DRIVECLUB

日本のレースゲーム

DRIVECLUB』(ドライブクラブ)は、Evolution Studiosが開発し、ソニー・コンピュータエンタテインメントより2014年10月9日に発売されたPlayStation 4レースゲーム

DRIVE CLUB
ドライブクラブ
ジャンル ソーシャルレーシング
対応機種 PlayStation 4
開発元 Evolution Studios
発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント
人数 1人(オンライン時1~12人)
メディア BD-ROM、ダウンロード
発売日 アメリカ合衆国の旗 2014年10月7日
欧州連合の旗 2014年10月8日
日本の旗 2014年10月9日
イギリスの旗 2014年10月10日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
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概要 編集

ゲームジャンルは「ソーシャルレーシング」となっており、ソーシャルメディアを利用したレーシングゲームを謳っている。F1インディカーのようなプロのレーシングではなく、ドライブが好きな仲間が集ってクラブを作り、競争したり、協力したりするレースゲームとなっている。

2015年6月30日より、PlayStation Plus会員に向けて、製品版へのアップグレードが可能な無料体験版の配信が開始された[1]

スピンオフ作品として、バイクレースを題材とした『DRIVECLUB Bikes』があり、『DRIVECLUB』のDLC版とスタンドアロン版の2種類が2015年10月29日から配信された[2]

2016年11月17日PlayStation VR専用版『DRIVECLUB VR』が発売された。

尚、2016年3月に開発元のEvolution Studiosは閉鎖している。[3] アップデートも2016年11月17日に行われたものが最後になったようである。[4]

2019年8月29日に全DLCの販売を終了した。また、2020年4月1日にオンラインサービスを終了することも発表された[5]

ゲーム内容 編集

オンラインで最大12人が同時に競走する「オンラインレース」は従来のレースゲーム同様にレースが楽しめる。

特徴的なのが最大6人のクラブを作成し、特定のポイントでのタイムやコーナリング精度などを競う「フェイスオフ」である。他のプレイヤーの記録を破ると「名声ポイント」が獲得でき、この名声ポイントの合計を所属クラブごとに競う。他のメンバーの記録はPlayStation Vitaで閲覧することも可能。名声ポイントの獲得によりドライバーズレベルやクラブレベルが上昇し、新しいマシンやアイテムが入手できる。逆に他のマシンや障害物に接触したり、コースアウトすると名声が減少する。

発売から月に1回ほどの割でアップデートがなされており、プレイヤーからの要望に応じたり、不満点の改善、コース・車種・モードの追加などが定期的に行われている。

また、有料のダウンロードコンテンツによっても車種やトロフィーが追加される。

評価 編集

4Gamer.netのUHAUHAは、2014年に発売されたPS4版について、「レースに特化した生粋のレースゲームとして作られている一方、マシンの挙動がカジュアルゲーム寄りであり、初心者には向いているかもしれないが、細かいところで詰めの甘さが見受けられた。」と評し、早急にマルチプレイの環境整備を望むと述べた[6]

出典 編集

  1. ^ PS4『DRIVECLUB(ドライブクラブ)』の多彩なソーシャル要素を紹介した最新動画が公開 電撃オンライン 2014年10月2日
  2. ^ 早苗月 ハンバーグ食べ男 (2015年10月29日). “バイクレースを楽しめる「DRIVECLUB Bikes」,「DRIVECLUB」用DLC版と単体起動版の2種類にて配信開始”. 4Gamer.net. 2016年1月17日閲覧。
  3. ^ Sony confirms closure of Evolution Studios” (2016年3月22日). 2018年7月17日閲覧。
  4. ^ 「DriveClub」が15コース追加の「最後」の大型アップデートを配信。” (2016年11月17日). 2018年7月17日閲覧。
  5. ^ DRIVECLUB オンラインサービス情報”. PlayStationオフィシャルサイト. 2020年2月27日閲覧。
  6. ^ UHAUHA (2014年11月1日). “PlayStation 4に待望のレースゲームが登場 DRIVECLUB”. 4Gamer.net. 2016年1月17日閲覧。

外部リンク 編集