Cobaltore女川

日本のサッカークラブ

Cobaltore女川(Cobaltoreおながわ、Cobaltore Onagawa、コバルトーレ女川)は、宮城県牡鹿郡女川町をホームタウンとするサッカークラブ。Jリーグ加盟を目指すクラブの1つである。呼称はコバルトーレ女川である。

Cobaltore女川
原語表記 Cobaltore女川
呼称 コバルトーレ女川
愛称 コバルトーレ
クラブカラー   コバルトブルー
創設年 2006年
所属リーグ 東北社会人サッカーリーグ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン 宮城県牡鹿郡女川町
ホームスタジアム WACK女川スタジアム
収容人数 5,000
運営法人 株式会社コバルトーレ
代表者 近江弘一
監督 葛野昌宏
公式サイト 公式サイト
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
株式会社コバルトーレ
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本の旗 日本
986-2265
宮城県牡鹿郡女川町女川2丁目7番地4
設立 2015年10月5日
業種 サービス業
法人番号 9370302003440
事業内容 サッカークラブの運営
代表者 近江弘一
外部リンク https://cobaltore.com/
特記事項:2018年2月20日を以て、「有限会社コバルトーレ」から名称変更
テンプレートを表示

概要 編集

2006年4月、スポーツを通じた町作りを目指す「女川スポーツコミュニティー構想」に基づいて創設された。クラブ名のCobaltore(コバルトーレ)は、「女川の青い海」(「コバルトブルー」)と、スペイン語で森を意味する「フォーレ」より取られた造語である[1]

ホームスタジアムは2013年以前は女川町総合運動公園陸上競技場であったが、同陸上競技場が東日本大震災に伴う災害公営住宅の建設地に充当されたことから、2014年からは同じ女川町総合運動公園の第二多目的運動場を使用。2018年のJFLでは第二運動場が人工芝でありJFLでは使用できないため、石巻フットボール場宮城県サッカー場の2か所をメインとして、宮城スタジアム角田市陸上競技場でも主催試合を開催した。2022年以降はWACK女川スタジアムをホームスタジアムとしている。

歴史 編集

2006年4月に創設され、初代監督に元日本代表主将の藤島信雄が就任。2007年宮城県社会人サッカーリーグへ、2008年に東北社会人サッカーリーグ2部南へ昇格。2009年は東北リーグ2部南で初優勝し、2部リーグ優勝決定戦でも総合優勝して、2010年より東北1部に昇格したが最下位となり1年で降格。

2011年3月11日に発生した東日本大震災により女川町は大きな被害に遭った。選手全員の無事は確認されたが[1]、クラブハウスと選手寮として使用していた建物が損壊し、チームは活動を1年間休止し地域貢献活動に取り組んだ[2][3]

2012年東北社会人サッカーリーグ2部南に復帰して2位の成績。東北2部北2位のヴァンラーレ八戸との昇格戦に敗れたが、東北1部1位の福島ユナイテッドFC日本フットボールリーグ(JFL)に昇格した為、東北1部に昇格した。

2016年は東北リーグ1部で初優勝。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2016に初出場したが1次ラウンドで敗退。2017年も東北リーグ1部で2年連続優勝。全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2017は1次ラウンドグループCで2位。ワイルドカード(各組2位の最上位成績)で決勝リーグに進み、3戦全勝(内、PK勝ち2試合)で優勝した[2]。12月6日の日本フットボールリーグ(JFL)理事会で2018年度からのJFL入会が承認された[4]

2018年、1stステージは13位。2ndステージは2分13敗で最下位。通年でもJFL最下位に終わった。12月6日、JFL理事会で2019年度からの東北リーグ降格が承認された[5]

2019年12月に女川町とホームタウンパートナーシップ協定を締結[6]

2021年の東北リーグは、新型コロナウイルスの影響により8試合を消化した時点で打ち切り・リーグ不成立となったが、その時点で暫定首位であったため全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2021への出場権を得る。1次ラウンドでは1勝2敗で3位に終わった。同年11月26日にJリーグ百年構想クラブ申請を完了したと発表した[7]

2021年7月に東松島市と自治体支援パートナースポンサーシップを締結[8]

2022年2月28日にJリーグ百年構想クラブに認定された[9]

2023年1月31日にJリーグ百年構想クラブから脱退した[10]

2023年3月25日に「国内におけるろう者サッカー及びろう者フットサルの普及、発展及び競技力の向上に関する事業を行い、耳の不自由な方々のスポーツ文化の振興及び心身の健全な発達に寄与するとともに、国内及び国際社会における交流に貢献する」ことを目的とし、一般社団法人日本ろう者サッカー協会とビジネスパートナー協定を締結した[11]

