ELP四部作

エマーソン・レイク・アンド・パーマーのアルバム

ELP四部作』(Works, Vol.1) は、エマーソン・レイク・アンド・パーマーアルバム。当初は、特に輸入盤を購入した者の間で、原題をそのままカナに当てた「ワークス」という呼称も使われていたが、現在では国内盤CD(紙ジャケット/K2HD盤等)のオビに記載されている「ELP四部作」という呼称が浸透している。

ELP四部作
エマーソン・レイク&パーマースタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル マンティコア
プロデュース グレッグ・レイク
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 9位(英国・オフィシャルチャート)
  • 12位(米国・ビルボードチャート
  • 13位(日本・オリコンチャート[1]
  • ゴールドディスク
  • Gold(英国・BPI)
  • Gold(米国・RIAA
  • エマーソン・レイク&パーマー アルバム 年表
    レディース・アンド・ジェントルメン
    (1974年)
    ELP四部作
    (1977年)
    作品第2番
    (1977年)
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    収録曲編集

    Disc 1 A面 ピアノ協奏曲第1番[2]
    再生時間合計 18:25
    #タイトル作詞作曲・編曲
    1.「a. 第1楽章:アレグロ・ジョコーソ」  
    2.「b. 第2楽章:アンダンテ・モルト・カンタービレ」  
    3.「c. 第3楽章:トッカータ・コン・フォコ」  
    Disc 1 B面[2]
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「今夜は愛の光につつまれて」  
    2.「セ・ラ・ヴィ」  
    3.「願わくは、み名の尊まれんことを」  
    4.「ノーバディ・ラヴズ・ユー・ライク・アイ・ドゥ」  
    5.「クローサー・トゥ・ビリーヴィング」  
    Disc 2 C面[2]
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「邪教の神、そして悪の精の踊り」  
    2.「L.Aナイツ」  
    3.「ニューオーリンズ」  
    4.「2声のインヴェンションニ短調」  
    5.「フード・フォー・ユア・ソウル」  
    6.「タンク」  
    Disc 2 D面[2]
    #タイトル作詞作曲・編曲時間
    1.「庶民のファンファーレ」  
    2.「海賊」  

    内容編集

    本作は、ELPのスタジオ録音アルバムとしては約3年半ぶりの新作にあたる。ただし厳密に言えば、ELPとしての作品はD面(ディスク2の後半)だけであり、他の3面は各メンバーのソロ作品が収録されている。ELPで制作したD面の2曲の内、アーロン・コープランドの曲をアレンジした「庶民のファンファーレ」は3人だけで演奏され、オリジナルの「海賊」は3人の演奏+オーケストラという構成になっている。各メンバーのソロ作品は基本的にオーケストラや他のミュージシャンとの演奏であり、カール・パーマーの「L.A.ナイツ」でキース・エマーソンが参加している以外は相互の参加はない。

    参加アーティスト編集

    全体的にオーケストラが参加している他、主だったところでは、キース・エマーソンの「ピアノ協奏曲」にジョン・メイヤーがオーケストラアレンジで、グレッグ・レイクの作品にピート・シンフィールドが作詞で、カール・パーマーのL.A.ナイツにジョー・ウォルシュがギターとシャウト・ヴォイスで参加している。

    経緯編集

    1974年のワールドツアー終了後、キース・エマーソンはすぐに自作のピアノ・コンチェルトの制作にとりかかる。録音を終えグレグ・レイクに聴かせたところプロモーションはどうするのか聞かれ、キースはソロで行うと答えた。が、グレッグがオーケストラを3人で使い回すのがよいのではないかと提案をうけ、ELPのアルバムとして発表することになった。「海賊」はもともと映画のサウンドトラック用に書かれていた曲だが、バンド用の曲が必要となったことで取り上げられ歌詞もつけられた。「庶民のファンファーレ」は、当時ドリームマシンといわれた最高級ポリフォニックシンセサイザーであるヤマハGX-1をバンドで初めて試す時に演奏され、グレッグはキースには知らせずテープを回していたらしい。

    評価編集

    イギリスでは最高9位、アメリカでは第12位を獲得した。なお、ELPのアルバムとしては最後のトップ10入りとなっている。

    また、「庶民のファンファーレ」が3分程度に編集されてシングル・カットされ、イギリスのシングル・チャートで2位まで上昇している。ELP最大のヒット曲となった。

    脚注編集

    1. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.93
    2. ^ a b c d Amazon|ELP四部作|エマーソン・レイク・アンド・パーマー|ロック|音楽”. 2018年4月14日閲覧。