E・B・ホワイト
E・B・ホワイト(Elwyn Brooks White 1899年7月11日 - 1985年10月1日[1])は、アメリカ合衆国ニューヨーク州マウントバーノン生まれの作家。
E・B・ホワイト | |
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生誕 | Elwyn Brooks White 1899年7月11日 アメリカ合衆国ニューヨーク州マウントバーノン |
死没 | 1985年10月1日 (86歳) アメリカ合衆国メイン州ブルックリン |
墓地 | ブルックリン墓地(メイン州) |
教育 | コーネル大学 |
職業 | 作家 |
配偶者 | キャサリン・サージャント |
署名 | |
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1921年コーネル大学卒業後、ニューヨークでいくつかの仕事に就いた後、雑誌『ザ・ニューヨーカー』のライターとなった。数々の評論・詩・小説を発表し、20冊もの本を出版した。
1938年に田舎に引っ越し、農場で動物たちに囲まれて生活。農場の動物をモデルとした物語を多数発表した。
1970年『スチュアート・リトル』『シャーロットのおくりもの』で、ローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞。いずれも映画化がされている。また、『白鳥のトランペット』が国際児童図書評議会で国際的にもっとも重要な文学作品として絶賛される。
他数々の輝かしい賞を受賞している。1985年10月他界。
参照サイト:Harper Collins Chidren's Books
親族編集
7歳上の妻キャサリンはザ・ニューヨーカー誌の編集者で、1927年にホワイトが原稿を持ち込んだのがきっかけで知り合い、彼女の推薦で同誌のライターとなり、1929年にキャサリンが前夫の弁護士と離婚してホワイトと再婚した。子供はキャサリンの連れ子に野球ライターのRoger Angellなどがおり、実子としては船舶工学士のJoel Whiteがいる。日本オリンピック委員会創設者のひとりである大森兵蔵は、キャサリンの伯母の夫で、ホワイトのエッセイ集『One Man's Meat』にも登場する[2][3]。
翻訳された著書編集
- こぶたとくも E.B.ホワイト 著,鈴木哲子 訳,G.ウイリアムス 絵 法政大学出版局 1953
- Sexは必要か ジェームズ・サーバー, E.B.ホワイト 共著,福田恆存, 南春治 共訳 新潮社 1953 (一時間文庫)
- 性の心理 J.サーバー, E.B.ホワイト 著,寺沢芳隆 訳 角川書店 1954 (角川新書)
- おちびさん E.B.ホワイト 著,谷村まち子 訳 中央出版社 1959
- シャーロットのおくりもの E.B.ホワイト 著,鈴木哲子 訳,G.ウイリアムス さし絵 法政大学出版局 1973
- ちびっこスチュアート E.B.ホワイト 著,鈴木哲子 訳,G.ウイリアムス さし絵 法政大学出版局 1975
- 白鳥のトランペット E.B.ホワイト 作,松永ふみ子 訳,エドワード・フラスチーノ 画 福音館書店 1976
- 英語文章読本 ウィリアム・ストランク, Jr. 原著,E.B.ホワイト 改訂増補・解説,松本安弘, 松本アイリン 訳・ノート 荒竹出版 1979
- 白鳥のトランペット E.B.ホワイト 作,エドワード・フラシーノ 絵,佐藤嗣二 訳 近代文芸社 1995
- スチュアートの大ぼうけん E.B.ホワイト 著,ガース・ウイリアムズ 絵,さくまゆみこ 訳 あすなろ書房 2000
- シャーロットのおくりもの E.B.ホワイト 作,ガース・ウイリアムズ 絵,さくまゆみこ 訳 あすなろ書房 2001
- いつだってそばに : wit & wisdom fromシャーロットのおくりもの E.B.ホワイト 作,ガース・ウイリアムズ 絵,さくまゆみこ 訳 クレヨンハウス 2006
- 白鳥のトランペット E.B.ホワイト 作,松永ふみ子 訳,エドワード・フラシーノ 画 福音館書店 2010 (福音館文庫)