ホームスタジアム 編集

JFL在籍時
年度 石巻フ 宮城サ
(めぐみ)
その他
A B
2018 8 3 2 ひとめS1
角田1

成績・歴代監督 編集

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 天皇杯 監督
2006 石巻 優勝 54 18 18 0 0 127 4 123 県予選敗退 藤島信雄
2007 宮城県 優勝 32 14 10 2 2 49 17 32
2008 東北2部南 2位 33 14 11 0 3 53 9 44
2009 優勝 37 14 12 1 1 30 7 23 中島礼司
2010 東北1部 8位 8 14 1 5 8 13 29 -16
2011 東北地方太平洋沖地震により活動休止 阿部裕二
2012 東北2部南 2位 35 14 11 2 1 48 11 37 県予選敗退
2013 東北1部 4位 32 18 10 2 6 42 29 13
2014 2位 47 18 15 2 1 59 8 51
2015 3位 44 18 14 2 2 62 12 50
2016 優勝 43 18 13 4 1 66 9 57
2017 優勝 49 18 16 1 1 73 10 63
2018 JFL 16位 17 30 4 5 21 19 68 -49 村田達哉
2019 東北1部 3位 40 18 12 4 2 52 15 37 阿部裕二
2020 3位 21 9 6 3 0 31 7 24
2021 新型コロナウイルスの影響により中止[12]
2022 優勝 45 16 15 0 1 71 8 63 中村雅昭
2023 2位 49 18 16 1 1 68 11 57 葛野昌宏

タイトル 編集

リーグ戦 編集

カップ戦 編集

アカデミー 編集

2007年にジュニアユースを、2008年にユースをそれぞれ創設した。現在のカテゴリは以下の通り。

  • 選手コース
    • ユース(2019年時点で活動停止中)
    • ジュニアユース
    • ジュニア
  • 育成コース
  • なでしこコース
  • ジュニアユース女子コース
  • ゴールキーパーコース

所属選手・スタッフ 編集

2023年

スタッフ 編集

役職 氏名 前職 備考
GM   阿部裕二 Cobaltore女川 監督
監督   葛野昌宏 ヴァンラーレ八戸 監督
ヘッドコーチ   東純一郎 ヴァンラーレ八戸 ヘッドコーチ
コーチ   隅田翔 Cobaltore女川ジュニアユース 監督
GKコーチ   泉田圭太 Cobaltore女川 選手
トレーナー   小西遼太郎

選手 編集

Pos No. 選手名 年齢 前所属 在籍年 備考
GK 61   古川裕貴 (1993-04-28) 1993年4月28日(30歳) ソニー仙台FC 2023年 -
DF 3   平木慎二 (2000-02-09) 2000年2月9日(24歳) 宮崎産業経営大学 2022年 -
4   酒井隆也 (1992-05-03) 1992年5月3日(31歳) FC刈谷 2021年 -
20   笠原啓夢 (1996-06-26) 1996年6月26日(27歳) ブランデュー弘前FC 2023年 -
MF 8   吉森海斗 (1996-12-19) 1996年12月19日(27歳) F.C.大阪 2022年 -
10   池田幸樹 (1990-12-13) 1990年12月13日(33歳) JAPANサッカーカレッジ 2012年 -
16   吉田悠人 (1997-12-15) 1997年12月15日(26歳) 沖縄SV 2022年 -
17   田原伊織 (1996-12-12) 1996年12月12日(27歳) FCバレイン下関 2022年 -
18   船木省吾 (1997-06-19) 1997年6月19日(26歳) JAPANサッカーカレッジ 2020年 -
22   高橋晃司 (1993-08-10) 1993年8月10日(30歳) 仙台大学 2016年 -
23   今部勇太 (1996-06-19) 1996年6月19日(27歳) FC刈谷 2021年 -
25   奥山泰裕 (1985-11-21) 1985年11月21日(38歳) ラインメール青森 2021年 -
26   黒田涼太   (1990-08-18) 1990年8月18日(33歳) FC刈谷 2013年 - 2018年
2020年7月 -
キャプテン
28   吉川佳介 (1996-04-06) 1996年4月6日(28歳) ソニー仙台FC 2023年 -
44   三浦祐希 (1994-02-21) 1994年2月21日(30歳) ソニー仙台FC 2023年 -
FW 9   西山敢太 (1998-12-13) 1998年12月13日(25歳) F.C.大阪 2022年 -
11   野口龍也 (1994-04-15) 1994年4月15日(30歳) ブリオベッカ浦安 2017年7月 - 2019年
2020年7月 -
14   吉田圭 (1987-04-21) 1987年4月21日(37歳) いずみクラブ 2006年 -
27   佐藤稜馬 (2005-11-09) 2005年11月9日(18歳) Cobaltore女川ジュニアユース 2021年 - 2種登録
29   志村弘樹 (1998-06-17) 1998年6月17日(25歳) エリース東京FC 2023年6月 -

