Da.Me.Records(ダメレコーズ)は、かつて存在していた2004年設立のヒップホップインディーズ音楽レーベルである。通称ダメレコDMR

略歴 編集

首班のダースレイダーをはじめ、(当時)SMRYTRPSのMETEOR、環ROYの3人を中心に2004年3月に設立された[1]。「日常にもっと音楽を」がレーベルのテーマであり、CDアルバムを手頃な1000円で発売しているのが大きな特徴である[2]。2005年から2007年にかけて毎月1枚のペースでリリース。

クラブで日本語ラップがプレイされにくい現状を憂い、日本語ラップオンリーイベント「蝕」を自ら主催[1]。東京、大阪、神戸、名古屋、等の都市で開催された。2006年からは「月刊ラップ」シリーズを毎月発売している。当初は月刊誌に見立てた毎月発売のCDシリーズだったが、ヒップホップ専門誌「blast」の休刊を受けて、2007年6月号から本格的な雑誌形式へと移行。

2010年6月にダースレイダーが脳梗塞で倒れ、復帰後にリリースされた「MR.炭酸 & INDARA / SUPER LONG VACATION」がレーベルとしては最後のリリースとなり、以降ダースレイダーの個人事務所的な形態に移行。2013年4月末より、MC漢に乞われる形で鎖グループ傘下のレーベルBLACK SWANの代表兼所属MCに就任。

詳細は「漢 (ミュージシャン)#鎖グループ」を参照

主な活動 編集

  • フリースタイルバトルをはじめ、数多くのイベントを運営し東京アンダーグラウンドシーンの一翼を担っていた。
  • また地方アーティストのフックアップにも力を入れており、国産ヒップホップシーンにおいて異端的な展開を繰り広げていた。

関連アーティスト 編集

脚注 編集

  1. ^ a b もっと日常に音楽を!」を提唱し続ける新鋭レーベルDa.Me.Records!!”. エキサイトドロップ (2006年10月29日). 2007年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年7月17日閲覧。
  2. ^ Da.Me.Records”. 一ノ木 裕之 bounce タワーレコード (2005年8月18日). 2015年7月17日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集