ダイアナ・キング

Diana Kingから転送)

ダイアナ・キング: Diana King1970年11月8日 - )は、ジャマイカスパニッシュ・タウン出身のレゲエR&Bシンガーである。インド系ジャマイカ人の母とアフリカ系の父の下で生まれた。

ダイアナ・キング
生誕 1970年11月8日
出身地 ジャマイカの旗 ジャマイカ
セント・キャサリン教区
スパニッシュ・タウン
ジャンル レゲエR&B
職業 歌手
活動期間 1994年 -
公式サイト https://www.dianakingdom.com/

来歴 編集

アメリカラッパーであるノトーリアス・B.I.G.1994年に発表したアルバム『レディ・トゥ・ダイ』の収録曲「Respect」にゲスト参加した後、ソニーミュージックとレコード契約した。

1stアルバム『タファー・ザン・ラヴ』(Tougher Than Love)からの最初のシングルである「シャイ・ガイ」は、全米シングルチャート13位、全英シングルチャート2位[1]を記録し、世界で500万枚売れるヒット作となった。また、この曲は1995年の映画『バッドボーイズ』の主題歌となり、日本のラジオ局J-WAVEチャートでは1位を記録した。[2]

1996年には日本のレゲエ歌手、NAHKIとデュエットしたシングル、「I'll DO IT 〜愛のパトワ〜」を日本国内でリリースし、JALPAK I'LLのCMに使われた[3]1997年に2ndアルバム『Think Like A Girl』を発表した。このアルバムからシングルカットされた「小さな願い」(I Say a Little Prayer)(1967年ディオンヌ・ワーウィックのカバーで、映画『ベスト・フレンズ・ウェディング』のサウンドトラックへ収録された。)は、全米シングルチャートで最高38位を記録した[4]

同年のドキュメンタリー映画『When We Were Kings』のタイトルトラックを、ブライアン・マックナイトとデュエットした。1998年にはセリーヌ・ディオンブラウンストーン(Brownstone) と「トリート・ハー・ライク・ア・レディ」(Treat Her Like a Lady)を共演した。

1999年にはインドの5都市でツアーを行った。ゴアで、キングは「私がインドへ戻るとは思わなかった」と語っている。[5]

キングは、2000年マドンナのMaverick Recordsと契約し、2002年に3rdアルバム『Respect』を発表したが、アメリカではリリースされなかった。2007年にはドイツのレゲエ・シンガーであるジェントルマンの曲「The Light Within」を共作している。

2007年からは彼女自身のレーベルであるThinkLikeAgirlに所属し、音楽制作作業を行っている。また、毎年アジアツアーを行っている。

坂本九の『上を向いて歩こう』を日本語でカバーしている。

パーソナル・ライフ 編集

2012年にFacebook上でレズビアンだと告白した[6][7]

ディスコグラフィー 編集

アルバム 編集

  • タファー・ザン・ラヴ - Tougher Than Love (1995)
  • シンク・ライク・ア・ガール - Think Like a Girl (1997)
  • リスペクト - Respect (2002)
  • ウォリアー・ガール - Warrior Gurl (2010)

脚注 編集

  1. ^ Roberts, David (2006). British Hit Singles & Albums (19th ed.). London: Guinness World Records Limited. p. 302. ISBN 1-904994-10-5 
  2. ^ J-WAVE TOKIO HOT 100 監修『J-WAVE TOKIO HOT 100 ('88-'97) TOKIOヒットチャート・ヒストリー』音楽之友社、1997年。ISBN 9784276236394 
  3. ^ Diana King / ダイアナ・キング プロフィール”. ワーナー・ミュージック・ジャパン. 2015年6月28日閲覧。
  4. ^ Diana King - Awards”. allmusic. 2015年6月28日閲覧。
  5. ^ Indianexpress.com
  6. ^ https://www.facebook.com/notes/dianaking/yes-i-am-a-lesbian/10151076275753885
  7. ^ Jarchow, Boo (2012年6月29日). “Jamaican Singer Diana King Comes Out”. SheWired. Here Media. 2012年12月14日閲覧。

外部リンク 編集