背番号一覧 編集

1-10 編集

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
2023 宗像利公 - 平木慎二 酒井隆也 舛沢樹 山内晴貴 小川和也 吉森海斗 西山敢太 池田幸樹
2022 桑田大幹 法師人将大
2021 木村憩輔 高橋海斗 千葉洸星
2020 宮坂瑠 嶺岸祐介
2019 小田切啓 及川陸
2018 石井龍誠 黒田涼太
2017 - 木内瑛 照井謙吾
2016 小笠原隼人 和田篤
2015 横山雅哲 千葉真史
2014 三浦宏太
2013 - 柏崎光次郎 滝沢陽介
2012 グスタヴォ・デ・マルコ 横山雅哲 佐々木瑞穂 矢野洸祐 檜垣篤典 成田星矢
2011 笠原元気 北浦暁 深須知明 小林政寛 幸田佳久 井田大地 - 石原有博
2010
2009 成田一茂 佐藤祐樹 隅田翔 吉田圭
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10

11-20 編集

11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
2023 野口龍也 サポーターズナンバー 増崎大虎 吉田圭 杉山颯汰 吉田悠人 田原伊織 船木省吾 庄子匠 笠原啓夢
2022 竹田そら 眞口幸太 末次敦貴 増崎大虎
2021 山元佑哉 横山英雄 遠藤一耀
2020 野口龍也
本庄竜大
菊地佑太 崔希正 中村彦聖
2019 鳥山祥之 - 南口駿 - 畑中秀斗 森蔭冬威
2018 成田星矢 鵜飼亮多 佐々木将人 土遠修平 佐藤明生
2017 熊谷紋司 青柳健汰 阿部航太 -
2016 平野正頼 金田理央
2015 - 小野寺健人
2014 大熊良汰 木村智寛 上野敦也 中島礼司 成田星矢
2013 井田大地 高橋健斗 李鎭鉉 留畑巧磨
2012 - 小川和也
2011 川村拓矢 成田星矢 - 堀井泰成 -
2010 望戸俊宏 武田大輝 小林大騎
2009 高橋昴吾 丸子哲史 砂子澤公 前田竜一 井田大地
11 12 13 14 15 16 17 18 19 20

21-30 編集

21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2023 長谷川丈瑠 高橋晃司 今部勇太 橋本光晟 奥山泰裕 黒田涼太 佐藤稜馬 吉川佳介 - -
2022 田原伊織
2021 人見大地
2020 石塚亮 吉田樹 武田晃平 - -
2019 速水佑一郎 - - 野口龍也 千葉銀次郎
2018 近嵐大地 湯浅秀紀 井上丈 國分俊樹 緑川光希
2017 木戸優次 本郷裕人 - -
2016 柳村翔太 中津川翔太 及川陸 - 石井龍誠
2015 泉田圭太 成田一茂 木戸優次 大賀優将 前田竜一 近嵐大地
2014 神田優樹 岩渕大輔 千葉洸星 平野正頼 山内瞭 -
2013 矢野洸祐 畑中秀斗 菅原廉
2012 - - - - - -
2011 - 丸子哲史 申淨勛 蔡完枝
2010 成田一茂 尹智鉉
2009 北浦暁 石本悠 堀井泰成 池田尚広 増子隼人 -
21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

31-40 編集

31 32-40
2023 - -
2022 三善真司
2021 加藤聖士
2020
2019 -
2018 冨澤雅文
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011 -
2010
2009
31 32-40

41-50 編集

41 42-43 44 45-50
2023 - - 三浦祐希 -
2022 吉森海斗 -
2021 野坂浩亮
2020
2019 -
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
41 42-43 44 45-50

その他 編集

61
2023 古川裕貴
2022 -
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
61

歴代監督 編集

ユニフォーム 編集

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)
 
 
 
 
 
FP 1st
 
 
 
 
 
FP 2nd
 
 
 
 
 
GK 1st
 
 
 
 
 
