Concentration 20

安室奈美恵のアルバム

Concentration 20』(コンセントレーション・トゥエンティ)は、日本の女性歌手安室奈美恵の3枚目のオリジナルアルバム小室哲哉プロデュースによるアルバムである。

Concentration 20
安室奈美恵スタジオ・アルバム
リリース
録音 1996年 - 1997年
ジャンル エレクトロニック[1]
ポップ・ミュージック[1]
J-POP[1]
シンセポップ[1]
時間
レーベル avex trax
プロデュース tetsuya komuro
専門評論家によるレビュー
Allmusic 星3.5 / 5 link
チャート最高順位
  • 週間1位(2週連続、オリコン
  • 1997年間度年間7位(オリコン)
  • 歴代アルバムランキング83位(オリコン)
ゴールドディスク
安室奈美恵 アルバム 年表
ORIGINAL TRACKS VOL.1
(1996年)
Concentration 20
(1997年)
181920
(1998年)
『Concentration 20』収録のシングル
  1. a walk in the park
    リリース: 1996年11月27日
  2. CAN YOU CELEBRATE?
    リリース: 1997年2月19日
  3. How to be a Girl
    リリース: 1997年5月21日
ミュージック・ビデオ
「a walk in the park」 - YouTube
「CAN YOU CELEBRATE?」 - YouTube
「How to be a Girl」 - YouTube
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解説編集

1997年7月24日avex traxより、前作から約1年の間隔でリリースされた。

ヒットを記録した前作アルバム「SWEET 19 BLUES」に続く3rdアルバム。自身最大のヒット曲となった「CAN YOU CELEBRATE?」も収録された。

制作背景編集

ロサンゼルスサンタモニカにて2週間レコーディングに専念した。アルバムのタイトルは、「その時のスタジオがサンタモニカの20thストリートにあってそこで集中したこと」「20世紀もあとわずかだから、残された時間を集中して過ごそう」「20世紀中聴き続けられるのではないか?」「『SWEET 19 BLUES』を発表したときに19歳を過ごしてきた人達が20代を迎える」等という色々な意味合いにとれて遊べて、イマジネーションを広げられるように名づけ、偶然にもタイトルと発売時の安室の年齢が意識していないのにも関わらず一致した[3][4]

曲の構成は「『CAN YOU CELEBRATE?』等100万人にセールスできたら、それを捨てて次に行く人達にも届く」様にする為に、小室は楽曲の構成・音色を端から端まで網羅し、安室のキャパシティ・表現力の幅広さに対応できる様にした[4]

アルバム制作にはその他、お馴染みのMARC久保こーじm.c.A・T富樫明生)も参加した。「Storm」では、前作に続いてm.c.A・Tをフィーチャー。

コンセプト編集

アルバムコンセプトは「FANCY&COOL」であり、「華やかで派手」な部分を「CAN YOU CELEBRATE?」で、「クール」な部分を「Close your eyes, Close to you」「Concentration 20 (make you alright)」「Whisper」で強調した[4]

音色のコンセプトはテクニックに走るのではなく、グルーヴ感・サンプリングで表現する様にした。「生音だけだと熱を感じすぎる。機械だけだとクール過ぎてしまう。アルバムのどこを聞いても両方が同居できている様にしたい」という意向から、生音はサンプリングして硬質な響きにして、それをシンセサイザーの音色と合わさるようにアレンジし、安室のイメージに合わせる様にした[4]

リリースマーケティング、プロモーション編集

発売2日後には、アルバムを引っ提げて自身初となったドームツアー“mistio presents namie amuro SUMMER STAGE 1997 Concentration 20”をスタートし、大阪ドーム東京ドーム福岡ドームナゴヤドームの4大ドームで30万人を動員した。東京ドームでの模様を収めたライヴビデオ「Namie Amuro Concentration 20 Live in Tokyo Dome」は、1997年12月3日にリリースされた。

翌月8月には、10代の歌手としては初となったオリコンにおけるシングルアルバム総売上げ2000万枚突破を達成した。累計出荷枚数は235万枚[5]

発売当初はCD EXTRA仕様となっていたが、現在出荷されてあるものはCD-DA仕様に変更されてある[6]

主な記録編集

  • 登場2週目でミリオンセラーを達成。
  • 累計売上枚数は193.0万枚。
  • オリコン1997年間アルバムチャート7位。
  • オリコン1997年間アーティストセールス4位。
  • 第12回“日本ゴールドディスク大賞”ポップ・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞。
  • 歴代アルバム売り上げ80位。

楽曲解説編集

Concentration 20 (make you alright)
安室は「曲のキー・歌詞が色んな解釈ができる歌なんですよ。だから小室さんのラップと歌の中間みたいな仮歌を何度も聞いて、曲に慣れることで自分の物にするまでがすごく大変でした」と振り返っている[7]
Me love peace !!
『海』『レゲエ』をテーマにしている[7]
To-day
「一日の終わりは誰だって、何だかさびしくなってしまうもの」をテーマにしている[7]
Storm feat. m.c.A・T
ラップの掛け合いに挑戦している。
Whisper
安室の叫び声をサンプリングして、素材として使用している[7]

収録曲編集

CD・PLAYBUTTON編集

  1. Concentration 20 (make you alright)
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
  2. B w/z you
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
  3. Close your eyes, Close to you
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
  4. Me love peace !!
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
  5. No Communication
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
    ダイドードリンコ「mistio」CMソング
  6. a walk in the park [Remix]
    作詞・作曲・編曲:小室哲哉
    8thシングルのアルバムバージョン
    maxell(現・マクセル)「UD2」CFイメージソング
  7. To-day
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:久保こーじ
  8. Storm
    作詞・作曲・編曲:m.c.A・T
  9. Whisper
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
    maxell「ニューカラーMD」CMソング
  10. CAN YOU CELEBRATE? [Remix]
    作詞・作曲・編曲:小室哲哉
    9thシングルのアルバムバージョン
    フジテレビ月9ドラマバージンロード』主題歌
    maxell「プラチナ&ゴールドMD」CFイメージソング
  11. I know…
    作曲・編曲:小室哲哉
    インスト
  12. How to be a Girl [STRAIGHT RUN]
    作詞:マーク・パンサー
    作曲・編曲:小室哲哉
    10thシングル
    ブリストル・マイヤーズ スクイブ(現・エフティ資生堂)「シーブリーズ '97」CFイメージソング
その他

参加ミュージシャン編集

Additional Musician

発売形態編集

形態 発売日 品番 備考
CD 1997年7月24日 AVCD-11463
2012年9月16日 AVCD-38602 期間限定スペシャルプライス盤。
PLAYBUTTON 2012年6月27日 AQZD-50814 限定生産盤。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d Namie Amuro - Concentration 20 at Discogs Discogs. 2018年8月26日閲覧。
  2. ^ 1997年8月度ゴールドディスク認定”. 一般社団法人 日本レコード協会. 2020年5月18日閲覧。
  3. ^ ぴあ」1997年7月28日号7Pより。
  4. ^ a b c d ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1998年1月号袋とじ「SELF LINER NOTES '97」p.10より。
  5. ^ 安室奈美恵ディスコグラフィー日刊スポーツ。(インターネットアーカイブのキャッシュ)
  6. ^ 価格表記も¥2,913+税に変更されてある。
  7. ^ a b c d ブティック社刊「月刊歌謡曲」1997年9月号「安室奈美恵 ひとりごと。」p.15、「安室奈美恵 新たな物語は今始まった。」pp.215-226より。