSW』の"JAPANNITE"ステージに出場し、全米ツアー(ニューヨーク、シカゴ、シアトル、ポートランド、サンディエゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ)を行った[11]

同年4月、2nd EP「ほめごろシリーズ」を発売。 同年10月25日、初のフルアルバム『PINK』をリリースし、iTunes Alternativeランキングで2位にランクイン[2]

2018年2月、『PINK』US盤をアメリカの人気インディーレーベルBURGER Recordsよりリリース。

3月、アメリカ西海岸ツアーと2度目のSXSW出演を果たす。

5月9日に3rd EP「わがまマニア」をリリース[12]

10月、SUPERORGANISMのサポートアクトとして英国13都市を3週間にわたってツアー[13][4]

メンバー編集

特に断らない限り[14], [5], [6]を出典とする。

  • マナ
ボーカルキーボード。愛知県出身。
彼女が英語で口ずさんだメロディからCHAIの曲作りは始まる。
幼い頃から歌手になりたくて軽音部に入ってバンドを組んだのがCHAIを結成したきっかけ。
尊敬する人はラヴフォックスCSS)。
  • カナ
ボーカル・ギター。愛知県出身。
コードとベースラインをつけ、ユナとともにアレンジがメイン。
マナと同様、幼い頃から歌手になりたくて、ともに軽音部に入った。
尊敬する人は日本人ではゴダイゴ、外国人ではディーヴォ
  • ユウキ
ベースコーラス岐阜県出身。
CHAIの作詞をほとんど手掛けるものの、「歌詞が主張しすぎると読み聞かせになるし、聴く人にとって説教くさくなるかもしれないから、大事にしすぎないことを大事」だと思っており、言葉の意味がわからなくても感動して涙が出る洋楽を例に挙げ、「あくまでも音楽が良くないとダメ」だと考えていることを明かしている。
CHAIが初めてのバンドで、誘われたときはあくまで興味本位で、本気でやる感じではなかった。パートがベースになったのも、たまたまベースしか余っていなかったから。
もともとcero奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のようなJ-POPっぽくない音楽が好きだった。
尊敬する人は渡辺直美
  • ユナ
ドラム・コーラス。愛知県出身。
リズムを作り、カナとともにアレンジがメイン。
ORANGE RANGEの元ドラマーKATCHANのファンだったことからドラムという楽器に興味を持ち、どうしてもドラムがやりたくて軽音部に入った。
尊敬する人は日本人では玉田豊夢河村”カースケ”智康、外国人ではスティーヴ・ジョーダン

ディスコグラフィ編集

アルバム編集

枚数 タイトル 発売日 レーベル 規格品番 収録曲 備考
1st PINK 2017年10月25日
2018年2月7日(LP)
2018年3月16日(US盤CD)
OTEMOYAN record
Burger Records
初回生産限定盤:CHAI-002〜003
通常盤:CHAI-004
完全生産限定盤(LP):CHAI-005
US盤(CD):BGER12412
初回生産限定盤は豪華ブックレット「コンプレックス図鑑」封入
オリコン最高位41位、登場回数9回

EP編集

枚数 タイトル 発売日 レーベル 規格品番 収録曲 備考
1st ほったらかシリーズ 2016年12月7日 Grand Pacific Work GPWC-1 自主制作の後、初の全国流通盤としてリリース
2nd ほめごろシリーズ 2017年4月26日 OTEMOYAN record CHAI-001 先行シングル2曲を収録
3rd わがまマニア 2018年5月9日 OTEMOYAN record CHAI-006

シングル編集

枚数 タイトル 発売日 レーベル 規格品番 収録曲 備考
1st Sound & Stomach/ボーイズ・セコ・メン 2017年3月1日 TOYOTOY TOYOTOY003 7インチシングル
2nd N.E.O./sayonara complex 2017年10月11日 FLAKE SOUNDS FLAKES-174 アルバム『PINK』からの先行7インチシングル
オリコン最高位135位、登場回数1回

自主制作(廃盤)編集

  • CHAI(2013年3月)
  • 香水〜My name is CHAI〜(2013年8月12日)
  • ちゅーぶらりん(2014年8月)

出演編集

TV番組編集

ラジオ編集

関連項目編集

出典編集

  1. ^ a b CHAI”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ. 2019年4月12日閲覧。
  2. ^ a b CHAI プロフィール・バイオグラフィ・リンク”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク株式会社. 2018年8月14日閲覧。
  3. ^ a b ガールズバンド「CHAI」に注目 全米ツアー大成功のワケ”. anan NEWS. (株)マガジンハウス (2018年5月14日). 2018年8月14日閲覧。
  4. ^ a b c 松永良平「誰だてこんなにかわいい どこでやってもCHAIはCHAI」『AERA』第32巻第12号、朝日新聞出版、2019年3月25日、 50-52頁、 JAN 4910210140396。
  5. ^ a b c カワイイ旋風を巻き起こす、オンナバンドCHAI。”. madame FIGARO.jp. 株式会社CCCメディアハウス. 2018年1月24日閲覧。
  6. ^ a b 天野史彬. “CHAI コンプレックスを包んであげるよ”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ. 2019年4月12日閲覧。
  7. ^ CHAIと亀田誠治は両思い?お互いへの熱い想いを語り尽くす!”. J-WAVE NEWS. 株式会社J-WAVE (2018年8月3日). 2018年8月14日閲覧。
  8. ^ CHAI”. 2YOU. 2018年1月7日閲覧。
  9. ^ CHAI -Pink”. BURGER RECORDS. 2018年4月23日閲覧。
  10. ^ CHAI プロフィール”. TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード株式会社 (2015年11月27日). 2018年8月14日閲覧。
  11. ^ 「グランプリ、いきなり米国フェス出演オーディション」グランプリはニュー・エキサイト・オンナバンドCHAI!”. PRTIMES. 株式会社PR TIMES. 2018年2月22日閲覧。
  12. ^ BIOGRAPHY”. CHAI Official Website. 2018年2月22日閲覧。
  13. ^ NEW HEAVENLY SIGNINGS CHAI MAKE AN ELECTRIFYING INTRODUCTION ON ‘N.E.O.’”. diymag.com. DIY (2018年8月21日). 2019年4月13日閲覧。
  14. ^ ニュー・エキサイト・オンナバンドCHAI”. baby-g.jp. カシオ計算機株式会社. 2019年4月12日閲覧。
  15. ^ 次世代ロック研究所”. jirockken-tv.com. 次世代ロック研究所製作委員会. 2018年1月7日閲覧。
  16. ^ 2018年04月02日のラジオ番組表(東京・ラジオ1)”. yanbe.net. 2018年4月2日閲覧。
  17. ^ 2019年4月最新Apple MusicのCM曲&アーティストは?

外部リンク編集