GK 2nd

クラブカラー 編集

  •     コバルトブルー

スポンサー 編集

提出個所 スポンサー名 表記 提出年 備考
髙政

陸前女川
2006年 - 2006年 - 2010年は「髙 政」表記
鎖骨 アミノ うまい鮨勘 2023年 - 左側に表記
2018年 - 2021年は背中上部
2022年は背中下部
リバティワン Liberty1 2022年 - 右側に表記
2022年は鎖骨左側
背中上部 サワ SAWA 2022年 -
背中下部 新東総業 新東総業 2023年 -
石巻健育会病院 石巻健育会病院 2022年 - 左袖に表記
女川町 女川町 2019年 - 右袖に表記
2018年6月 - 12月は背中下部
パンツ前面 無添加計画 ㍿ 無添加計画
一級建築士事務所 自然素材住宅専門店
2017年 - 2017年は1stのみ
2018年は2ndのみ
パンツ背面 なし - -

ユニフォームサプライヤーの遍歴 編集

歴代ユニフォームスポンサー表記 編集

年度 箇所 サプライヤー
鎖骨左 鎖骨右 背中上部 背中下部 パンツ前面 パンツ背面
2006
- - - - - - hummel
2007 Mizuno
2008
2009
2010
2012

陸前女川
石巻日日新聞 Schleuniger 佐藤水産株式会社
2013
2014 仙台トヨペット - 石巻日日新聞
2015 スマートプラス石巻
smart+
んだっちゃ!
2016
2017 明神丸 ㍿ 無添加計画
一級建築士事務所 自然素材住宅専門店

(1st)
BOLBOP
(2nd)
2018 うまい鮨勘 - /
女川町
日本製紙
石巻

(1st)
BOLBOP
(2nd)
明神丸
(1st)
㍿ 無添加計画
一級建築士事務所 自然素材住宅専門店

(2nd)
2019 ハポン・ハセクラ後援会
Japón-Hasekura
女川町
(右)
TRAVEL
HOUSE

(左)
㍿ 無添加計画
一級建築士事務所 自然素材住宅専門店
2020 女川町
2021
2022 Liberty1 んだっちゃ! SAWA うまい鮨勘 女川町
(右)
石巻健育会病院
(左)
2023 うまい鮨勘 Liberty1 新東総業

応援番組 編集

書籍 編集

脚注 編集

  1. ^ a b ストーリー(女川とともに生きる)”. Cobaltore女川. 2018年1月22日閲覧。
  2. ^ a b コバルトーレ女川が初V、大震災乗り越えJFL昇格”. 日刊スポーツ (2017年11月26日). 2017年11月26日閲覧。
  3. ^ ストーリー(被災地からのリスタート)”. Cobaltore女川. 2017年11月26日閲覧。
  4. ^ 第20回日本フットボールリーグ新入会チーム決定!』(プレスリリース)日本フットボールリーグ、2017年12月6日http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=12522017年12月6日閲覧 
  5. ^ お知らせ「第21回日本フットボールリーグ 新入会チーム決定!」』(プレスリリース)日本フットボールリーグ、2018年12月6日http://www.jfl.or.jp/jfl-pc/view/s.php?a=13972018年12月7日閲覧 
  6. ^ 女川町とホームタウンパートナーシップ協定を締結』(プレスリリース)Cobaltore女川、2019年12月9日https://cobaltore.com/news/regional/onagawa_town_partnership/2019年12月10日閲覧 
  7. ^ Jリーグ百年構想クラブ申請 完了のお知らせ』(プレスリリース)Cobaltore女川、2021年11月26日http://cobaltore.com/news/topteam_posts/20211126-2/2021年11月28日閲覧 
  8. ^ 東松島市と自治体支援パートナースポンサーシップを締結』(プレスリリース)Cobaltore女川、2021年7月16日https://cobaltore.com/news/topteam_posts/20210715_higashimatsushima/2021年7月17日閲覧 
  9. ^ Jリーグ百年構想クラブ 審査結果について”. Jリーグ.jp (2022年2月28日). 2022年2月28日閲覧。
  10. ^ Jリーグ百年構想クラブからの脱退のお知らせ』(プレスリリース)Cobaltore女川、2023年1月31日https://cobaltore.com/news/topteam_posts/20230131_100years/2023年10月19日閲覧 
  11. ^ コバルトーレ女川とビジネスパートナー協定を結びました。』(プレスリリース)一般社団法人日本ろう者サッカー協会、2023年3月25日https://jdfa.jp/posts/the-modern-website/2024年2月7日閲覧 
  12. ^ 中止時点で「7勝1分・得点29・失点7」で暫定首位であった。

関連項目 編集

外部リンク 編集